M&A の仲介事業を行う株式会社Success Holders取締役会長・畑野 幸治氏が、新刊『創業者利益の確保&会社の持続的な成長を両立 成長戦略型段階的M&A 』を9月1日発売!

株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:久保田貴幸)は、新刊「創業者利益の確保&会社の持続的な成長を両立 成長戦略型段階的M&A 」(著者:畑野 幸治 )を9月1日に発売いたしました。
『創業者利益の確保&会社の持続的な成長を両立 成長戦略型段階的M&A』詳細

書籍内容

M&AとIPOの“いいとこ取り"で
企業の持続的成長を実現!

「第三者の経営参画で既存の経営体制から脱却」
「M&Aで得られた資金で新規事業を立ち上げ」
「株は100%売却。ストックオプションで二段階目の利益を」
M&AとIPOの組み合わせで会社を成長させる
「成長戦略型段階的M&A」を徹底解説。

M&A(株式譲渡、事業譲渡など)とIPO(株式公開)は、
企業を持続的に成長させたい経営者にとって有力な選択肢の1つであり、
それぞれに特徴やメリットがあります。
M&AとIPOを段階的に行う「成長戦略型段階的M&A」は、
両者のメリットを享受できる手法です。
M&Aの買い手企業の経営参画は事業価値の向上につながり、
創業経営者は創業者利益を確保しながら会社を成長させていくことができます。
本書では、連続起業家であり自身もM&Aによる成功体験をもつ著者が、
M&AとIPOの特徴やメリットを紹介したうえで、
「成長戦略型段階的M&A」を成功させるための方法や押さえておくべきポイント、
注意点などを解説しています。
実際の成功事例も交えながら、企業の成長戦略を実現する方法を伝えます。

目次

はじめに

第1章 事業の拡大&多角化、グローバル展開、
社員のモチベーションアップ
次の成長ステージにいかにして進むか

・持続的成長こそ企業が求めるべき唯一の道
・会社は成長をしなければ衰退するしかない
・持続的成長とは、持続的に壁を乗り越えていくこと
・企業の成長を阻害する7つの壁
1経営者自身の壁
2人材採用の壁
3ガバナンス・内部統制の壁
4市場の成長またはビジネスモデルの壁
5国内市場や取引先の壁
6外部環境激変の壁
7ファイナンスの壁
・創業経営者は、経営者であると同時に創業者=株主=投資家でもある
1IPO(株式公開)
2M&A(株式譲渡、事業譲渡など)
3親族などへの事業承継
4廃業・清算
・成長の壁を乗り越えさせてくれるIPOのメリット
・創業者にとってのIPOのメリット
1保有株式の価値上昇による資産増大
2株式の流動性の獲得
・会社にとってのIPOの注意点やデメリット
1上場審査をクリアするまでの手間や費用などのハードルが高い
2上場後も費用や手間が掛かる
3パブリックカンパニーとしての責務が課せられる
4株主からの要求に応え続けなければならない
5敵対的な株主への対策が必要になる
・創業者にとってのIPOの注意点やデメリット
・IPOは経営者としての「ゴール」ではない
・M&Aの目的と会社にとってのメリット
1成長戦略型M&A
2事業承継型M&A
3救済型M&A
・M&Aの買い手にとってのメリット
・M&Aイグジットによる創業者のメリットの第一は、対価が得られること
・その他の創業者のメリット
1会社債務への個人保証が外せる
2将来の収益を確定できる
・M&Aの注意点とデメリット
1会社にとって期待していたシナジーが得られないリスク
2単独でのIPOが難しくなる
3創業者利益のアップサイドが限定される

第2章 創業者利益を得ながら経営に参画し、会社を成長させる
「成長戦略型段階的M&A」

・IPOとM&Aの“いいとこ取り"を実現する「成長戦略型段階的M&A」
1PEファンドへの株式売却によるM&A(一段階目)
2PEファンド保有期間中の企業価値向上
3IPOやトレードセール(二段階目)
・創業者のイグジットメリットを数値例で確認
・M&Aのみのケース、直接IPOをするケースと、成長戦略型段階的M&Aとの比較
・ほかにもある、成長戦略型段階的M&Aによる創業者のメリット
・会社にとって、成長戦略型段階的M&Aは二段階成長戦略
・ストックオプションの発行で社員に報いる
・二段階目のもう一つのイグジット、トレードセールとは
・成長戦略型段階的M&Aのデメリット、注意点など

第3章 M&Aプレイヤーとして存在感を増している
「PEファンド」――
成長戦略型段階的M&AでPEファンドが果たす役割

・そもそもファンドとは
・投資ファンドの種類
投資型ファンドと事業型ファンド
市場性がある対象に投資するファンド
非上場企業に投資するファンド
バイアウトファンド(狭義のPEファンド)
ベンチャーファンド
再生ファンド
アクティビストファンド
・PEファンドのビジネス
ファンドレイズとファンド組織
・PEファンドのパフォーマンスを測るハードルレートと内部収益率(IRR)
・PEファンドは投資対象の価値最大化を図る
・PEファンドは“儲け主義"か?
・PEファンドは価値を向上させられる確信がある会社にしか投資をしない
・PEファンドが用いるLBO(レバレッジド・バイアウト)スキームとは
・LBOの利用により、買収価格の上限が上がる
・売り手企業にとってのLBO融資の注意点
・PEファンドが行うハンズオンとはどんなものか
1戦略系施策
2人材系施策
3ファイナンス系施策
4バックオフィス・オペレ―ション系施策
・PEファンドの特徴や個性を見極めることが重要
・PEファンドによるM&Aと事業会社によるM&Aの違い
1M&Aの目的の違い
2企業価値向上プロセスと経営独立性の違い
3投資期間の違い
4役員や社員の受け止め方の違い
5バリュエーション(企業価値評価)の幅の違い
・PEファンドとベンチャーキャピタルとの違い
1投資対象企業
2投資スキーム
3投資数と持分割合
4ハンズオンの程度
・PEファンドとコンサルタントの違い

第4章 成長戦略型段階的M&Aを確実に成功させるための必須知識
M&Aの実行プロセス

・M&Aのスキーム(ストラクチャー)
株式譲渡
事業譲渡
会社法上の組織再編行為(合併、会社分割、株式交換、株式移転)
・M&Aのプロセス(1)検討フェイズ
最初に確認しておきたい「何のためのM&Aか」
初期の財務診断からアドバイザリー契約締結へ
・株主構成の確認、対策は早めに実施する
・M&Aのプロセス(2)交渉フェイズ
・入札方式の場合
交渉を進めるPEファンドを選定するポイント
・基本合意書の締結
・M&Aのプロセス(3)契約フェイズ
デューデリジェンス(買収監査)とは
財務DD
法務DD
COC(チェンジ・オブ・コントロール)条項
ビジネスDD
・M&Aの山場、最終契約書の作成
M&A後のリスクを規定する「表明及び保証」条項
表明保証以外に問題となりがちな論点
クロージング
・会社の譲渡価格はどのように決まるのか
・株主価値の基本的な考え方
割引現在価値(正味現在価値)とは
企業価値と株主価値はどう違うのか
主な株主価値算定理論
・「時価純資産価額+営業権法」(コストアプローチ)
・「類似会社比較法(EV/EBITDA倍率方式)」(マーケットアプローチ)
倍率の比較
・DCF法(インカムアプローチ)
・なぜ複数の株式評価方法があるのか
・実際の譲渡価格の決定

第5章 事例で見る「成長戦略型段階的M&A」
M&Aを成功させた3社の事例を紹介

・【事例1】創業メンバーが減り事業が踊り場になった時、M&Aを選んだA社
去っていく創業メンバーや優秀な社員
事業会社へのM&Aや直接IPOではなく成長戦略型段階的M&Aを目指す
面談で感じたPEファンドの姿勢の差
PEファンドにより補填された新メンバーに驚いたこと
「投資をしてくれたPEファンドに損はさせたくない」
・【事例2】社員採用の壁を乗り切るため、IPOを目指してM&Aを実現したB社
社員ファースト経営
経営者として感じた壁を乗り越えるため、社長を降りる
第2創業期を経て、IPOを目指す
成長戦略型段階的M&Aへ
数字ではなく真意を理解してもらえたことが決め手に
自由に使える資金を得て、新しい文化の創造へ
・【事例3】将来1000億円企業の経営をするために、経営者人生のリセットを図ったC社
同僚や後輩を引き連れての起業
経営者としての成長に限界を感じる
M&A仲介業界に感じた不信
企業文化を残すための必要最低限のハンズオン
マリッジブルーならぬ、“M&Aブルー"で取引中断に
株は100%売却し、ストックオプションで二段階目のイグジットを目指す

第6章 「創業者利益の確保」&「会社の持続的な成長」を両立
パートナー選びがM&Aの成否をわける

・M&A仲介会社とは
・M&A仲介会社に支払う費用、報酬体系
・M&A仲介会社とFA(ファイナンシャル・アドバイザー)の違い
・M&A仲介会社を選ぶ際のポイント
1M&A仲介会社の基盤・体制
2アドバイザーのレベル
3自社の業種・業界での実績
・M&A仲介会社選びに失敗しないためのコツ

おわりに

書籍概要

書籍名 :創業者利益の確保&会社の持続的な成長を両立 成長戦略型段階的M&A
著者:畑野 幸治
価格:1650円(税込)
体裁 :220ページ
ISBN-10:434493220X
出版社 :幻冬舎メディアコンサルティング
URL:https://wadainohon.com/books/978-4344932203/

著者プロフィール

■ 畑野 幸治/ハタノ コウジ

1983年生まれ。東京都出身。
大学在学中よりインターネット広告事業を手掛け、
2007年4月に株式会社Micro Solutionsを設立して代表取締役に就任。
その後、2011年9 月に株式会社BuySell Technologiesが現在運営する
ネット型リユース事業を創業。
2017年8月、株式会社BuySell Technologiesで立ち上げた
M&A仲介事業をスピンアウトして株式会社fundbookを設立し、代表取締役CEOに就任。
2017年9月、保有していた株式会社BuySell Technologiesの株式を
株式会社ミダスキャピタルへ譲渡。
2019年12月11日、JASDAQに上場している株式会社ぱどの株式72.56%を
個人でのTOBによって取得。
また、同月18日には上記の株式会社BuySell Technologiesが東証マザーズへの上場を
果たしている。
2020年2月18日、株式会社ぱど(現・株式会社Success Holders)の取締役会長就任。

会社概要

商号 : 株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング
代表者 : 代表取締役 久保田貴幸
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7
設立 : 2005年6月27日
資本金:42,250千円
事業内容 : 出版を通じた企業のブランディング支援・コンサルティング業務
URL :https://www.gentosha-mc.com/

本記事に関する問い合わせはこちら

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〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号
TEL:03-5413-0701
URL :https://www.gentosha-webma.com
E-Mail:info@gentosha-webma.com

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