MJSのSaaS型クラウドERP新製品『LucaTech GX Lite』を11月より提供開始
~オートメーション・リアルタイム・シェアリングを実現し、経理実務の最小化と経営判断の迅速化・高度化を支援する新システム~
財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売する株式会社ミロク情報サービス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:是枝 周樹、以下「MJS」)は、SaaS型のクラウドERP新製品『LucaTech GX(ルカテック ジーエックス)』を開発し、中小企業向けエディションとなる『LucaTech GX Lite(ルカテック ジーエックス ライト)』を2025年11月28日(金)より提供開始します。

経済・社会におけるデジタル化の急速な進展や、人手不足、多様な働き方の広がり、物価変動といった経営環境の変化により、中小企業においては一層の業務効率化と、柔軟で迅速な経営判断、経営基盤の強化が求められています。MJSが本年7月に企業・事業主を対象に行った「会計事務所白書2025業務デジタル化の進捗と課題」調査結果においても、企業・事業主がデジタル化に取り組む理由として「生産性・効率化」「業務の最適化」「人材不足を補う」ことが多く挙げられています(※1)。
また、テレワークやリモートワークなどの働き方の変化、サイバー攻撃や自然災害からのBCP(※2)などを背景に、バックオフィス業務における業務システムのクラウド化への関心が高まっています。
このような背景を踏まえ、新たに提供を開始する『LucaTech GX』は、堅牢なMicrosoft Azureプラットフォーム上で利用できるSaaS型のクラウドERP製品です。パソコンにアプリケーションをインストールすることや更新作業の手間なくWebブラウザから「いつでも・どこからでも」利用できます。
長年にわたりお客さまにご利用いただいているMJSのERP製品における財務・会計、資産管理などの各システム(モジュール)の豊富な機能や使いやすさなどの強みを土台に、『LucaTech GX』は“クラウドとAIの活用による「オートメーション」「リアルタイム」「シェアリング」を実現し、経理実務の最小化と経営判断の迅速化と高度化を支援するシステム”をコンセプトに、より洗練された財務会計、固定資産、ワークフローなどの業務システムを提供します。
『LucaTech GX』は、大企業での多数のユーザーによるグループ利用を前提に、システムアーキテクチャ(基本構造)や搭載機能を設計しています。一方で、中堅企業・中小企業でも利用可能なように、サイズダウンした構造を採用しており、企業規模に応じた柔軟な対応が可能です。本製品は、3つのエディションで展開します。各エディションは、企業規模によって必要となるマスタや仕訳、物件などの登録件数の上限、およびオプション機能の利用可否によって、最適化しています。
まずは、中小企業において業務プロセスのIT化やDXへの対応が喫緊の課題となっておりますので、中小企業を対象としたサブスクリプション型の『LucaTech GX Lite』から提供を開始します。主に中規模企業向けの『LucaTech GX Standard(ルカテック ジーエックス スタンダード)』、および主に中堅企業向けの『LucaTech GX Premier(ルカテック ジーエックス プレミア)』の2つの上位エディションも順次展開予定です。また、全てのエディションにおいて、機能やサービスの段階的な拡張も進めていきます。
今後、DXコンサルティングサービスを通して、全国に広がる33の拠点網から本製品を提供し、お客さまの業務効率化、生産性向上、DX推進を支援し、中堅・中小企業の経営の高度化ならびに企業価値向上に向け貢献してまいります。
※1 「会計事務所白書2025」詳細:https://www.accnt.jp/report/2025/
※2 Business Continuity Plan(事業継続計画)
■『LucaTech GX』のシステム概要
〇コンセプト
クラウドとAIの活用により「オートメーション」、「リアルタイム」、「シェアリング」を実現し、経理実務の最小化と経営判断の迅速化と高度化を支援するシステム
〇3つのエディションの推奨企業規模

〇2025年11月28日より提供する『LucaTech GX Lite』の業務システム(業務モジュール)の主な機能
■株式会ミロク情報サービス 代表取締役社長 是枝 周樹 よりコメント

「MJSは「中期経営計画Vision2028」において、「ビジネスモデル変革と新しい価値創出へのチャレンジ」を掲げています。中でも、ビジネスモデルのサブスク・クラウド化を進め、SaaS型ERPソリューションの創出を目指しており、『LucaTech』はまさにそれを実現する製品です。その期待を込めて、“複式簿記の父”と言われる数学者“Luca Pacioli”と“Technology”を組み合わせ、信頼感の高い技術をイメージする製品名を命名しました。今後も機能追加を継続し、お客さまに喜んでいただける新しい価値を提供することで、その成長と発展を支援してまいります。」
■株式会社ミロク情報サービス(MJS)について(https://www.mjs.co.jp/)
全国の会計事務所と中堅・中小企業および小規模事業者に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供しています。現在、約8,400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供しています。また、財務を中心としたERPシステムを利用する約18,000社の中堅・中小企業をはじめ、約10万社の企業ユーザーを有し、各種ソリューションサービスの提供および企業の経営改革、業務改善を支援しています。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ミロク情報サービス
社長室 経営企画部 広報・IRグループ 宮城・安藤
Tel:03-5361-6309
Fax:03-5360-3430
E-mail:press@mjs.co.jp




















