【熱海支援】避難所と学童を結ぶ移動支援スタート

    土石流の被害にあった児童・生徒へ学用品も提供

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    2021年7月19日 14:40
    土石流の被害にあった伊豆山地区にて
    土石流の被害にあった伊豆山地区にて

    災害支援を専門とする民間組織「公益社団法人Civic Force(シビックフォース)」(東京都渋谷区、代表理事: 根木 佳織)は、令和3年豪雨災害支援活動の一環で、このたび静岡県熱海市・伊豆山地区の土石流被害にあった児童・生徒の学用品支援と移動支援を実施します。

    土石流が発生した伊豆山地区では、発生から2週間を経た今も車両の立ち入りが規制され、路線バスも入れない状態が続いています。被災地にある市立伊豆山小学校では、通学路の安全確保が難しいことなどから、市内2つの公共施設に児童を分散し、12日に授業を再開しましたが、全校児童54人のうち、半数近くが避難所や親戚宅などからの通学を余儀なくされています。また、熱海中学校の生徒20人も避難所から登校しています。

    「土石流で学用品を失ってしまった」

    「学校や学童までの距離が遠くなり、移動が大変」

    伊豆山地区などでの調査活動の中で、そんな声を聞き、Civic Forceは、以下の支援を開始しました。詳細は以下の通りです。

    1 学用品・生活用品支援:

    伊豆山小学校と熱海中学校の児童・生徒を対象に、体操着、ジャージ、ベルト、靴などの衣料品、教科書などを支援

    2 移動支援:

    7月19日(月)から毎日(日・祝を除く)、朝1便・夕方2便運行。13名程度予定。ミニバン(協力:熱海第一交通株式会社)を利用人数に合わせて調整

    <19日行程>
    行程(朝):8:00避難所→8:25伊豆山バス停→8:30アビタシオン前→8:40七尾団地→8:55泉学童
    行程(夕):15:50泉学童→16:05七尾団地→16:15アビタシオン前→16:20伊豆山バス停→16:45避難所

    ※夕方の第2便は16:50頃に泉学童発。20日以降、避難所が変更となるためルートは変更される可能性があります。

    ◆本件に関する問い合わせ先: 公益社団法人Civic Force 

    TEL: 070-1217-7707(大塚英二、井上玲奈@熱海) 
    FAX: 03-5213-4929
    Email: pr@civic-force.org 
    URL: http://civic-force.org/

    公益社団法人Civic Forceとは

    国内の大規模災害支援を専門とするプロフェッショナルチームです。企業や行政、NGOとの連携を通じて、いち早く被災地に入り、迅速で質の高い支援を実現します。東日本大震災以降、度重なる災害でいち早く出動して緊急支援活動を展開。2019年からは空飛ぶ捜索医療団ARROWSプロジェクトに参画し、佐賀や広島のNPO団体と協力して捜索救助や救急医療、空からの支援体制の強化をはかっています。これまでの緊急支援の実績は、以下の通りです。熱海の土石流被害に対しては7月5日から調査員を派遣して、物資や弁当提供などの緊急支援活動を展開。                      

    ・2012年7月:九州北部豪雨支援
    ・2014年8月:広島土砂災害支援
    ・2015年9月:関東大雨災害支援
    ・2016年4月:熊本地震支援
    ・2017年7月:九州北部豪雨支援
    ・2018年7月:西日本豪雨支援
    ・2018年9月:北海道胆振東部地震支援
    ・2019年10月:台風19号支援(継続中)
    ・2020年7月:九州豪雨支援(継続中)
    ・2021年1月:新型コロナウイルス緊急支援(継続中)

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