日本BLS協会、国際標準指導員技能を利用した 医療シミュレーション指導員養成を開始

    ~ 医療職向けシミュレーショントレーニングで教育にもエビデンスを ~

    企業動向
    2012年4月3日 09:30

    日本BLS協会(本部:神奈川県横浜市 タローコーポレーション株式会社内、代表:青木 太郎)は、研修・パフォーマンス・インストラクションの基準に関する国際組織ibstpi(本部:米国ミシガン州、代表:Catherine M. Sleezer、以下 ibstpi)が策定した国際標準指導員技能(Instructor competency)使用の許可を受け、医療職向けシミュレーショントレーニングの指導員育成に活用することを発表いたします。

    ibstpiの使用許可を受諾


    ■シミュレーショントレーニング活用による効果
    国際標準指導員技能が定義する5つの領域にまたがる18の技能セットを使うことによって、指導員として必要な知識や技術を短期間で網羅的に学ぶ道が開かれたことになります。
    チーム医療推進の気運が高まる中、異職種間のチームトレーニングの指導には困難があることも知られるようになってきました。日本BLS協会は国際標準指導員技能を使うことにより、ハイパフォーマンス指導員の短期育成を目指していきます。


    ■日本BLS協会代表の青木 太郎の言葉
    「今まで職人芸的に指導が上手い指導員は多くいましたが、それらの技能を標準的に評価し育成する手段が無く、主観的に語られるばかりでした。ibstpiの国際標準指導員技能を使うことによって、成人教育学に則った科学的裏付けのある指導員技能を提供することが出来るようになります。」


    ■ibstpiの理事の一人である鈴木 克明の言葉
     (熊本大学大学院教授システム学専攻長、米国フロリダ州立大学博士:教授システム学)
    「ibstpiは、教育専門職の地位向上を目指して活動している非営利団体で医療の世界でもAHAや日本医療教授システム学会が採用するなど実績があります。」


    ■日本BLS協会について http://blsjapan.com/
    設立  :2006年7月
    所在地 :〒220-0035
         神奈川県横浜市西区霞ヶ丘34 タローコーポレーション株式会社内
    代表者 :青木 太郎
    対象職種:医師、看護師、救命士、コメディカルスタッフなど
    業務内容:医療職向けに患者急変シミュレーショントレーニングを提供
         アメリカ心臓協会(本部:米国ダラス州)と契約を締結し、
         各種シミュレーションコースを医師/看護師などの医療職に提供


    ■ibstpiとは http://www.ibstpi.org/
    International Board of Standards for Training, Performance and Instruction
    指導技術に関する国際標準化機関で、世界各国の教育工学研究者からなる非営利団体