グンゼがデータレイク構築にアシスト提供の「AWSデータレイク...

グンゼがデータレイク構築にアシスト提供の「AWSデータレイク構築スタートアップ支援」と「Syncsort DMExpress」を採用

~データレイクに蓄積された情報を横断的に活用してDXを推進~

株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下:アシスト)は、グンゼ株式会社(本社:大阪府大阪市、URL: https://www.gunze.co.jp/ 、以下:グンゼ)が、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上でのデータレイクの活用に向けて、アシストが提供する支援サービス「AWSデータレイク構築スタートアップ支援」、および超高速ETLツール「Syncsort DMExpress」(開発元:米Precisely(旧Syncsort Incorporated)、以下:DMExpress)を採用したことを発表します。

誰もが利用可能な全社データ活用基盤を確立し、課題解決に専念できる仕組みを整備

創業から125年、常に新しい分野へ挑戦してきたグンゼは、時代のニーズを先読みし、“ここちよさ”にこだわった製品で世の中を支えています。受け継がれてきた創業の精神は1本の糸から医療分野まで広がり、この“ここちよさ”のDNAをさらに多様な事業の創造・成長・拡大に向けるために、グンゼでは、積極的なIT活用に取り組んできました。しかし、従来の環境ではデータの入手や準備に手間がかかる、データを結合・整理するための作業負担が大きいといった課題の顕在化に加え、システムごとにデータを抽出する方式や形態が異なることから、標準的なデータ活用手順の確立が求められていました。そこで、データの加工・整理の負担を減らし、課題解決に専念できるような環境整備を目指して、新たな情報活用環境の構築に着手しました。

WS上のデータレイクに全てのデータを蓄積、BIツールで素早く可視化

グンゼでは、データ分析の源泉となるシステムを意識せず、全てのデータを蓄積して横断的に活用できるデータレイクに着目し、容量の制約がないこと、コストパフォーマンス、BIツールなど様々な周辺システムと連携できる汎用性の3点を評価して、AWSが提供するAmazon S3を採用しました。BIツールもAWS上で稼働させることで、AWS上のデータレイクに蓄積されたデータから、より長い期間からの傾向把握、明細データからの新たな知見を得ることができ、新しい分析をすぐに始められる環境の整備を目指します。

 AWS上でのデータレイクの初期構築に関しては、アシストが提供する支援サービス「AWSデータレイク構築スタートアップ支援」を採用しました。グンゼグループのアウトソーシング事業を担うG&Uシステムサービス株式会社(本社:大阪府大阪市、URL: https://www.guss.co.jp/ 、以下:G&Uシステムサービス)では、グンゼからAWS技術者の育成を期待されていた背景もあり、Amazon S3、AWS Gule(もしくはAWS Lake Formation)の設定/構築に関するトレーニングやスキルトランスファー型の技術支援サービスを活用し、データレイク構築に関するノウハウを短期間で習得することを目指しています。

 また、基幹システムからのデータ収集とAmazon S3へのデータ格納や、Amazon S3に蓄積される生データの加工/整形に利用するためのデータ加工/データ連携基盤として、開発生産性の高さやファイル連携による運用面の利便性等から「DMExpress」を採用しました。ゆくゆくは基幹システムのCOBOLで実行している一部のバッチ処理基盤の置き換えにも「DMExpress」の活用を予定しており、G&UシステムサービスはDMExpressの開発、運用も担当します。アシストは、豊富なノウハウを活かしたオンサイトによる開発支援や、専任のサポートメンバーによるサポートサービスの提供を通し、グンゼの情報活用を支援していきます。

ビジネス上の期待効果

グンゼでは、全社データ活用基盤の整備により、分析工程の無駄を省き、意思決定にかかる時間を短縮化し、各種施策の実行スピードが向上するものと期待しています。その結果として、売上向上や生産性向上など経営に直結する効果発揮を目指します。

■「AWS データレイク構築スタートアップ支援」について

AWS上でのデータレイクは、Amazon S3とAWS Glue(もしくはAWS Lake Formation)を使用して構築します。Amazon S3では容量無制限にデータを蓄積することができますが、単にデータを蓄積するだけではどのようなデータが存在するか分からず、将来の要件に対して柔軟にデータを活用することができません。そのため、AWS Glueを使用してデータカタログを作成し、データレイクにどのようなデータ項目がどのような形式で蓄積されているかを把握できるようにします。「AWSデータレイク構築スタートアップ支援」は、上記のAWSサービスの使い方や考え方、パフォーマンスやコストを意識した設定などを、Amazon Athenaも交えてデモンストレーションを行いながらレクチャーし、データレイク構築におけるファーストステップを支援します。

URL: https://www.ashisuto.co.jp/cloud/aws/

■「Syncsort DMExpress」について

パフォーマンスに特化したソフトウェアを50年以上開発しているPrecisely社の“最も賢い超高速ETL”DMExpressは、データ結合やソート、マージ処理が伴うバッチ処理、またデータウェアハウス、データマート構築時のデータ結合処理などのETL処理開発に威力を発揮するETLツールです。独自の高速処理アルゴリズム、並列処理などにより、システム資源を最大限に有効活用してバッチ処理時間を劇的に短縮します。メインフレーム環境からのダウンサイジング時に課題となる高速性と安定性を確保し、コモディティなオープン環境でもメインフレームと同等以上のパフォーマンスを実現します。アシストは、通信、金融、公共業界をはじめ3,900ライセンス、410社以上の導入実績を誇ります。

URL: https://www.ashisuto.co.jp/dmexpress/

■「AWS データレイク構築スタートアップ支援」に関するお問い合わせ

株式会社アシスト クラウド技術本部 担当:佐伯
TEL:03-5276-3652
URL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/aws_enquiry.html?utm_source=aws1

■「Syncsort DMExpress」に関するお問い合わせ

株式会社アシスト ビジネス推進本部 担当 宇野
TEL:03-5276-3653
URL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/dmexpress.html

■ニュースリリースに関するお問い合わせ

株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL: https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

※アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon S3、AWS Glue、およびAWS Lake Formationは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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