障害ある方が「AI・機械学習」「データサイエンス」など先端I...

障害ある方が「AI・機械学習」「データサイエンス」など 先端ITを学べるIT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」の 2拠点目を横浜に7月開所  96%が「ITスキル向上」を実感、大手企業への就職者も多数輩出! 6月15日より応募受付開始

総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)傘下で障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルチャレンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:井上 雅博、以下 パーソルチャレンジ)は、IT特化型就労移行支援(※)事業所「Neuro Dive(ニューロ ダイブ)」の2拠点目となる「Neuro Dive 横浜」(神奈川県横浜市)を2021年7月1日に開所、6月15日より利用者の応募受付を開始します。当初定員20名を募集し、設立初年度は15名、2年目以降は年間20名の先端IT領域就職者輩出を目指します。


Neuro Dive


「Neuro Dive」ホームページ: https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/


※就労移行支援:障害者総合支援法に基づく福祉支援サービス。65歳未満の身体、知的、精神障害、難病のある方で、一般企業への就職を希望する方に対し、最長2年間、就職に関する相談や就労に必要なスキルの訓練、就職活動支援、就職後の定着支援が受けられる。



■背景

(1)先端IT領域の人材不足は、2030年に約54.5万人へ拡大。売り手市場へ障害ある方の職域拡大・就労を支援

産業構造の変化やテクノロジーの進化を背景に、多くの企業がDX(※1)を加速させる中、AI・機械学習、データサイエンスなど先端IT領域における人材は、2030年に約54.5万人不足すると試算されています(※2)。

一方で、障害ある方の就労においては、障害特性によっては先端IT領域の専門職種などで活躍できる方が多数いらっしゃるにもかかわらず、これまで職域が一部に限定されがちでした。


※1:デジタルトランスフォーメーションの略

※2:経済産業省委託事業 みずほ情報総研「IT 人材需給に関する調査」(2019年3月) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf


(2)国内初「Neuro Dive 秋葉原」の支援実績:未経験から最短5カ月で大手企業の専門職種へ就職者を輩出

そこで「Neuro Dive」は、国内初の(※3)IT特化型就労移行支援事業所として、2019年11月秋葉原に開所、障害ある方の先端IT領域への職域拡大・就労を支援してきました。開所以来、全国から1200件以上のお問い合わせ・見学希望をいただき、先端IT領域のスキル習得・キャリア実現の場所として注目をいただいています。


※3:開設当時、自社調べ


「Neuro Dive 秋葉原」の現在までの延べ利用者数は27名、うち8名は、大手企業のAI、データサイエンス、デジタルマーケティングなどの職種で就職が決定(IT職未経験者7名。最短者は未経験から5カ月で就職決定)しています。

先端IT領域に精通したテクニカルスタッフと、国家資格を保有し障害ある方の就職支援に精通したキャリアコンサルタントをそれぞれ配置し、一人ひとりの特性や意向に合わせた学習計画~就職までを支援、未経験からでも自分に合ったペースで学習できるため、着実にスキルを習得いただいています。また、企業が自社で実際に行っている業務を解説・実習する特別出張講座を実施するなど、就労につながる支援も積極的に行っています。


Neuro Dive秋葉原


<内定者実績 ※一部>

・内定者情報

G.Yさん(30代)

Neuro Dive秋葉原の利用期間:1年

障害名          :広汎性発達障害

前職           :公務員(事務系)

内定先          :大手IT企業 研究開発系データサイエンティスト


・インタビュー

2021.02.24「自分の能力を活かせる場所はある。先ずは自分を知ることから始めてほしい」

https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/blog/blog_210224.html


・内定者情報

A.Nさん(30代)

Neuro Dive秋葉原の利用期間:1年2カ月

障害名          :注意欠陥・多動性障害(ADHD)・

              自閉症スペクトラム障害(ASD)

前職           :エンジニアサポート業務

内定先企業での担当業務  :人事データ可視化・分析業務


・インタビュー

2021.03.15「出来ないことがあっても諦めなくていい、自分に合う形を見つけていってほしい」

https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/blog/blog_210315.html


・内定者情報

M.Mさん(40代)

Neuro Dive秋葉原の利用期間:1年5カ月

障害名          :鬱病

前職           :ITエンジニア

内定先          :三菱ケミカル株式会社


・インタビュー

2021.05.18「受け身ではなく、Neuro Diveをうまく使うぐらいの気持ちで挑んでほしい」

https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/blog/blog_210518.html


(3)神奈川県は、障害者雇用の対象企業数が全国4位、かつ先端IT領域人材の就業先も見込み

今回の進出先である神奈川県は、障害者雇用促進法で定める雇用の義務が発生する対象企業数が全国4番目に多い、4,815社となっています(※4)。また、事業所所在地となる神奈川県横浜市のIT事業所数は3,000を超え、世界的にも有名なエレクトロニクスメーカーや研究開発拠点が集積していることから、先端IT領域の専門職人材の就業先が多く見込めます(※5)。また大学や関連機関も多く、人材を育成する就労移行支援機関の運営において、シナジーを生み出せる地区であると考えます。

神奈川県横浜市の人口は約370万人と、特別区を除く政令指定都市の中で最も人口が多く、利用対象者からの「Neuro Dive」へのお問い合わせも多くいただいていたこともあり、今回、2拠点目を横浜に開所することを決定しました。


※4:厚生労働省「令和2年 障害者雇用状況の集計結果」 https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/000747732.pdf

※5:神奈川県横浜市公表データ(2021年4月時点) https://yokohama-city.de/jp/


パーソルチャレンジは「Neuro Dive」を通じて、不足する先端IT領域における障害者の新たな職域拡大・活躍機会の創出に貢献、障害者個人と企業双方の課題解決を目指します。



■「Neuro Dive 横浜」利用者応募について

利用者の応募受付は6月15日より開始いたします。またそれに先立ち、施設概要や講座、利用から就職、継続した就労定着までのサポートなどをお伝えするWeb説明会を実施しています。説明会の後に、個別相談をお受けする時間も用意していますので、是非ご応募ください。


<6月、7月のWeb説明会開催日程>

・6月12日(土)、19日(土)、26日(土)

・7月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土) ※各回10:00~12:00開催予定

申し込み用URL:https://krs.bz/persol-challenge/m/nd_entry



■「Neuro Dive 横浜」概要

名称   : Neuro Dive 横浜(ニューロ ダイブ よこはま)

開設   : 2021年7月1日(木)

所在地  : 神奈川県横浜市神奈川区金港町6番18 アーバンスクエアII 8階

       (最寄駅:JR各線横浜駅より徒歩5分)

連絡先  : ・TEL

       03-5577-5011(※開設前につき、連絡先はNeuro Dive秋葉原になります)

       ・メール

       pch-neurodive@persol.co.jp

Web(申込) : https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/

営業時間 : 月~金/9:00~18:00

責任者  : 吉田 岳史

利用対象者: 一般企業への就職希望のある18歳から65歳までの障害のある方

       ※先端IT(データサイエンス・AI・機械学習)スキルを身に着け

        就業したい意欲・素養がある障害者の方

利用期間 : 最長2年間



■「Neuro Dive 秋葉原」利用者/受け入れ先企業の声

<利用者アンケート結果>

「Neuro Dive」の利用者アンケート(※6)では、約96%が「ITスキルの向上を実感」、約89%が「利用に満足」と回答し、「普通のスクールでは多額の費用が掛かる知識が低額・もしくは無料で受けられる」「専門的な知識を学ぶ枠組みを示してくれて学習しやすい。」「就職活動へのサポートがあり、企業に関する情報を得ることもできる」との評価をいただいています。


※6:2020年7月、自社調べ


<利用者の声>

K.Tさん

Neuro Dive秋葉原の利用期間:約5カ月

発達障害[注意欠陥・多動性障害(ADHD)・自閉症スペクトラム障害(ASD)]

内定先:大手アパレル企業 デジタル戦略本部 デジタルマーケティング部 EC担当


Neuro Diveはコミュニケーションや自己管理が苦手な人には職業準備性の講座で補うことができますし、先端IT分野のスキルを高めたい人は、専門スタッフと一人ひとりに合わせた学習計画をたてながらスキルアップすることができ、尖がっている部分を伸ばそう、というのがNeuro Diveのスタンスだと思います。

障害があっても自分次第でいくらでも可能性は広げられると思います。目標に向かって意欲的にはたらきたい、専門性を磨きたい人に是非、Neuro Diveを利用してほしいと思います。



<受け入れ先企業の声>

■三菱ケミカル株式会社

総務人事本部 キャリアサポート部 澤木 誉文様

総務人事本部 人材戦略部 大村 大輔様

Neuro Diveから採用した人は、先端ITの技術を習得されていて、基礎能力があるからこそ、今後のびしろがあると思っています。データサイエンスに必要な統計ソフトR、Python、データ可視化するTableauなど、十分なレベルで使用できていました。

これから実務を通じて更なるスキルアップが期待できると思いましたし、きっと今以上に成長すると信じています。


■日揮パラレルテクノロジーズ 代表取締役社長 成川 潤様

「機械学習」や「Tableau」などNeuro Diveの利用者の方々は企業の担当者である自分の想像をはるかに超えた難易度の学習をされていて、やはり能力の高い方も障害のある方の中にはいるということを実感しました。



■「Neuro Dive」について< https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/

「Neuro Dive」は、障害ある方が「AI・機械学習」「データサイエンス」など先端ITを学べる、IT特化型就労移行支援事業所です。世界で3,000万人以上が利用する世界最大級のオンライン動画学習サービス「Udemy」や、サイバーセキュリティ人材育成カリキュラム「Cisco Networking academy」と連携し、利用者は毎月更新される3,000以上の講座の中から講座を選択、自身のペースで学習を進めることが可能です。

また国家資格を保有し障害のある方の就職支援に精通したキャリアコンサルタントと、先端IT領域に精通したテクニカルスタッフをそれぞれ配置し、一人ひとりの特性や意向に合ったスキル習得計画を立て、就職とその先の活躍を見据えた支援を提供します。



■パーソルチャレンジ株式会社について< https://challenge.persol-group.co.jp/

パーソルグループの特例子会社として、2014年10月の設立以来、障害のある方への個人向けサービスとして、国内最大級の求人・登録者数を持つ就職・転職支援サービス「dodaチャレンジ」、就労移行支援事業所「ミラトレ」、法人向けサービスとして、障害者雇用に関する多種多様な課題にお応えする「障害者雇用コンサルティングサービス」を展開しています。障害者採用の成功ではなく、定着までを考えた“障害者雇用の成功”を目指し、障害者の自立および成長を幅広く支援しています。



■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。

グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。

また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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