『総研大・学融合シンポジウム「エネルギーを考える」』 3月10(土)、11日(日)に東京・八重洲にて開催
総合研究大学院大学・学融合推進センター主催・学融合プロジェクト(代表・鈴木 貞美)は、『シンポジウム「エネルギーを考える」』を3月10日(土)11日(日)、東京・八重洲にておこないます。
■イベントの詳細
総合研究大学院大学・学融合推進センターによる戦略的研究プロジェクト「日本における諸科学の編制と基礎概念の検討 ― 文理融合の有効性をさぐる」は、日本における人文・社会・自然諸科学のあり方を相互に検討することを課題に2011年度に発足しました。「エネルギー」「生命」「情報」「科学政策」の四つのキーワードを掲げ、広い視野と長いパースペクティヴに立ち、今日の研究教育のありかたを根本に立ち返って、文理双方から総合的に検討するのが狙いです。本プロジェクトの第一回企画となる本シンポジウムは、3.11から一年後にあわせて開催されます。
■入場無料・申し込み先着順
■場所:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター 3階ホール(収容人数180名)
住所 :東京都中央区京橋2-3-19 TKP八重洲ビル
Tel :03-6202-6100(東京駅八重洲口より徒歩5分)
■プログラム内容
3月10日 開場12:30~
13:00~17:00
開会挨拶 高畑 尚之(総合研究大学院大学・学長)
講演 池内 了(総研大・学融合推進センター長)
「エネルギーの起源について」
松井 孝典(千葉工業大学・惑星探査研究センター所長)
「人間圏のエネルギーについて」
瀬名 秀明(日本SF作家クラブ会長)
「〈未来〉はエネルギーをいかに描いてきたのか――SFの想像力とエネルギー」
3月11日 開場9:30~
10:00~13:00
パネルディスカッション「エネルギー問題の基本」
基調報告 司会・金子 務(大阪府立大学名誉教授)
「エネルギーの史的展望」
橋本 毅彦(東京大学総合文化教授)
「科学史・技術史におけるエネルギー概念」
赤木 昭夫(元慶應義塾大学教授)
「異分野交流――南部 陽一郎のノーベル賞講演」
14:00~17:30
パネルディスカッション「エネルギーとエコロジー」
基調報告 司会・鈴木 貞美(総合研究大学院大学・国際日本文化研究センター教授)
「エネルギーと生命観」
米本 昌平(総合研究大学院大学教授)
「19世紀末の物理科学世界観と生命論――Vitalismとは何であったか」
斎藤 成也(総合研究大学院大学・国立遺伝学研究所教授)
「心身一元論者からみたエネルギー」
正木 晃(宗教学者)
「心的エネルギーと心身環境――神秘体験におけるミクロコスモスとマクロコスモス」
■聴講申し込み方法
聴講をご希望の方は、往復はがきに、「学融合シンポジウムの聴講希望」と明記の上、聴講希望日、お名前、年齢、〒住所、電話番号を記入して、1人1枚づつお申込みください。返信用はがきには差出人のお名前・ご住所をかならずお書きください。申し込み多数の場合は、先着順となります。
【申込締切:3月2日必着】
610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2 国際日本文化研究センター
学融合プロジェクト事務局(堀)宛て
■主催:総合研究大学院大学・学融合推進センター
住所 :神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村)
ホームページ http://www.soken.ac.jp