GfK Japan調べ:企業のスマートフォン、タブレット型端末利用状況調査  企業の活用は拡大

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、国内企業約1,500社のIT関連業務従事者に実施したアンケート調査より、企業におけるスマートフォン・タブレット型端末導入状況を発表した。

図1.スマートフォン導入状況
図1.スマートフォン導入状況

【概要】
・スマートフォン導入済み企業は1年前から拡大し16%に達した。
・導入されたスマートフォンのOSは、Android OSが大幅に増加し、iOSを上回った。
・タブレット型端末導入済企業は約1割。「導入予定/検討中/興味がある」と回答した企業は約6割を占めた。


【スマートフォン導入率は1年前より上昇。導入予定/検討中の企業も増加し、さらに普及拡大の見込み】
 2011年10月に実施したスマートフォンの導入調査では、16%の企業が「スマートフォンを導入している」と回答し、導入率は前回調査(2010年9月)から8%ポイント上昇した。「導入を予定/検討している」と回答した企業の割合も増加しており、「興味はある」までを含めると全体の5割がスマートフォン導入に関心を示す結果となった(図1)。

 スマートフォンのOSをみると、導入済み企業においては「iOS」が前回調査の43%から38%へ縮小した一方、「Android」が20%から44%へ拡大し最多OSとなった。
 また、導入済み企業では1割未満であった「Windows Mobile OS」は導入予定/検討中の企業においては14%を占め、今後の導入状況が注目される。
 業種別の導入状況をみると、「導入済み」の割合が最も高かった業種は「流通業」、「導入を予定/検討している」においては「不動産業」が最多となった。

<図1.スマートフォン導入状況>
http://www.atpress.ne.jp/releases/23866/1_1.jpg


【タブレット型端末導入率は12%。約6割がタブレット型端末に興味を示す】
 タブレット型端末の導入調査では、12%の企業が「タブレット型端末を導入している」と回答した。また、「導入を予定/検討している/興味はある」の割合は55%となり、前回調査(2010年6月)の37%から大きく拡大した。タブレット型端末の特性・利点の認知向上に伴い、法人市場は急速に拡大していくと考えられる(図2)。

 また、モデル増加に伴い、企業側の端末選択肢も広がっている。市場で圧倒的なシェアを誇るiOS搭載端末を選択した割合は、導入済み企業では約6割であったのに対し、導入予定/検討中企業においては約4割にとどまり、ほか端末へ選択が分散した。

<図2.タブレット型端末導入状況>
http://www.atpress.ne.jp/releases/23866/2_2.jpg


※当リリースに掲載した調査内容は、当社作成「2011年10月期情報化投資に関する事業所モニタ調査 調査報告書」より抜粋。


■「2011年10月期 企業におけるスマートフォン・タブレット型端末導入状況調査」概要
・調査期間:2011年10月
・調査方法:インターネットリサーチ
・サンプル数:約1,500
      ※サンプルは、従業員規模別・業種別の各セグメントで均等割付を行っている。
・回答者:勤務先で情報システム部門に所属、またはITハードウェア・ソフトウェアの導入に関わっている方
・調査項目:情報機器購入サイクル、サーバー導入
     ※対象は、業務で使用するために事業所が購入した端末のみ。
     <タブレット型端末の定義>
     本体にはキーボードを備えず、表示部と一体になったペンタブレットやタッチスクリーンによる入力を行えるタブレットPC製品。


※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。

ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/

カテゴリ:
調査・報告
ジャンル:
その他IT・インターネット

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