東北に涙と希望のサクラ咲け 鎮魂の手あわせ桜“供養植樹式”1...

東北に涙と希望のサクラ咲け  鎮魂の手あわせ桜“供養植樹式”11月6日開催

 寺院や経営者・一般で組織する「手あわせ桜プロジェクト実行委員会」(代表:岩手県一関市 常堅寺住職 後藤 泰彦)は、東日本大震災の中でも特に甚大な被害を受けた宮城県石巻市大川地区で11月6日、鎮魂の桜植樹の為の“供養植樹式”を行います。
 供養された桜の苗を、僧侶と地区住民が共同で植樹することによって、互いに悲しみに向き合い、地域復興の希望となることを祈って挙行されます。

“手あわせ桜プロジェクト”URL: http://en.sizentai.net/
桜和尚ブログ: http://ameblo.jp/enisinet-j/


 植樹式を主催する“手あわせ桜プロジェクト実行委員会”は、東北の被災地に鎮魂の桜を植樹することによって、犠牲者の冥福を祈り、遺族の悲しみに寄り添い、地域再生の原動力となることを目的に今年6月に発足しました。
 植樹地となる宮城県石巻市大川地区内には、学校管理下における戦後最大の犠牲を出した石巻市立大川小学校(児童74名、教職員10名、未だに不明者も)があります。また、地区は全体が地盤沈下による海水の浸水によって居住不能となり、今も全戸が仮設住宅での生活を強いられている場所でもあります。

 今回の式場は、津波で墓石がすべて倒壊し、霊骨までが流出した同地区の釜谷霊園。8月には地区民の努力により全墓石を整理安置し、無事盆の供養を行うことができました。この様子はテレビで放送され、墓が心の“よりどころ”ということを全国に伝えたものでした。

 植樹式当日は、青年僧侶や地区住民・関係者が出席し、法要の後、会場とその周辺、犠牲者を出した地区寺院や施設など約10か所に50本ほど植樹します。苗は長野県長野市戸隠の大山桜の会から無償提供されます。
 この他に今秋は、岩手県山田町の寺院を会場に同行事を予定。また、来春には中学校の卒業記念として、生徒自身が学校に鎮魂の桜を植える計画もあります。


【手あわせ桜プロジェクト実行委員会 代表 後藤のコメント】
「桜は東北の厳しい冬に耐え、春一番に花咲くように、被災の方々も苦難を乗り越え、必ず希望の春が来ることを待ち望んで欲しい」

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