『YATSUSHIRO GORONE COLLECTION』を開発・公開 !!

日本一を誇る畳の産地「熊本・八代」発、畳でのすごし方の新提案。 心と体を解放してくれる100ポーズを開発・公開 !!

八代産い草・畳表の再興を目指す「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」(所在:熊本県八代市 会長:重松 秀樹)は、八代産畳表の認知向上を目的に、畳の上でのリラックス姿勢やストレッチ方法など、多様なすごし方を提案する『YATSUSHIRO GORONE COLLECTION』(八代ごろ寝コレクション)を当協議会WEBサイトの特設ページで10月26日(月)より公開しました。プロジェクトムービーも併せて公開。また、渋谷駅では大型交通広告が展開されます。


【特設ページ】https://yatsushiro-tatami.jp/gorone/

【プロジェクトムービーURL】


『YATSUSHIRO GORONE COLLECTION』の100ポーズは、日本人初のヨガ世界大会のチャンピオンであり、ヨガを生活の中でさまざまな形で楽しめるよう普及活動に取り組んでいるヨガインストラクター・三和由香利さんが考案。ごろんと寝転び、畳の懐かしい香りと手触りを感じることで、心も体もほぐします。


当協議会としてはコロナ禍で家ですごす機会が増えた生活者の方々が畳の上での すごし方を充実させることで、心身ともにリラックスした時間を生活の中に取り入れるきっかけになればと考えています。


当協議会は今後も、畳のある生活スタイルの提案を積極的に行い、八代産畳表の認知向上に取り組むことで、畳表の需要を底上げし、畳という伝統文化の担い手であるい草産業を盛り上げてまいります。

『YATSUSHIROGORONE COLLECTION』の100ポーズ(一部抜粋)

日本人で初めてヨガ世界大会のチャンピオンになった経歴をもつヨガインストラクター・三和由香利さんが考案。ごろんと寝転び、畳の懐かしい香りと手触りを感じることで、心も体もほぐします。

お馴染み寝

ヨガでは立位の基本の姿勢である、直立不動の山のポーズを、そのまま横になって行います。重力に身を任せることで、背骨が畳になじんで左右のバランスが整い中心軸を感じることができます。

ヤモリ寝

畳を思いっきり感じるように張りつくポーズです。曲げた膝を肘に近づけると股関節周りがほぐれ、柔軟性もアップします。

浮遊寝

足裏を合わせた形で、両足を掴み体へ引き寄せることで、お尻周りの筋肉がほぐれ、骨盤の 歪みを整える効果も期待できます。また腹部が刺激されて血液循環もアップします。

浮舟寝

お風呂上りや、音楽を聴いてくつろいだりする時間にピッタリなポーズ。い草の香りや風を感じたり、五感の作用を楽しむことができます。

卍寝

両脚を片側へ倒して上半身を緩やかにツイストすることで、骨盤や腰周りがほぐれます。左右均等に行なうことで歪みを緩和します。

くの字返し寝

両手脚を伸ばし、左右の体側をそれぞれ畳の隅の方まで伸ばすことで全身側面がほぐれます。ウエストラインの引き締めや大腸のマッサージ効果も。

イカリ寝

片方ずつつま先を掴むことで、太ももの前側と肩や腕周りがほぐれます。力まないように腕枕で力を抜き、片側の足でサポートするのがコツです。

なにとぞ寝

両腕を前に伸ばすことで背中がストレッチされ、頭が下がるので疲労回復にもなります。ヨガではポーズの合間のお休みのポーズとして用いられます。

▼100ポーズすべての詳細は特設ページをご覧ください。

【特設ページ】https://yatsushiro-tatami.jp/gorone/


■『YATSUSHIRO GORONE COLLECTION』ポーズ考案

ヨガインストラクター/三和由香利さん コメント

畳の上は、触れた際の凹凸やい草の香りなど

五感が研ぎ澄まされ、

心や体をほぐすのにピッタリの場所。


お好みのポーズをライフスタイルに合わせて

楽しみながら取り入れていただきたいです。


畳の心地よさを最大限に感じられる体勢や、畳ならでは

のポーズを意識して、さまざまな寝姿勢を考案しました。


ヨガでは呼吸がとても大事ですが、

呼吸とともに自然とい草の香りがすることで

リラクゼーション効果が生まれます。


また、畳の柔らかさが全身を優しく支えるため、怪我をしにくく、

何も敷かずにそのままで気持ち良くポーズをとることができます。


三和由香利さんプロフィール

ヨガの世界大会にて日本人初のワールドチャンピオンとなり、世界中のスタジオでヨガのワールドツアーを開催。テレビやCMなどのメディア出演の他、振付や監修なども担当。


■『YATSUSHIRO GORONE COLLECTION』監修

い草研究の第一人者/北九州市立大学 森田 洋 教授 コメント

畳というのは、ごろーんと横になるには最高のスペース。

新型コロナウイルスで増えるお家時間を

できる限りリラックスして過ごすために、

畳を取り入れるのは非常に有効的です。


畳のリラックス効果の要因は三つあります。

「色」

畳表自身の色が、人に安心感をもたらす

「肌触り」

落ち着き、肌触りの気持ち良さを感じられる

「香り」

い草の特徴的な香り成分で、バニラエッセンスにも含まれているバニリンという成分が、リラックス効果をもたらす


また、い草の大きな特徴の一つである、スポンジのような断面構造も、畳で寝転がることを快適にしてくれています。このスポンジ構造は「弾力性」をもち、畳独自の絶妙なクッション性が生まれています。



さらに、「吸放湿性」も兼ね備えており、室内の湿気を畳表がコントロールしてくれるので、同じフローリングの部屋に比べると夏場は涼しく、冬場は暖かくすごすことができます。


森田 洋 教授プロフィール

1970年名古屋市生まれ。1999年九州大学大学院博士課程修了、博士(農学)。

教員として初めて赴任した八代高専(現 熊本高専)でい草の研究を始め、い草研究の第一人者。敷物新聞社特別功労賞、全国畳産業振興会特別功労賞等を受賞。

い草の栽培面積・畳表の生産量  共に日本一の熊本県

熊本県はい草の栽培面積では全国で99%(※1)、畳表の生産量でも99%以上(※2)を誇る日本一の畳の産地です。熊本県の中でも豊富な水・温暖な気候など、い草の栽培に適した条件が揃っている八代地域は、国産畳表の約93%を生産しており、国内有数のい草産地として日本の伝統文化である畳表を支えています。

(※1)(※2)農林水産省統計部「作物統計」より

激減するい草の生産者・生産量 国産畳表の絶滅が危惧される状況に

しかし近年は国産畳の需要減少や価格の低迷などが原因となって、生産者(い草農家)、生産量は激減しています。熊本県のい草農家の個数は昭和47年(1972年)の10,400戸をピークに、平成29年(2017年)は461戸と95%以上も減少しており、このままでは国産畳表の絶滅が危惧される状況になっています。

八代産い草・畳表の再興を目指し設立した「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」

このような危機的な状況を打破するため、八代産い草・畳表の再興、日本の伝統文化である畳表の保護・継承のために民間企業・畳関連企業・生産者団体・行政機関が一体となった協議会「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」を令和元年10月に設立しました。


本協議会は「生活の中に国産畳があるっていいな」と多くの人に思ってもらうことをコミュニケーション施策のゴールに据えて、今回発表した『YATSUSHIROGORONE COLLECTION』のほかにも自治体が関連する団体としては初めて家庭用ゲーム機・ニンテンドースイッチ「あつまれどうぶつの森」(あつ森)をPRに活用するなど、前例に捉われない全国規模のPR活動を行っています。



当協議会は今後も、畳のある生活スタイルの提案を積極的に行い、八代産畳表の認知向上に取り組むことで、畳表の需要を底上げし、畳という伝統文化の担い手であるい草産業を盛り上げてまいります。

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