愛知県愛西市で耕作放棄地を再生!猛暑に強いブルーベリー農園拡張プロジェクト始動
愛知県愛西市で栽培期間中農薬不使用の高品質ブルーベリーを養液栽培で育てる「あいさいベリーLABO」が、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、耕作放棄地を再生し猛暑に強いブルーベリー農園を拡張するプロジェクトを開始したことをお知らせします。
耕作放棄地の増加と気候変動という課題に挑む
近年、日本各地で耕作放棄地が増加する中、愛知県愛西市でも同様の問題が深刻になってきています。耕作放棄地は草木が生い茂り、雑草や害虫の発生源となるだけでなく、イタチやヌートリアなどの小動物が住み着き、周囲の農業従事者に悪影響を及ぼします。さらに不法投棄や火災の危険性も増すなど、地域の景観や住環境を脅かす存在となっています。
また、近年の猛暑により従来の農作物の栽培が困難になるケースも増加しています。このような背景の中、「あいさいベリーLABO」代表の野田一也は、現在のブルーベリー狩り農園に隣接する2枚の田んぼ(合計2反強)を再生し、猛暑に強い「ラビットアイ系」を中心としたブルーベリー農園の拡張プロジェクトを立ち上げました。
この取り組みは単なる農地拡大にとどまらず、地域資源の有効活用、環境に配慮した持続可能な農業の実践、そして愛西市の新たな名産品の創出を目指しています。私は大学卒業後22年間の社会人経験を経て2024年4月から農園経営を本格的に開始し、約1,400本のブルーベリーを栽培してきました。
猛暑に負けない環境配慮型ブルーベリー農園の特長
今回のプロジェクトでは、以下の特長を持つブルーベリー農園の拡張を目指しています:
1.暑さに強い品種の導入:猛暑に強く、8月いっぱいまで収穫可能なラビットアイ系の品種を中心に約410本の苗木を新たに植え付けます。これにより、現在7月いっぱいまでしか営業できていないブルーベリー狩り体験を、2028年度にはお盆まで延長することを目指します。
2.最新の養液栽培技術の活用:液肥の高温化を抑える白色の潅水パイプや、培地温度を下げ通気性に優れたルートプラスポット、病害虫に強いリサイクル繊維媒地など、最新の栽培技術を導入します。
3.環境との調和:杉や檜の樹皮を利用した「針葉樹皮培地栽培」も一部実施し、栽培期間中農薬不使用で環境に配慮した栽培を行います。
4.バリアフリー対応:車椅子やベビーカーでも安心して楽しめる通路を整備し、誰もがブルーベリー狩りを楽しめる環境を整備します。
クラウドファンディングの目標金額は50万円で、達成された場合は第二目標(70万円)としてハーブのグランドカバープラントによる農園外周の整備、第三目標(100万円)として「ブルーベリービネガー」の加工品開発を計画しています。
プロジェクト概要
【プロジェクト名】使われなくなった田んぼを再生し、猛暑に負けないブルーベリー農園を!
【実施期間】2025年11月1日10時~2025年12月24日23時
【目標金額】500,000円
【実施主体】あいさいベリーLABO(代表:野田一也)
【プロジェクト完了予定】2028年3月31日
【資金使途】土地改良費・整地費・防草シート代、防風棚・防鳥ネット代、苗代等
【URL】https://readyfor.jp/projects/aisaiberrylabo
概要
事業所名:あいさいベリーLABO
所在地:愛知県愛西市早尾町前並68番地
代表者:野田一也
ホームページ:https://www.aisaiberrylabo.jp/



















