厚生年金拡大「よい」半数超えるも、意見に賛否あり

~働く主婦「パート厚生年金適用範囲拡大」に関するアンケート報告~

フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)が推進するサステナブル∞ワークスタイルプロジェクトでは、人生100年時代に向かって、ライフステージが変わっても持続可能な働き方や生き方をしている当社キャストを対象に、様々なテーマに沿ってアンケートを実施しています。

 

第19回目は、「パート厚生年金適用範囲拡大」に関するアンケートです。昨年11月に、パートなどの短時間労働者への厚生年金適用範囲拡大に向けて、政府は対象企業を現在の「従業員501名以上」から2022年10月に「101名以上」、24年10月に「51人以上」と、2段階で広げる案を軸に調整に入り、それにより新たに65万人が厚生年金の対象になる見通しであると報道がありました。

このニュースに対して、働く主婦の認知度や率直な意見を調査しましたので、ここに報告いたします。

アンケートの対象は、当社に登録するキャスト会員で、有効回答数は680名(平均年齢48歳)、実施期間は2019年12月11日~12月15日です。(調査概要はページ下部に記載)

 

まずアンケートでは、現在のご自身の年収と働き方、厚生年金の加入状況を調査しました。



ご自身の年収と働き方を尋ねると、「年収103万円以内に収まるようにしている」が45.0%で最多となり、「年収130万円に収まるようにしている」の14.1%と合わせ、103万円・130万円の壁を意識して働く方が、約6割となります。

2018年の配偶者控除の年収要件が変103万円から150万円に変更後も、「150万円に収まるようにしている」は、わずか1.6%という結果となりました。


現在の厚生年金の加入状況を尋ねると、「厚生年金に加入していない」が67.7%となり、「厚生年金に加入している」が25.0%を大きく上回る結果となりました。

 

昨年11月に、パートなどの短時間労働者への厚生年金適用範囲拡大に向けて、政府は対象企業を現在の「従業員501名以上」から2022年10月に「101名以上」、24年10月に「51人以上」と、2段階で広げる案を軸に調整に入り、それにより新たに65万人が厚生年金の対象になる見通しであると報道がありました。

このニュースに対して、働く主婦の認知度や率直な意見を調査しました。


まず、パートなどの短時間労働者への厚生年金適用範囲拡大のニュースを知っていたか尋ねると、「知っている」と回答した働く主婦は67.5%となり、認知度は7割近くとなりました。



続いて、パートなどの短時間労働者への厚生年金適用範囲拡大のニュースに対する考えを尋ねると、「よいことだと思う」が54.5%となり半数以上の方が好感を持つ一方で、「よくないことだと思う」が14.3%となりました。また、「わからない」が31.2%となり、制度や仕組みについての理解がまだ不十分であることが結果に表れています。



また、アンケートでは厚生年金の加入状況でも同様の調査を実施しました。その結果、「よいことだと思う」と回答した方は、現在厚生年金に加入していない働く主婦が57.8%、既に厚生年金に加入している働く主婦の51.9%を5.9ポイント上回る結果となりました。

 

次からは、それぞれの理由について働く主婦の生の声とともに紹介します。



まず、「よいことだと思う」と回答した344名の方を対象に、その理由を選択肢で尋ねると、「将来年金の受け取り金額が増えるから」が64.5%で最多となり、「社会保険の半分を会社が負担してくれるから」48.8%と続きました。

コメントからは、「厚生年金に加入していると年金の受取金額がだいぶ違うから(40代派遣、加入)」や「パートであっても、厚生年金に加入できると、老後に少しでも備えられて安心だから(30代パート勤務、未加入)」といった、年金受け取り金額拡大による安心感や、「会社が支払額の半額を負担してくれるということはとても素晴らしいと思う(30代パート、加入)」といった声がありました。

 

他にも、「今まで厚生年金に入りたくても入れなかったから」が25.9%、「今よりも働く意欲を高められると思うから」が21.8%と続き、「夫の扶養の範囲内という基準にこだわらず働く人が増えるかもしれないから(40代フルタイム勤務、加入)」や、「厚生年金に加入出来れば、収入額の壁を気にせずに勤務を続けたい(50代派遣、未加入)」といった、労働力の拡大や働く意欲向上に期待をよせる声がありました。


一方で、「よくないことだと思う」と回答した90名の方を対象に、その理由を選択肢で尋ねると、「社会保険料を自分で負担しなくてはいけないから」が66.7%、それにより「収入が減るから」が57.8%と続きました。

コメントからは、「将来のために社会保険に加入する事はいい事だと思うが、今現在の生活のために収入が減るのは困る(40代パート・未加入)」や、「受け取れる年金が増えるかもしれないが、社会保険料を負担する必要がある。ただでさえ少ない収入が更に減る。(30代パート、加入」といった、社会保険に加入によるメリットがある反面、毎月の手取り額が減ってしまうといった切実な声がありました。


他にも「働き方を変えなければいけないことに抵抗があるから」が21.1%と続き、「今ぐらいの働き方がちょうど良いので、これ以上増やしたくない(50代派遣、未加入)」や、「いま現在の働き方が合っていると思うから、労働時間を増やしたくない(20代パート、加入)」といった声も多く挙がりました。

社会保険料を自分で負担しなくてはいけなくなった場合に、収入を減らさないためにも働く時間を増やすといった選択肢が考えられると思います。既にフルタイムで働く方からは、「フルタイムで働いているため、これ以上働く時間を増やすのは難しいため、仕事内容や時給のよいところを探す」といった声や、子育て中の方からは「家事や子育てと仕事のバランスを考えるとまだ数年は働く時間を増やすことができないと思う」今の状況下では時間が取れないといった声が多く挙がりました。

他にも、「厚生年金を払わなくてよい働き方を考える」といった声もありました。

 

今回の調査結果から、「パート厚生年金拡大」の捉え方は、「よいことだと思う」が54.5%となり半数以上が好感を持つ反面、「よくないことだと思う」が14.3%、「わからない」が31.2%となり、同じ働く主婦の間でも、現在の働き方や状況により、捉え方が異なることがわかりました。


また、「制度についてわからない」や「もっと労働者の声を調査すべき」といった声も多くみられ、パートなどの短時間労働者の方を多く活用している企業は、働く人がこれからどのような働き方を望むのか、社会保険加入についてどう考えているかをヒアリングしておくことが大切なのかもしれません。



【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】

URL : https://www.sbfield.co.jp/

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約90,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など175,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

本社所在地  :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階   

設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円

代表取締役社長  :木名瀬 博     

「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki


ソフトブレーン・フィールドは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方=フィールド・クラウドソーシング」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable  Development Goals/持続可能な開発目標)」の考えに基づき、企業および働く人にとって、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考えます。


Work Story Award 2019「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」部門受賞

一般社団法人at Will Workが主催する「Work  Story Award 2019(※)」において、当社が提供する「フィールド・クラウドソーシング」が評価され、「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」のテーマ部門賞を受賞しました。

(※)働き方を選択できる社会づくり"の実現を目指す一般社団法人at Will Workが主催するアワードで、働く"ストーリー"を集める5年間限定のアワードプログラムです。

https://www.puchittona.jp/sbf/view/sustainable/award2019/index.html





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