日本美術のマーケットプレイス 美術品入札会「廻-MEGURU...

日本美術のマーケットプレイス 美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.3を1月25日~2月2日開催

株式会社 加島美術と株式会社ビーエスフジは、2020年1月25日(土)から2月2日(日)にかけて、第3回目となる美術品入札会「廻-MEGURU-」を共同開催します。美術品入札会「廻-MEGURU-」は誰でも気軽に参加できる日本美術に特化した入札会で、美術品を身近に感じることができる絶好の機会です。出品点数は約590点。2019年の展覧会が話題となった小早川秋聲の作品も出品されます。他にも2020年のブームを予感させる浮世絵特集や、俳人・河東碧梧桐の特集も見逃せません。日本美術を「観る」から「買う」、そして「正しく売る」時代へ。どうぞご期待ください。


美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.3


■美術品入札会「廻-MEGURU-」とは

日本美術をもっと気軽に、そして正しく売買してもらいたいという思いから始まった日本美術に特化した入札会です。いわば、美術品を売りたい人と買いたい人のプラットフォーム。初心者から熟練者まで、誰でも参加可能です。美術品を売却したい日本全国の皆様から作品を集約し、カタログを制作。加島美術が抱える国内外約10,000人以上の美術品愛好家をはじめ、購入を希望される皆様に、作品をご紹介します。下見会の期間中は、ギャラリーにて出品作品が展示され、作品を実際にご覧いただけます。下見会は入場無料です。入札締切後、加島美術にて入札結果を取りまとめ、開札日に落札金額をWebサイトにて一斉公開します。


「初めての客は相手にされないのではないか?」「美術品なんて高そうな物をいきなり買うのは不安」「興味はあるけど日本美術って難しそう」。昨今、日本美術が国内外から多くの注目を集めているにも関わらず、多くの人が日本美術の市場から遠ざかっている理由は、このようなものが挙げられるのではないでしょうか。このようなハードルをできる限り排除し、開かれた日本美術の市場創出を目指す場が美術品入札会「廻-MEGURU-」です。長年の古美術商としての経験から、美術品に対する確かな審美眼を培ってきた加島美術だからこそできる、皆様が安心して美術品売買に参加できるサービスを提供します。



■なぜ美術品入札会「廻-MEGURU-」がいいのか?

<作品を買いたい人へのメリット>

1. 研ぎ澄まされた審美眼で厳選した出品作品だから安心

すべての出品作品は加島美術が厳選。加島美術は、これまでにも多くの大学や美術館などの学術関係者らと協力し、日本美術を広めてきました。またメディア出演も多数。このような古美術商としての長年の経験で培った審美眼で選ばれた作品のみが出品されていますので、安心して作品をお選びいただけます。


2. 価格を自分で設定。思いがけず手頃な値段でお気に入り作品を入手できるチャンス

オークションと違って、入札会はご自身で作品の入札価格を設定します。開札日まで誰がいくらで入札したのかはわかりません。そのため、ご自身に無理のない範囲で価格を設定することができます。その時々の人気にもよりますが、入札した作品が思いがけない手頃なお値段で入手できる可能性があるのも入札会の楽しみです。


3. 幅広いラインナップ。最低入札価格は3万円から

「日本美術に興味があるけど敷居が高そう…」というビギナーの方、そしてすでにコレクションをお持ちの熟練者まで幅広い皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品ラインナップを取りそろえております。絵画から茶道具、工芸まで日本美術の様々なジャンルの作品からお選びください。また、価格帯も最低入札価格3万円~と意外にも手の届きやすいお値段から参加可能です。


4. いつでもどこでもどなたでも!お好きな方法で作品をチェック!オンライン入札も可能

「廻-MEGURU-」公式Webサイト( https://meguru-auction.jp )では、すべての出品作品をオンラインで選んで入札することができます。電車の中や外出先でもスマートフォンでご覧いただくことが可能。ご自宅でじっくり作品をご覧になりたい方は全作品を掲載したオリジナルカタログを無料でお送りしております。下見会では、全作品を実際にご覧いただき、作品の状態を確認していただくことができます。遠方の方には作品の画像や、コンディションレポートをお送りするなど、ご要望に応じて作品詳細をご案内いたします。


<作品を売りたい人へのメリット>

1. 売却金額の透明性。思わぬ高値で売れる可能性も。

入札会への出品は、直接次の愛好家への売却となりますので、買取業者などの仲介が入りません。そのため、最終的な販売価格の分かる大変透明性が高い売却方法です。通常、買取業者などへ売却する場合は、その次の所有者へいくらで売れたのかがわからないことが多いため、買取価格が妥当だったのか不安が残ります。この入札会では最終的な金額が公開されますので、そういった心配がございません。また、入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。


2. 安心の査定・価格設定

古美術の街、東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術がその審美眼をもって作品を査定し、出品者の方とご相談しながら出品価格を設定します。様々な要素によって市場価値が変動する難しい美術品の査定も、古美術商が主催の入札会なら安心です。また、美術品の査定相談は無料。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。


3. 国内外1万人を超える美術品愛好家にお手持ちの作品をご紹介

加島美術では、これまで多くの国内外の日本美術愛好家の皆様に作品をご紹介してきました。創業30年を経て、その顧客数は1万人を超えています。この入札会では、このコレクターの皆様にご出品いただいた作品をご紹介しますので、作品への思いとともに大切に、次の方へ引き渡すことができます。


4. 面倒な売却手続きを代行!

お手持ちの作品を売却する際には、査定から作品の発送まで様々な手続きがあります。この入札会では、査定からカタログ制作、お客様への紹介、支払い手続き、作品の引き渡しまで、加島美術が代行いたしますので、手間がかかりません。査定相談の後、出品決定となりましたら、作品をお預かりいたします。その後、出品者の方が行う手続きはありません。また、出品にあたっての査定や、作品を高値で売却するためのアドバイスなどは無料で対応いたします。



このような取り組みを重ねることで、日本美術市場が活気付き、より多くの人の手から手へ作品が「廻る」ようになると、結果として大切な美術品が正しく後世に引き継がれていくことにも繋がります。美術品入札会「廻-MEGURU-」は正しい美術品流通の活性化で、正しい日本美術の継承へと繋げていきます。どうぞご期待ください。



■「廻-MEGURU-」公式サイトにて出品作品を先行公開

「廻-MEGURU-」の公式サイトにて出品作品が公開されます。公開は2020年1月初旬予定。


https://meguru-auction.jp


出品作品の確認から入札までを、パソコンからもスマートフォンからも、いつでもどこでも行うことができます。



■開催概要

下見会    :2020年1月25日(土)~2月2日(日)

入札締切日  :2020年2月2日(日)18時

開札日    :2020年2月4日(火)15時

会場     :加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)

出品作品数  :約590点

主催     :加島美術、BSフジ

入札会カタログ:約590点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。

        ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。


出品作品はWebサイトでもご覧いただけます。出品作品は2020年1月初旬公開予定。

https://meguru-auction.jp



■カタログ特集ページ

●小早川秋聲特集

従軍の日本画家として知られる小早川秋聲。2019年9月に加島美術にて開催した関東圏初となる企画展では、期間中の来場者数約5,000人を記録するなど大盛況を博しました。戦争画で知られる小早川ですが、戦争画以外にも洗練されたセンスが光る風景画や静物画などを多く残しています。旅行狂いとまで言われたほどに、小早川は世界中を旅し、その感性を磨いて来ました。今回の「廻-MEGURU-」では私たちに馴染みある動物や静物をモチーフとしながらも、そんな小早川の洒落た感覚を随所に楽しむことのできる作品が集まりました。小早川の作品を入手できる貴重な機会をどうぞお見逃しなく。


●河東碧梧桐特集

日本の俳壇の礎が築かれた明治時代後期、ホトトギス派で知られる伝統を重んじる高浜虚子らと双璧をなすもう一つの流派がありました。それが韻律や季節感などの形式にとらわれない俳道を志した「新傾向俳句」と呼ばれる流派です。その中心人物となったのは、俳人・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)。彼の自筆の短冊や色紙、軸装のものや屏風まで約40点が集まりました。俳句の内容だけでなく、その自由な筆運びも見どころです。現代でもファンの多い種田山頭火や尾崎放哉など後の「自由律俳句」へと続いていく流れを作った俳壇の偉人の作品を、まとめて入手できる絶好のチャンスです。


●浮世絵特集

最近では海外でも“UKIYO-E”として非常に人気の高い浮世絵。今回は、葛飾北斎や歌川広重や勝川春章などの有名な浮世絵師の作品が集まりましたので浮世絵特集としてご紹介しております。東海道五十三次や富嶽三十六景などをはじめとし、その他数々の美人画や風景画からお選びいただけます。近年浮世絵の企画展が数多く開催されるなど、2020年はますます浮世絵ブームの予感。お気に入りの一品を所有してみてはいかがでしょうか。


●民藝特集

毎回ご好評いただいている民藝特集。今回も名だたる作家の作品が揃いました。民藝とは、1920年代、思想家・柳宗悦によって提唱された芸術運動によって確立された比較的新しい美の概念です。それまでの概念を覆す新たな美の世界が生み出されました。河井寛次郎、棟方志功、富本憲吉、バーナード・リーチの作品など、素朴で温かみのある美をお楽しみください。



■今回のハイライト作品

白隠慧鶴「秋葉山大権現 金比羅山大権現」

<最低入札価格>¥1,000,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_2.jpg


鈴木其一「鶴亀図」

<最低入札価格>¥600,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_3.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_4.jpg


伊藤若冲「菊図」

<最低入札価格>¥700,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_5.jpg


ポール・アイズピリ「花瓶の花束」

<最低入札価格>¥3,600,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_6.jpg


東山魁夷「杜」

<最低入札価格>¥2,800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_7.jpg


十四代 酒井田柿右衛門「濁手やまぼうし文瓶」

<最低入札価格>¥350,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_8.jpg


岡部嶺男「織部大皿」

<最低入札価格>¥200,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/202070/img_202070_9.jpg

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