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    “歩行空間におけるユニバーサルデザイン”がテーマの 第1回『デザインアワード』最優秀賞が決定! 高齢者への思いやりが凝縮した「ドーナツ手すり」が受賞

    10代~20代の若者の視点を評価 全参加者が「人生初の受賞」

    調査・報告
    2019年10月2日 14:00

    介護向け住宅リフォーム事業を行う株式会社ユニバーサルスペース(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:遠藤 哉)は、2019年9月29日に『第1回 介護の視点から暮らしをイノベーションするデザインアワード』の授賞式を碑文谷倶楽部にて開催いたしました。


    本アワードは当社初となる取り組みで、「高齢化社会の暮らしを豊かにする」をキーワードにデザインアイデアを募集し、才能ある学生やデザイナーと出会い、応援、コラボレーションを目的としたコンペティションです。

    今回、「歩行空間におけるユニバーサルデザイン」をテーマにして公募。審査基準は、「テーマに沿ったデザイン提案であること」「新規性、オリジナリティがあること」「私たちの生活をより豊かにし、喜びあふれるものにすること」「アイデアレベルから実施設計レベルまで幅広く叡智を求める」の4つです。


    授賞式の様子



    ■10代~20代の若者の視点を評価 全参加者が「人生初の受賞」

    今回、北海道から沖縄まで16歳~52歳の幅広い年齢層から18名のエントリーがありました。授賞式では、優秀賞、佳作を受賞した4名が参加。受賞者は10代~20代の若い世代が占め、授賞式の参加者全員が人生初の受賞経験となりました。

    受賞作品の多くは、高齢者やハンディキャップを抱えている人への思いやりがある提案が選ばれました。祖父母の介護を身近に経験したことからアイデアを創出した作品もあり、審査員からは「デザインとは愛情だった」と気づきの場にもなりました。



    ■個人に合った使い方ができる愛情が詰まった手すりが最優秀賞

    <受賞者が祖母を観察して考案>

    最優秀賞に選ばれたのは和歌山県在住の20歳のデザイナー、中村 鴻成さんの「ドーナツ手すり」。これは様々な角度から握ることが可能で、体重を支えたり、体を引きつけたり、握り方によって個人に合った使い方ができるというもの。非連続であることで手すりを確認してから階段の昇降をより意識できるというアイデアで、連続し通常の手すりと組み合わせて使うという提案でした。

    中村さんは、祖母が手すりに身体を預けて二足一段で昇り、座りながら降りるところを日常の生活の中で見て考案しました。審査員長からは、「ありそうで無かった丸型の手すり。大小あっても良いし、いろいろな発想が広がるきっかけとなる提案。心温まる感じもあり、素晴らしい」と評価されました。受賞した作品は商品化も検討しており、今後も介護リフォームの理解促進につながる取り組みを積極的におこなっていきます。


    ドーナツ手すり



    【受賞アイデアについて】

    <最優秀賞>

    中村 鴻成さん(20歳) 「ドーナツ手すり」

    ※前述に詳細を記載


    <優秀賞>

    相田 悠花さん(16歳) 「誰もが泊まりやすい和室」

    障害がある人もない人もお互い楽しめる心落ち着く和室をコンセプトに、障害があっても洋室でも和室でも空間を選べるようになってほしいという思いから考案。手すりの途中に丸い出っぱりを作ることでしっかり握れてすべらなくなるというアイデアを始め、通路の幅、椅子、トイレ、照明、畳、扉、ベッド、椅子と和室の至る所に工夫。


    誰もが泊まりやすい和室

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/img_195059_3.jpg



    外間 陽加里さん(20歳) 「潜在能力に語りかける」

    スロープに階段のように見えるデザインを設けることで、高齢者や障害を抱えた人にも健常者と同じような選択肢を、同じ景色を提供することを目指す。視覚的に障害を抱えた方にもきちんと階段のデザインが見えるように、補色を用い、明度と彩度を上げることで、踏面と蹴上の色に差をつけるというアイデア。


    潜在能力に語りかける

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/att_195059_1.pdf



    <佳作>

    沖村 亜美さん(不明) 「AIスニーカー」

    高校時代に介護実習で学んだ知識を活かしたいと思いから応募。見た目は普通のスニーカーにAIスピーカーを搭載。一人暮らしの高齢者の増加を問題視し、音声を取り入れることで歩行しながら話すことができる。また、AIに自宅や施設の住所を記憶させ、GPS機能を搭載することで認知症の高齢者の徘徊を解決も可能。


    AIスニーカー

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/att_195059_2.pdf



    諸星 瑛士さん(19歳) 「踏ん張り増強床材」

    坂道、スロープでの踏ん張りを強くするアイデア。外で使用する場合、スロープの床材を波のような形状にすることで、上る時に踵が確実に引っ掛かり、後へのスリップ、転倒を防ぐことができる。坂の上り下りのストッパーになり、ゴムのような柔らかい材質にすることで形が変わるようにする。室内の場合は、カーペットの毛足を大量に逆立たせることでストッパーとしての役割も果たす。


    踏ん張り増強床材

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/img_195059_4.jpg



    岩崎 有希也さん(23歳) 「やわらかい誘導物体」

    歩きスマホをする人がいたり、足腰の悪い人はゆっくり歩くなど歩き方が多様化しているため、歩行空間にあえて負荷をかけることを提案。けがを誘引せず、完全な障害物とならないように配慮しながらも、水玉のような流動的な形のものをランダムに配置する。少し使いづらい物を配置することにより周囲に対しての意識を持たせ、当たり前のことであるが「前を向いて歩かないと危険」ということを再確認することができるというアイデア。


    やわらかい誘導物体

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/img_195059_5.jpg



    【デザインアワード 授賞式の概要】

    日時       :2019年9月29日(日)

    場所       :碑文谷倶楽部(所在地:目黒区碑文谷5-15-1-2F)

    参加者      :受賞者5名、審査員3名

    タイムスケジュール:13:45 受付開始(報道受付13:30)

              14:00 授賞式

              14:30 終了



    【デザインアワード 開催概要】

    名称 :『第1回 介護の視点から暮らしをイノベーションするデザインアワード』

    テーマ:歩行空間におけるユニバーサルデザイン

    内容 :

    バリアフリーのために、手すりが用意され、点字ブロックが誘導し、段差にはスロープが設けられ、さらに大きな上下移動には、エスカレーターやエレベーターが設備されます。それぞれが様々なハンディキャップを抱えている中で移動は生活と生存に欠かせない事象です。その様々な場面で、ユニバーサルデザインが求められており、今回のコンペティションは、そのようなユニバーサルデザインを公募。また、この応募期間に本アワードに参加希望の方に、介護リフォームの知見を広げてもらう「介護リフォームセミナー」や「高齢者疑似体験」を東京都内で8月に開催。


    審査基準  :・テーマに沿ったデザイン提案であること

           ・新規性、オリジナリティがあること

           ・私たちの生活をより豊かにし、喜びあふれるものにすること

           ・アイデアレベルから実施設計レベルまで幅広く叡智を求めます

    審査員   :・丸谷 博男(建築家、エコハウス研究会代表理事、

                 一般社団法人ARTISAN日本代表理事)

           ・若原 一貴(建築家、日本大学芸術学部デザイン学科准教授)

           ・石田 純之助(建築家、日本大学芸術学部デザイン学科准教授)

           ・遠藤 哉(株式会社ユニバーサルスペース代表取締役)

    応募資格  : 一般・社会人、学生、高校生、デザイナーなど

            一切資格を問いません。

    賞/賞品  : 最優秀賞 1点 10万円

            優秀賞  2点 5万円

            佳作   3点 1万円

    提出物   : プレゼンテーションシートA3片面2枚以内

            下記内容を自由に表現

            ・作品タイトル・コンセプト文

            ・作品イメージ(写真・イラスト・CG・図面など)

    スケジュール: 受付   8月1日~15日

            作品応募 8月1日~25日

            審査   9月初旬

            結果発表 9月13日

            授賞式  9月29日(目黒・碑文谷倶楽部にて開催)

    応募方法  : WEBサイト(本アワード用の特別サイトからエントリー)

            https://universalspace.jp/

    主催    : 株式会社ユニバーサルスペース

    協賛    : 株式会社小泉神奈川、株式会社進正電、リ・プロダクツ株式会社

    問い合わせ : info@universalspace.jp



    【店舗概要】

    店名 : 介護リフォーム本舗

    設立 : 2013年

    店舗数: 全国に80店舗 (直営店は4店舗)

         (岩手県1店舗、宮城県1店舗、東京都16店舗、

         神奈川県12店舗、埼玉県11店舗、群馬県2店舗、

         茨城県1店舗、栃木県1店舗、千葉県7店舗、山梨県1店舗

         愛知県4店舗、岐阜県1店舗、静岡県4店舗、大阪府6店舗、

         兵庫県1店舗、福井県1店舗、富山県1店舗、石川県2店舗、

         広島県2店舗、福岡県2店舗、熊本県1店舗、大分県2店舗)

    URL  : https://kaigor.com/



    ■工事実績:45,000 件

    2013年度:3,700件

    2014年度:4,000件

    2015年度:4,200件

    2016年度:5,000件

    2017年度:7,100件

    2018年度:8,500件



    ■売上高

    2013年12月:3億6,500万円

    2014年12月:3億8,300万円

    2015年12月:4億1,700万円

    2016年12月:4億6,100万円

    2017年12月:6億2,600万円

    2018年12月:7億8,200万円



    ■特徴

    ・業務を効率的に回し、単価が低くても収益につなげるビジネスモデルを構築しフランチャイズ化。

    発明の名称「介護リフォーム支援システム」

    特許第6222945号


    ・介護事業者や施工を実施するリフォーム業者との連携をネットワーク上でシステム化。

    見積作成、介護保険の申請書類の作成、顧客情報、工事内容、部材の手配などの事務作業を一括で管理できるクラウドシステムを構築。


    ・画像認識 AI(人工知能)を活用し、介護リフォーム工事の見積作成を自動化するアプリを開発。

    発明の名称「リフォーム業務支援システム リフォーム業務支援サーバー」

    特許第6391206号



    株式会社ユニバーサルスペース

    https://www.atpress.ne.jp/releases/195059/img_195059_6.jpg



    【会社概要】

    社名    : 株式会社ユニバーサルスペース

    代表    : 遠藤 哉

    本社    : 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3002

    ホームページ: https://universalspace.jp/

    TEL     : 045-392-6015

    設立    : 2009年1月

    資本金   : 2,000万円

    従業員数  : 28名

    事業内容  : フランチャイズ事業/介護リフォーム/リフォーム/

            設計監理・施工管理業務/宅地建物取引業/保険代理業

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