<在宅介護における介護食作りの意識調査>約5割の方が介護食作...

<在宅介護における介護食作りの意識調査> 約5割の方が介護食作りに負担を感じていると回答 介護食作りは間接介助の中で最もストレス度の高い介助行為 市販の介護食利用が在宅介護の負担を軽減するポイントに!

 この度、三嶋商事株式会社(本社:大阪府堺市中区深井水池町3178、代表取締役社長:三嶋頼之)は在宅介護をしている日本全国の30歳以上の男女5000名を対象に、在宅介護の現状・介護食作りにおけるストレス度合いなど介護食についてインターネット調査を実施しました。さらに介護食作りにおけるストレス要因やストレスの軽減に繋がる取り組みを把握すべく、上記の条件に加え、在宅介護で介護食作りを担当し、かつストレスに感じている520名に対してもインターネット調査を実施しました。(調査期間:2019年1月31日~2019年2月5日)


<メイントピックス>

・介護者の約半数は介護食作りにストレスを感じている

・排泄行為、入浴行為など直接介助を除くと、介護食作りは最もストレス度合いの

 高い介助行為

・介護食作りの負担が減れば、介護が楽になる

・介護食作りの負担を軽減するポイントは市販の介護食の利用


<調査結果からの考察>

 5000名に対する調査の結果、介護食作りに対して、介護者の48.1%がストレスを感じていることが分かりました。一方、介助行為ごとのストレス度合いでは、直接介助では「排泄行為」、間接介助では「介護食作り」が最も高く、介護食作りは間接介助の中で最もストレス度の高い介助行為であることが判明いたしました。


 520名に対する調査の結果、介護食作りにおけるストレス要因となっているのは「介護食の献立を考える」が87.1%、「介護食の献立のレパートリー数を増やす」と「介護食作りに時間がかかる」が78.5%で、上位3項目として挙がり、介護食の準備をすることに対して、ストレスを感じていることが明らかになりました。また、88.5%が「介護食作りの負担が減れば、介護が楽になる」と感じていました。

 

 介護食作りのストレス軽減に繋がると思う取り組みを聞いたところ、「市販の介護食品の利用」が7割と最も高く、介護者の多くが市販の介護食品を利用したいと望んでいることが分かりました。また、市販または宅配の介護食品を利用している人に利用理由を聞いたところ、「時間の短縮ができるから」が最も高い結果となり、このことから、市販の介護食を利用することで介護食作りの負担が軽減でき、さらに、介護負担が減る(楽になる)ことが明らかになりました。

※在宅介護で介護食作りを担当し、かつストレスに感じている520名を対象とした調査


<参考>在宅介護における介護食作りの意識調査

●介護者の約半数(48.1%)が介護食作りにストレスを感じている。また、介助行為ごとのストレス度では、直接介助では「排泄介助」が67.3%、間接介助では「介護食作り」が48.1%と、最もストレスを感じられている介助行為となっている。


Q.以下の介助行為を行うとして、あなたはどの程度ストレスを感じていますか。


●介護食作りにおけるストレス要因となっているのは、「介護食の献立を考える」が87.1%と最もストレスを感じられており、次いで「介護食の献立のレパートリーを増やす」、「介護食作りに時間がかかる」が両項目とも78.5%と続く。


Q.普段の介護食作りで、以下の項目について、どの程度ストレスを感じていますか。


●介護食作りに対する考え方では、「栄養バランスを考慮したい」「おいしい料理を提供したい」は「そう思う計」が9割を超えている。一方で、「介護食の負担が減れば介護が楽になる」が8割強(88.5%)、「介護食ストレスを解消することでより良い介護に繋がる」が8割弱(83.3%)と高く、栄養バランスやおいしさを重視したい反面、介護食作りが介護者の負担やストレス要因になっている。


Q.普段の介護食作りについて、以下の項目は、あなたの考えにどの程度合っていますか。


●介護食作りのストレス軽減に繋がると思う取り組みとしては、「市販の介護食品の利用」が7割(71.5%)で最も高い。次いで「介護事業会社のサービス利用」「栄養補助食品の利用」が両項目とも6割強(66.2%)で続いている。


Q.介護食ストレスに対して、以下のような取り組みは、ストレスの軽減に繋がると思いますか。


●市販または宅配の介護食の購入理由としては、「時間の短縮ができるから」が58.8%、「料理をしなくてよいから」が53.5%と高く、両項目とも「時短」に関する項目となっている。次いで「栄養バランス」、「献立や品数、商品ラインナップ」に関する項目が続く。


Q.あなたが、市販または宅配の介護食品を利用される理由は何ですか。

※520名のうち、市販または宅配の介護食品の利用者284名に聴取

■三嶋商事について

 現在、日本は世界に類を見ない超高齢社会を迎え、平均寿命が延伸する一方で、健康寿命は男性で約9年、女性は約13年平均寿命より短く、すなわちその間、多くの高齢者が介護状態となっています。三嶋商事株式会社は1982年より治療食・介護食専門卸として創業し、治療食・介護食を病院・老人福祉施設を中心に商品を届けてまいりました。三嶋商事は超高齢社会に突入し、介護者が増えていく中で、病気になっても、飲み込みが悪くなっても美味しく食事ができる介護食・治療食を提供し、今後もより多くの人のQOL(QualityOf Life)向上に貢献してまいります。


■会社概要

・ 会社名:三嶋商事株式会社

・ 代表者:三嶋 頼之

・ 所在地:〒599-8237 大阪府堺市中区深井水池町3178

・ 設立:1982年10月

・ 事業内容:治療食・介護食の卸売業、ネット通販による小売業

・ 資本金:1000万円

・ URL:https://www.mishima-s.com/


カテゴリ:
調査・報告
タグ:
介護 医療 福祉
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