業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

株式会社エンビプロ・ホールディングス(本社:静岡県富士宮市、代表取締役社長:佐野 富和、東証第一部:5698)は、2019年2月13日開催の取締役会において、下記のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、昨年8月10日の2018年6月期通期決算発表時に開示した2019年6月期(2018年7月1日~2019年6月30日)の業績予想及び配当予想を修正することとしましたので、お知らせいたします。


1.業績予想の修正について

(1)当期の連結業績予想数値の修正(2018年7月1日~2019年6月30日)

詳細: https://www.atpress.ne.jp/releases/177439/att_177439_1.pdf


(2)修正の理由

売上高は、金属・プラスチック関連の輸出取引において、中国の輸入規制による廃棄物の国内還流による国内流通品の品質悪化への対策で、受入時の品質管理を強化したことによる出荷数量の減少及び、新規事業のリチウムイオン2次電池等のリサイクル事業の設備稼働が当期末の見込みとなったことから、前回発表予想を6.4%下回る見込みであります。

営業利益につきましては、上記の売上高減少の影響に加え、金属・プラスチック関連の国内取引においては、中国の輸入規制による廃棄物の国内還流により、引き続き工場稼働率の安定が見込まれること、また輸出取引においては、前半に金属スクラップ等の相場の国内高・海外安による影響を受け低調に推移しましたが、後半は相場の底堅さから安定して推移すると予想されます。しかしながら、中古自動車及び中古自動車部品関連においては、輸出先国における需要や規制等の輸出環境に対する不透明感から、引き続き低調に推移することが予想されます。また、新規事業においては前述のリチウムイオン2次電池等のリサイクル事業の先行費用が発生、障がい福祉サービス事業では想定よりも障がい者登録数の伸び悩みに伴う費用が増加したこと等により、今期中での回復は難しい状況となったことから、前回予想を33.1%下回る見込みであります。

経常利益につきましては、営業利益の下振れにより、前回予想を29.9%下回る見込みです。

親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、営業利益及び経常利益の下振れにより、前回予想を41.5%下回る見込みであります。



2.配当予想の修正について

(1)修正の内容

詳細: https://www.atpress.ne.jp/releases/177439/att_177439_1.pdf


(2)修正の理由

当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、業績に応じた利益配分、経営基盤強化のための内部留保等を総合的に勘案しながら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継続的な利益還元を行うことを基本方針としています。業績連動利益配分の指標として連結配当性向20~30%を目標として実施してまいります。また上記の連結配当性向に基づく配当金が年間10円を下回る場合にも、年間10円の安定配当を目指す所存です。

この方針のもと、2019年6月期の1株当たりの期末配当金につきましては、17円を当初予想しておりましたが、今回の業績予想の修正及び自己株式取得による利益還元を踏まえ、期末配当予想を5円減配して12円といたします。従いまして年間の配当予想は12円となります。

なお、本件につきましては、2019年9月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。


(注)本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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