KEZLEXの大野興業、脊椎固定用スクリューガイドテンプレートシステムを 秋田大学脳神経外科と共同開発
~10月の日本脳神経外科学会総会(福岡)にて発表~
株式会社大野興業(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:大野 秀則)では、日・米・英にて特許取得の外科医向け精密削開練習用骨モデルや患者毎の手術シミュレーション用モデル(KEZLEXシリーズ)を製造販売しております。このたび、新たに脊椎固定用スクリューガイドテンプレートシステム(特許出願済)を秋田大学脳神経外科と共同で開発いたしましたので、下記の通りご報告いたします。
http://www.kezlex.com/
今回の開発により、変形性脊椎症や脊椎損傷など、脊椎の不安定性を伴う疾患において、脊椎固定スクリューを脊椎に刺入する際、安全に術前計画通りの正確な穿孔予定箇所に正確な穿孔予定方向で孔を穿つことが可能となります。
刺入場所と刺入方向の誤りにより血管や神経の損傷する危険があることから、これまで熟練するためには手術経験数が必要でしたが、本システムの使用により、
・手術時間の短縮化
・手術の安全性、低侵襲性の確保
等が実現できます。
さらに、本スクリューガイドテンプレートシステムは、既存の脊椎固定スクリュー機器であれば、どのメーカーの脊椎固定用スクリューにも使用することができます。
【日本脳神経外科学会総会での発表】
日時 :2010年10月28日(木) 9:40~10:50
場所 :福岡国際会議場(〒812-0032 福岡市博多区石城町2-1)
講演名 :スクリューガイドテンプレートシステムを用いた頚椎後方固定術
演者 :菅原 卓 (秋田大学 脳神経外科)
【会社概要】
名称 : 株式会社大野興業
本社住所 : 東京都中央区銀座2-12-5 銀座NFビル6階
設立 : 1999年7月30日
資本金 : 1,000万円
代表取締役社長: 大野 秀則
ホームページ : http://ono-and.com