映画『ケアニン』、日本認知症本人ワーキンググループと協働 今...

映画『ケアニン』、日本認知症本人ワーキンググループと協働  今後の上映料の一部を寄付、全国上映会とのコラボ企画も

映画『ケアニン』製作委員会(東京都渋谷区:株式会社ワンダーラボラトリー内)製作の映画『ケアニン』は、一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループの活動に賛同し、今後(2018年11月1日以降)開催される上映会の上映料の一部を同団体に寄付いたします。寄付金額は随時公式サイトにて発表いたします。また、同団体が本日発表した「認知症とともに生きる希望宣言」内の“希望のリレープロジェクト”の一環として全国各地で開催される『ケアニン』上映会との協同企画も検討しており、同団体の活動をともに広げていく考えです。


映画『ケアニン』×日本認知症本人ワーキンググループ


■認知症のご本人自らが活動する当事者団体

一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループは、認知症の本人自身が主となって活動をする組織です。認知症の本人がパートナーとともに各地で本人同士の活動団体を立ち上げたり、本人の声を集約し国や地域社会に提案をしたり、本人による啓発・研修・出版活動等を行なったりしています。


■「認知症とともに生きる希望宣言」を発表

その一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループが、2018年11月1日に「認知症とともに生きる希望宣言」を発表しました。「私たちは、一度きりしかない自分の人生を、あきらめないで、希望を持って自分らしく暮らし続けたい、そして次に続く人たちが暗いトンネルに迷い込まずに、もっと楽に、いい人生を送ってほしい」との願いが込められた宣言で、さまざまな立場の団体や人との協働を目指す“希望のリレープロジェクト”を全国で展開していくことを発表しています。


■今後『ケアニン』上映会の上映料の一部を寄付、コラボ企画も

映画『ケアニン』は一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループの活動に賛同し、今後(2018年11月1日以降)開催される上映会の上映料の一部を同団体に寄付いたします。寄付金額は、随時『ケアニン』公式サイトにて発表していく予定です。また、“希望のリレープロジェクト”の一環として、同団体の活動が全国に広がっていくよう、全国各地で開催されている『ケアニン』上映会との協働企画も検討中です。

『ケアニン』は2018年10月で上映会解禁から1年を迎え、累計開催数は700回を超えています。11月には単月で110回以上の上映会が予定されており、その勢いは加速しています。全国各地で上映会を開催いただいている様々な主催者様とともに、“認知症の人もそうでない人も、よりよく生きていくことがあたり前の社会”にすることに少しでも貢献していければと考えています。


■日本認知症本人ワーキンググループ代表理事 藤田和子さんコメント

わたしたちは、「認知症とともに生きる希望宣言」が、日本中の認知症の本人に届くことを願って、“希望のリレープロジェクト”を進めていきます。

映画『ケアニン』の上映に尽力されている各地のみなさんや、映画を見るみなさんを通じて、そのまちで暮らす本人に「認知症とともに生きる希望宣言」が届けられることを願っています。



【作品概要】

映画名              : ケアニン~あなたでよかった~

監督               : 鈴木浩介

原案・エグゼクティブプロデューサー: 山国秀幸

初公開日             : 2017年6月17日

上映時間             : 105分

制作国              : 日本

キャスト             : 戸塚純貴、松本若菜、山崎一

                   藤原令子、菜葉菜、小市慢太郎/水野久美

推薦               : 厚生労働省 神奈川県

                   文部科学省特別選定作品

URL                : http://www.care-movie.com/


<ストーリー>

大森圭(男性・21)は新人の介護福祉士。高校卒業後、これといってやりたいことがなかった圭は、漠然とした理由で介護の専門学校へ入学。

卒業後、圭が働くことになったのは、郊外にある小規模介護施設。

認知症の高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れず、悩む日々が続くなか、圭が初めてメインで担当をすることになったのは、認知症の星川敬子79歳。

試行錯誤しながらも、先輩スタッフたちの協力もあり、少しずつ敬子との関係性を深めていく。「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合うようになっていく圭だったが…。

カテゴリ:
企業動向
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介護 映画 社会(国内)
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