シマンテック、エンドポイントセキュリティの強化と簡素化を実現...

シマンテック、エンドポイントセキュリティの強化と簡素化を実現する、新しいSymantec ITMS 8.5を発表

ネットワーク境界の内外にあるエンドポイントを対象とした自動管理、パッチ適用、および修復を実施

サイバーセキュリティのトップ企業の一つであるシマンテック コーポレーション(Nasdaq: SYMC、本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、以下、シマンテック)は本日、Symantec IT Management Suite(ITMS)を強化したことを発表しました。新しいITMS 8.5は、リアルタイムのエンドポイント管理機能に加えて、Symantec Endpoint Protection(SEP)およびControl Compliance Suiteとの統合により、攻撃や深刻な脆弱性からの保護をさらに高めます。これにより、クラウド世代のエンドポイント管理とコントロールに必要な柔軟性と多用途性を顧客に提供します。

 

ESGの調査によれば、IT部門がサイバーセキュリティツールの調達と管理に関わる機会はこれまで以上に増えています。これに伴い、困難で時間を要する脆弱性の修復とエンドポイントへのパッチ適用作業が増え、IT運用に多大な労力、課題や障害をもたらしています。

 

ITMS 8.5はIT部門にリアルタイムのエンドポイント管理機能、自動化、および柔軟性を提供し、運用をさらに簡素化すると共にその有効性を高めます。ITMS 8.5はデスクトップ、ラップトップ、およびサーバーを含むエンドポイントとそのOS設定を対象とし、そのライフサイクル全体を通じて管理、パッチ適用、および修復を行います。またネットワークの境界外にあるエンドポイントも管理するため、従業員がリモートワークを行う際にも継続して保護されます。

 

シマンテックのエンタープライズセキュリティ製品担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるブライアン・バーニー(Bryan Barney)は次のように述べています。「適切に管理されたエンドポイントがセキュアなエンドポイントである、との哲学のもとITManagement Suiteに最新のイノベーションを盛り込みました。バージョン8.5にはリアルタイムの管理機能を追加し、またシマンテックの主要製品との統合を通じて保護を高めることにより、顧客のセキュリティを総合的に強化する強力なユースケースを実現しました。」

 

主要なアップデートには以下のものが含まれます。

 

スピーディーな管理 - オンデマンドかつリアルタイムでデータが収集され、多くの情報に基づくセキュリティ関連の判断をより迅速に行うことを可能にするインテリジェンスを実現します。

エンドポイント検疫 - コンプライアンススキャンではじかれたエンドポイントを、インストールされているSEPで直接ネットワークからブロックすることにより、WannaCryのようなエンドポイントでの感染を防止します。

脆弱性スキャンと修復の自動化 - Control Compliance Suite Vulnerability Managerとの統合により、脆弱性をスキャンして修復を必要とするエンドポイントへ自動的にパッチを適用します。

モダンなUIワークスペース - 日常作業向けにシンプルさとスピードを主眼として設計された新しいUIにより、経験のないスタッフでも特別なトレーニングを受けることなくITMSを活用することができます。

 

非営利のコミュニティ向け医療システムを提供しているAspirus(本社:ウィスコンシン州ウォーソー)はSymantec ITMS 8.5を導入しました。Aspirusのインフラストラクチャーアーキテクトであるジェシー・コジコースキー(Jesse Kozikowski)氏は次のように述べています。「Aspirusではエンドポイント管理を含め、シマンテックの統合サイバー防御プラットフォームが持つ要素の多くを使用しています。特にコンプライアンスの基準を満たさないエンドポイントを隔離し、またデバイスの正確な在庫管理を行うことのできるSEPとの統合をはじめとした、ITMS 8.5の新しい機能に期待しています。ITMSのスピーディーな管理はこれをまさに次のレベルへと進めるものです。」

 

Symantec IT Management Suiteの詳細については、https://www.symantec.com/ja/jp/products/it-management-suiteをご覧ください。


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