イリス、コンポジテンス社の複合材料加工システムの販売を本格化  炭素繊維の加工で生じる廃棄物を2-6%まで低減!

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    2018年8月28日 10:00

    産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フランク・オーバンドルフ)はドイツ・コンポジテンス社(Compositence社)の複合材料加工システムの販売を本格化いたします。


    コンポジテンス2Dシステム



    航空・宇宙産業、自動車産業では軽量化や組立作業工数の削減のために、炭素繊維やグラスファイバーの需要がより一層高まっていますが、複合材料は高価な上にリサイクルが困難で、その廃棄物の低減によるコスト削減策が求められてきました。


    コンポジテンス社ではこのような顧客ニーズに対応するべく、炭素繊維などの複合材料を用いて無駄を抑えた成型が可能な装置を開発しました。同社の日本総代理店である株式会社イリスは、ロボットで成型する従来の3Dタイプに加えて、シート状のスタックを作製する2Dタイプの販売を本格化しました。


    成型システムは細長いテープ状の炭素繊維を専用ヘッドで重ねるように配置して成型します。従来のシートから型で抜く、または形状に合わせて切断するなどの方法とは異なり、より自由な形状成型を可能にすると同時に、従来の方法では40%も発生していた廃棄物を2%まで削減することにより、コストを大幅に削減できます。


    コンポジテンス社はドイツ航空宇宙センターのほか、韓国科学技術院にも3Dシステムを納入しており、近くドイツのフラウンホーファー鋳造・複合材料・プロセス技術研究所にも3Dシステムを納入する予定です。


    コンポジテンス3Dシステム

    https://www.atpress.ne.jp/releases/164013/img_164013_2.jpg

    3Dシステム ヘッド部分

    https://www.atpress.ne.jp/releases/164013/img_164013_3.jpg



    ■コンポジテンス製品概要

    名称  : コンポジテンス 2Dシステムおよび3Dシステム

    対応素材: 炭素繊維、グラスファイバー、サーモプラスチック等複合材料

    販売価格: 仕様により異なります。お問い合わせください。

    製品案内: https://www.irisu.jp/fileadmin/pdf/Compositence_Catalog_JP_Final.pdf


    製品動画(2Dシステム): https://youtu.be/Unxw2TH0PJE

    製品動画(3Dシステム): https://youtu.be/NlivU6uZDOU



    ■会社概要

    商号  : 株式会社イリス

    代表者 : フランク・オーバンドルフ

    所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル

    創業  : 1859年(安政6年)

    事業内容: 産業機器・技術輸出入・販売

    URL   : http://www.irisu.jp



    【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】

    株式会社イリス MPIテクノロジー部

    担当 : 新井・小澤

    E-mail: japan-mpit@illies.de

    TEL  : 03-3443-4143

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