チップス&メディア社、4K UHD解像度(800万ピクセル)の 画像信号処理(ISP)IPの新規契約を獲得

韓国ソウルに本社を置くビデオ向け半導体IPのリーディング・カンパニーであるチップス・アンド・メディア株式会社(以下、チップス&メディア社)は、4K UHD解像度(800万ピクセル)の画像信号処理(ISP)向け半導体IPを台湾の半導体メーカーに提供するための新規ライセンス契約を締結したことを発表しました。


コンフィギュラブルであり、かつ、包括的な画像信号処理パイプラインを含むチップス&メディア社のISP向け半導体IPが、監視カメラを含むさまざまな用途におけるIPカメラに採用されることが本契約に含まれています。


「この新たなライセンス契約は、私たちのISP向け半導体IPが、予想以上に急速に成長している4K UHD(800万ピクセル)市場向けに非常に適合していることを示す一つの証明になります」とチップス&メディア社のCEO、スティーブ・サンヒョン氏(Steve Sang-hyun)は述べています。「当社のビデオコーデックおよびコンピュータビジョン製品を含む当社の完全なビデオバリューチェーンの一環として、チップス&メディア社は、高解像度のビデオ処理テクノロジーのニーズに対応する準備が整いました」


業界をリードするビデオコーデックの半導体IP専門家として認知されていたチップス&メディア社は、深層学習ベースのコンピュータビジョン、コンピュテーショナルフォトグラフィ、画像信号処理などの新しいビデオ関連の半導体IPのポートフォリオを広げ、ビデオ関連技術のトータルソリューションを提供します。さらに、チップス&メディア社は、ISP、3DNR、マルチ露光HDR、レンズ歪み補正を提供するために、2018年3月に最初のISP IP契約に署名したことが報告されました。



■チップス&メディア社について

チップス&メディア社は、ビデオハードウェアIPのリーディング・カンパニーです。ディープラーニングによるコンピュータビジョン、コンピュテーショナルフォトグラフィ、画像信号処理などの広範なビデオ技術を提供し、ビデオIPプロバイダーとしての地位を確立しています。


チップス&メディア社のIPは、低消費電力、高性能、小型、高信頼性などで高い市場評価を受けており、80社以上がライセンスを受けています。その範囲は、次のように従来のコーデックからコンピュータビジョンに至るまで広範囲にわたります。


[ビデオコーデックIP]

120FPSでUHD(4K/8K)までの解像度を持つHEVC、VP9、AV1、AVS2

その他のレガシー・ビデオコーデックIP


[ISP/コンピュテーショナルフォトグラフィ]

低照度環境に最適化されたISPパイプライン、マルチエクスポージャHDR、3DNR、レンズ歪み補正IP


[コンピュータビジョン]

ディープラーニングによるオブジェクト検出IP


詳細については、同社のWebサイト http://www.chipsnmedia.com をご覧ください。

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報