Earth Company、働き方改革への取り組みが評価され NGO組織強化大賞2017で大賞・働き方改善部門賞を受賞

2018.02.08 11:00

アジア太平洋地域の途上国で社会課題に取り組むチェンジメーカーを支援する一般社団法人Earth Company(以下 EC、東京都港区、代表理事：濱川明日香)は、認定NPO法人国際協力NGOセンター(以下 JANIC)が主催する「NGO組織強化大賞2017」で働き方改善部門賞を受賞。会場参加者と審査員の投票によりファイナリストに選ばれた4団体から「取り組みが最も参考になる団体」として大賞に選ばれました。

組織強化大賞2017・大賞受賞

日本ではいまだに多くの有能な女性が、出産や結婚、パートナーの仕事の都合により、働く意欲があっても、決められたオフィスに通勤し、決められた時間に働くのが難しいためにキャリアを諦め退職しています。

夫の海外転勤に伴う転居や第二子出産目前に起業したEC代表・濱川は、同じような状況にある女性が、転居や出産を理由にキャリアを諦めてしまうのはもったいないと感じていました。そこで、1人1人がライフスタイルを尊重し合えば、キャリアを諦めることなく、ハイパフォーマンスが実現できると考え、今までとは違う働き方を目指しました。

そしてECでは、「働く時間と場所」を自分で決められるよう、オフィスへの通勤を撤廃し、スーパーフレックス及び完全リモートワーク体制を実現。その結果、四半期ごとに調査しているスタッフ満足度は常に90％以上となり、働き方改革への取り組みが評価され、JANICが主催する「NGO組織強化大賞2017」で「働き方改善部門賞」および「大賞」を受賞いたしました。

■働く「時間帯」も「時間数」も「場所」も自分で決められる「Earth Companyな制度」の特徴

ECならではの働き方改革のための以下の5つの制度を、会場の皆さまより「参考になる取り組み」として評価していただきました。

1) 複業OK

理事・監事を含め、12人のスタッフ中9人が他の仕事と兼業。各分野で高めた専門性が、ECでの業務に反映され、より高いパフォーマンスを発揮しています。

2) オフィスの完全撤廃

全員がオフィスに通勤しないリモートワーカーで、東京・長野・バリ島を拠点に、自宅やカフェなど、それぞれが「最も効率よく働ける場所」で業務に従事しています。

3) 働く時間は自分で決めるスーパーフレックス制

子どもが寝た後や、早朝など、自分にとって最も都合のよい時間は人それぞれです。ECでは、働く場所だけでなく、「働く時間帯」も自分で選べます。

4) 働く時間数を自分で決めるコミットメント宣言＆自己申請制

ワークライフバランスを考えて週のどれだけの時間数を業務に使うかは、自己申請に基づく話合いで決定します。週4時間勤務のスタッフからフルタイムのスタッフまで、働く時間数は異なりますが同じプロフェッショナリズムで業務に取り組んでいます。

5) 自己申請制による勤怠管理

リモートワークで課題になりがちな勤怠管理は、信頼関係に基づき自己申請のみで運営管理しています。