日本初ZEH基準を満たす賃貸集合住宅が静岡県に完成

    低圧一括受電システムを組み合わせた大東建託オリジナルZEH賃貸

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    2017年11月29日 14:15

    大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊切直美、以下大東建託) と太陽光発電システムを開発・販売する京セラ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:谷本秀夫、以下京セラ)は、11月30日、戸建てのZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を満たす賃貸集合住宅の第1号が静岡県伊豆市で完成となりますのでお知らせします。

    戸建てのZEH基準を満たす賃貸集合住宅の完成は日本初となります(2017年11月29日時点、大東建託調べ) 。


    ZEHとは、年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる(ネット・ゼロ・エネルギー)住宅(ハウス)のことで、日本のエネルギー需給の抜本的改善の切り札となるなど、きわめて社会的便益が高いものとして、経済産業省、国土交通省、環境省が連携事業として取り組みを進めています。大東建託と京セラは、低圧一括受電システムを組み合わせたZEH基準を満たす賃貸集合住宅を積極的に展開することで、建物価値の向上、快適な住空間の実現、光熱費の削減、環境負荷の低減に寄与することを目指しています。










    ■低圧一括受電システムを組み合わせた大東建託オリジナルZEH賃貸※
    大東建託オリジナルのZEH賃貸は、ZEH基準(戸建て)をクリアするだけではなく、低圧一括受電システムを組み合わせたZEH賃貸です。低圧一括受電システムとは、低圧での電力の受電、余剰電力の売電、各戸への太陽光発電電力の分配などを電力会社との間で一括して行うシステムのことです。これにより、賃貸住宅全戸分の電気の取りまとめと、各戸への供給が可能となることで、事業性の向上(賃貸住宅オーナー様向け)などのメリットがあります。また、光熱費の削減(入居者様向け)などのメリットもあります。
    ※共同特許出願中

    ■大東建託オリジナルZEH賃貸の主なメリット
    〇賃貸住宅オーナー様のメリット
    ・断熱性能を良くすることで建物の高性能化を図り、資産価値が向上します
    ・快適な住空間を入居者様にご提供することで、入居率の安定が見込めます
    ・低圧一括受電システムを採用し太陽光発電電力を有効活用することで、事業性が向上します
    〇入居者様のメリット
    ・断熱性能が良くなることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住空間でお住まいいただけます
    ・快適な住空間をご提供することで、光熱費の削減にもつながります ※各戸の使用状況によって変動します

    ■大東建託オリジナルZEH賃貸の主な仕様


    躯体
    屋根形状を招き屋根とすることで、太陽光パネルの設置容量が増加。






    断熱性能の向上
    小屋裏及び床下の断熱性能を向上。





    省エネサッシ
    省エネ性能の高い『アルミ樹脂複合サッシ』を採用。







    ※ BELS申請
    各戸でBELSにおけるZEHの基準を満たしています





    【建物概要】
    ・商品名    :ルタン
    ・構造・規模  :木造 2×4  1棟 6世帯
    ・設計・施工 :大東建託株式会社
    ・所在地    :静岡県伊豆市
    ・敷地面積  :701.21平方メートル
    ・延床面積  :351.09平方メートル
    ・工事着工  : 2017年 8月31日(木)
    ・完成日    : 2017年11月30日(木)予定
    ・入居開始日 : 2017年12月 1日(金)予定  ※全室 入居ご契約済み   
    ・賃貸管理  :大東建託パートナーズ株式会社
    ・太陽光発電設備 :21.8kW