
3月6日(金)、周南市美術博物館において平岡英雄 周南市文化振興財団理事長が受賞作品を発表しました。
第34回林忠彦賞は、佐々木康(ささきこう)さんの写真集・写真展「XEPCOH ヘルソン-ミサイルの降る夜に」です。

「へルソン」とは2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻により占領されていたウクライナ南部に位置する州と州都の名前です。
佐々木さんは、毎晩のようにミサイルが降る中、友人と互いの無事を確かめるようにチャットを交わし、やがてその友人を介して兵士たちとも時間をともにするようになりました。その時期に撮影した写真や友人、兵士たちとのチャットの内容をまとめたのがこの写真集です。
私たちが生きる日常のすぐ先に戦争があり、日常と非日常が交錯する中で、人々は逞しく生きていること。戦争が非日常ではないことをあらためて考えさせられる作品です。

(左)動物園にて。クマの檻の前に突き刺さったロケット弾(2022年9月、ミコライウ)
(右)独立記念日に水遊びをする母子。遠くで空襲警報が鳴っていた(2022年8月、ミコライウ)

連日ミサイルが飛び、街の中心広場は立ち入りを制限する検問所が設置されていた(2022年10月、ミコライウ)

前線の塹壕の中で追撃砲の砲弾の準備をする兵士たち(2022年9月、ポサード・ポクロフスケ)

道路沿いの防風林を狙った砲弾が畑に着弾し、土煙を上げる(2022年10月、へルソン北部)

マッチングアプリで知り合った女性と地下壕でチャットする兵士レックス(2022年9月、ルーチ)
授賞式
■会 場:ホテルサンルート徳山 ハーバースクエア(山口県周南市築港町8-33)
■日 時:4月25日(土)14:00~16:00
●第一部 授賞式
授賞式には選考委員の方々も来られます
●第二部 講演会
「古層を撮る」 小林紀晴 氏(林忠彦賞選考委員)
講演会の講師の小林紀晴氏は、現在東京工芸大学芸術学部写真学科教授で2013年(平成25)には『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞されています。これまでの作品のこと、今の仕事についてお話いただきます。
どなたでもご参加いただけます <要事前申込>参加無料
参加ご希望の方はお電話でお申し込みください(0834-22-8880)
受賞記念写真展
■会 場:周南市美術博物館
■会 期:4月25日(土)~5月10日(日)※4月27日(月)、5月7日(木)休館
観覧無料
♦会期中は林忠彦記念室を含む常設展も無料でご覧いただけます。
トークショー <要事前申込>参加無料

<話し手> 佐々木康 氏
<聞き手>有田順一(周南市美術博物館館長 林忠彦賞選考委員)
■会 場:周南市美術博物館 講座室
■日 時:4月26日(日)10:30~
■定 員:40名(先着順)
お電話でお申し込みください(0834-22-8880)
問合せ
林忠彦賞事務局 周南市美術博物館
〒745-0006 山口県周南市花畠町10-16
TEL:0834−22−8880
FAX:0834-22-8886

















