江戸の化粧や粧いに関する貴重書や古書を展示 『春のよそおい ― 江戸の粧い』開催!

~化粧の歴史を体感する~

告知・募集
2010年4月6日 10:00
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日本の文化を研究する大学共同利用機関、国際日本文化研究センター(所在地:京都府京都市)の研究員であり、『化粧にみる日本文化』の著書もある平松 隆円は、江戸の化粧や粧いに関する貴重書や古書の展示『春のよそおい ― 江戸の粧い』を企画監修し、4月1日~5月5日まで、アカデミーヒルズ 六本木ライブラリーにて開催しております。

■「江戸時代の化粧文化は、現代に活かせる」ことを感じられる展示

今回の展示では、幕末から明治にかけて刊行された書籍を通じて、「当時の人々はどんな化粧をしていたのか」という「粧い」について触れていただけます。

現代の化粧は、欧米的なものが主流となっており、伝統的な化粧に接する機会は、今日ではほとんどありません。しかしながら、伝統的な化粧は決して古典的なものではなく、現代においても興味深い示唆を与えてくれます。

本展示を通して、日本文化としての「粧い」を知ると同時に、当時の文化を現代に活用する可能性を感じていただけるでしょう。

また、国際日本文化研究センターが通常貸し出さない、江戸時代から明治にかけての貴重書も展示されています。

化粧の文化をより身近に知ることのできる貴重な機会です。ぜひご来場ください。

■イベント概要
◎タイトル: 『よそおいの春 ― 江戸の粧い』
◎会期  : 2010年4月1日(木)~5月5日(水)
◎企画監修: 平松 隆円
       (国際日本文化研究センター機関研究員(講師)/京都大学中核機関研究員)
◎協力  : 国際日本文化研究センター
◎展示場所: アカデミーヒルズ 六本木ライブラリー エントランスショーケース
       (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階 コア)
◎アクセス: http://www.academyhills.com/library/map.html


■平松 隆円について
1980年、滋賀県生まれ。世界でも類をみない化粧研究で、博士(教育学)の学位を取得。専門は、化粧心理学や化粧文化論など、よそおいに関する研究で日本文化を解き明かしている。
国際日本文化研究センター機関研究員(講師)/京都大学中核機関研究員。
URL: http://researchmap.jp/ryuenhrmt/

■平松 隆円 著書『化粧にみる日本文化』について
2009年、水曜社から発行された著書『化粧にみる日本文化』は、著者が2008年3月に佛教大学大学院教育学研究科に提出した博士論文「日本の生活文化における化粧」をもとに、「なぜ、人は化粧をするのか」をテーマにした学術書。

「化粧」研究で博士号(教育学)を取得した、世界に類をみない内容となっており、心理と行動、文化と風俗の二つの側面から、わが国の「化粧」を捉えなおす初の試みです。

化粧とは何か。なぜ、人は化粧をするのか。化粧がこころや文化と、いかに関係しているのか。これまで学問として語られることのなかった化粧について解き明かします。

この度、研究書としては珍しい増刷が行われました。

URL: http://www.bookdom.net/suiyosha/1300shakai/1338keshou.html

※本書に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社水曜社
Tel  : 03-3351-8768

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