多目的X線散乱プラットフォーム  Empyrean Nano エディション発売のお知らせ

ゴニオメータ装備の唯一のSAXS/WAXS装置

スペクトリス株式会社 パナリティカル事業部(事業本部所在地:東京都港区、代表取締役:山田 英美)は、多目的X線散乱プラットフォーム Empyrean Nanoエディションを発売しました。

Empyrean Nanoエディションは、様々なX線散乱技術を組み合わせたハイブリッドラボラトリX線散乱分析装置です。ナノスケールでの構造と寸法だけでなく、原子レベルでのオーダリング、数百ナノメートル範囲での構造特性を、実験データから推測することが可能です。


本装置は、主要なX線散乱技術である超小角X線散乱法(USAXS)、小角および広角X線散乱法(SAXS/WAXS)、生体高分子へのSAXS(bio-SAXS)、全散乱法(原子二体分布関数(PDF)分析)と言った手法の全てを使用できる唯一の装置です。高分解能ゴニオメータ、アライメント調整済みの高分解能光学部品に基づいたモジュールコンセプト、最新の検出器技術により、高い性能と柔軟性を実現しています。


Empyrean Nanoエディションで分析可能な代表的なサンプルは、ナノ粒子、コロイド、タンパク溶液、界面活性剤、多孔質材、ポリマー、ナノ複合材料、液晶、ガラス等です。ナノマテリアル分析ソリューション担当のマーケットセグメントマネージャー、Jorg Bolzeは次のように述べています。「Empyrean Nanoエディションは専用機に比べ費用対効果が非常に高く、また将来的に、粉末回析、薄膜分析、CTなどのアップグレードも可能です。」


詳細については、下記当社ウェブサイトをご覧ください

http://www.panalytical.jp/X-xian-san-luanpurattofomu.htm


Caption:Empyrean Nano エディション


■会社概要

商号   : スペクトリス株式会社

本社所在地: 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル

設立   : 1980年7月30日

資本金  : 5,000万円

代表者  : 代表取締役 山田 英美

社員数  : 206名(2014年12月末現在)


事業部名 : スペクトリス株式会社 パナリティカル事業部

所在地  : 〒105-0013 東京都港区浜松町1-7-3

URL    : http://www.panalytical.jp


パナリティカルは、お客さまが素材やプロセスについて有益な情報を得られるソリューションの提供を使命と考えています。当社のお客様の業界は、建材、製薬から金属、鉱業、ナノ物質まで、多岐にわたっています。X線回折(XRD)、X線散乱、蛍光X線(XRF)、近赤外線(NIR)分光法、パルス高速熱中性子活性化(PFTNA)などの技術をベースとしたソフトウェアと装置の強力な組み合わせにより、素材について信頼性の高く確実な元素・構造情報を提供します。当社のソリューションは科学的研究、産業プロセス、品質管理の分野で導入されています。


パナリティカルは、世界中に1,000人以上の従業員を持つ企業です。本部はオランダ・アルメロにあり、日本、中国、米国、ブラジル、オランダに完全な設備を持つアプリケーション・ラボラトリを設置しています。研究拠点をオランダ・アルメロに設置しています。さらに、教育センターと生産工場をオランダ・アルメロ(X線装置の開発と製造)とオランダ・アイントホーヘン(X線管の開発及び製造)、英国ノッティンガム(XRFアプリケーション及び標準物質)、カナダ・ケベック(溶融サンプル前処理)、米国コロラド州ボールダー(近赤外線装置)に設置しています。


パナリティカルは一部の国を除き、さまざまな地域で事業を展開しています。この世界規模の販売/サービスネットワークを通じて、業界最高水準のカスタマーサポートを提供しています。


当社は、ISO 9001及びISO 14001を取得しています。


当社業務内容の詳細につきましては、Webサイト( http://www.panalytical.jp )をご参照ください。


パナリティカルは、生産性向上を図る計測装置・制御機器を取り扱うスペクトリス株式会社のグループ企業です。

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