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Colt、ネットワーク遅延の更なる最適化により、 アジアにおける主要取引所間の遅延値を短縮

香港証券取引所(HKEX)とシンガポール証券取引所(SGX)間、オーストラリア証券取引所(ASX)と日本取引所グループ(JPX)間で業界最速の接続性を提供

ColtグループのAPAC部門として法人向け広帯域ネットワークをグローバルで展開するColtテクノロジーサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長、アジアCCO兼アジア代表:日置健二、以下「Colt」)は本日、APAC地域における2つの主要な低遅延ルートがさらに最適化されたことを発表しました。この接続性は、「Colt  IQ Network」*1プライベートイーサネット網で提供されます。香港とシンガポール間の遅延は、香港証券取引所(HKEX)とシンガポール証券取引所(SGX)の間で約29ms(RTD)まで短縮されています。また、シドニーと東京間の遅延は、オーストラリア証券取引所(ASX)と日本取引所グループ(JPX/CC2)の間で約99ms(RTD)まで短縮されています*2。どちらのルートも、遅延時間の数値は全プロバイダーの中で現在最速です。


5月に行った東京とシカゴ間の低遅延化同様、これらの最適化は市場において高い評価を受けるColtのIQ Networkの強化の一環として行われました。Coltは、ルートの主要エンドポイントにおける自社ネットワークのプレゼンス拡大に積極的に努めてきました。同社は今年始め、香港とシンガポールにおいて48、49都市目のメトロ・エリア・ネットワークのファイバー拡張プロジェクトを発表しています。


Coltのネットワークを強化する取り組みの中心には金融サービス・セクターからの強い要望があります。遅延が短縮されるたびに、Coltのネットワークで結ばれた各都市の証券取引所間の流動性が一層促進されています。今回の最適化により、HKEXとSGX、およびASXとJPXの取引参加者に加え、世界中のトレーダーが恩恵を受けます。


Coltのキャピタルマーケッツ担当VPのアンドリュー・ハウスデン(Andrew Housden)は次のように述べています。「当社は、超低遅延接続の限界に挑み続けています。お客様にとっては、マイクロ秒単位の時間が重要です。資本市場だけでなく、メディアや製造業などのすべてのデータ集約企業がデジタル市場で機能し、成長するために、我々の安全、かつ広帯域な接続を期待しており、この事実がイノベーションと最適化を継続している理由です。Colt IQ Networkは、テクノロジーを通じてビジネスを推進し続けます」


※1 SDN、NFV、クラウドサービスに合わせて最適化された、オフィスビルやデータセンターを結ぶ100Gbps対応ネットワーク

※2 Coltの社内テストに基づく数値(2017年8月現在)

 

Colt について

Coltは、先進的な広帯域ネットワークサービスの提供によって顧客のデジタル・トランスフォーメーションを実現するリーダーです。

Colt IQ ネットワークは、ヨーロッパ、アジアおよび北米の主要都市にて800以上のデータセンターおよび25,000以上の商用ビル群を接続しており、さらに拡大し続けています。


またColtは、これまでカスタマー・ファーストの理念の上でサービスを提供し、多量のデータを扱う企業を中心に、約30ヶ国、200以上の都市に拠点を置くお客様より高い評価を頂いているほか、SDN(Software-Defined Network)とNFV(ネットワーク機能仮想化)分野における革新的かつ先進的な企業としても広く認知されています。


Coltは業界でも安定した財源基盤のもと、競争力の高い価格で最良のカスタマー・エクスペリエンスを提供しています。

詳細についてはColtのウエブサイトをご覧ください。http://asia.colt.net/ja


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