ハイチ地震被災の現地NGOリーダー センティル・ラゲル氏緊急...

ハイチ地震被災の現地NGOリーダー センティル・ラゲル氏緊急来日  『ハイチ大地震 現地報告会』 3月20日(土)19時 開催

~ハイチ人による現地報告、および復興支援のよびかけ~

 特定非営利活動法人こころのビタミン研究所(所在地:東京都港区三田、代表理事:栗原 弘美)は、2010年1月12日のハイチ大地震を受け、2006年より支援しているハイチの現地NGO Initiative Against Hunger(IAH飢餓撲滅運動)の代表であるセンティル・ラゲル氏を緊急招聘し、3月20日(土)19時より、EBIS 303にて『ハイチ大地震 現地報告会』を開催することをお知らせいたします。

◆開催概要
『ハイチ大地震 現地報告会』
~ハイチ大地震の爪あと、そして復興支援のために~

講演 :NGO Initiative Against Hunger 代表 センティル・ラゲル氏(ハイチより緊急来日)
    フォトジャーナリスト 佐藤 文則氏
日時 :2010年3月20日(土)19:00~21:00(受付開始18:40)
会場 :EBIS 303 501会議室(別棟)
    東京都渋谷区恵比寿一丁目20番8号 エビススバルビル
参加費:1,000円
定員 :80名(定員になり次第締切)
【センティル・ラゲル氏取材受付スケジュール】
3月19日(金)、3月23日(火)、3月24日(水)、3月25日(木)別途お問い合わせください。

 2010年1月12日のハイチ大地震は、首都ポルトープランスを中心に甚大な被害をもたらし、死者数23万人、被災者300万人といわれています。現在多くの国際援助も入っていますが、その復興には10年かかるといわれています。2月27日には、南米チリでも大地震が発生し、世界中の人々が被災地への支援に目を向け、それを他人事とせず、いま自分たちにできることを改めて考え実践に移し始めている時期でもあります。

 今回緊急来日するセンティル・ラゲル氏は、現地NGO Initiative Against Hunger(IAH飢餓撲滅運動)の代表として、約15年間、首都ポルトープランス近郊で、貧しい人々の命と健康を守るための医療保健センターを運営してきました。その医療保健センターも地震で被災し、被害がひどいため移転が必要であり、まだ活動を再開できない状態にあります。

 こころのビタミン研究所は、センティル・ラゲル氏と直接のパイプをもち、保健センター運営を支援してきました。今回、センティル・ラゲル氏を緊急で日本に招き、被災地への支援に関心をもたれる日本の皆様に現地の被害状況を直接センティル・ラゲル氏より報告し、今後の復興支援策を共に考える機会を持つことを目的に、報告会を開催いたします。同時に、2月に現地を取材されたフォトジャーナリストの佐藤 文則氏に、映像による現地取材報告および、ハイチについてお話いただきます。

お問い合わせ先:こころのビタミン研究所
TEL  : 03-5765-1956
E-Mail: info@cocoro-v.org


◆センティル・ラゲル氏 プロフィール
センティル・ラゲル(Saintyl Laguerre)氏。
イニシアティブ・アゲンスト・ハンガー(Initiative Against Hunger)代表。

1964年ハイチ共和国ポルトープランス市生まれ。ハイチ大学でコミュニケーション論を学び、ジャーナリストとして活躍。1994年、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)の青少年組織ユース・エンディング・ハンガーを設立。1995年、スラムで貧しい人々のための医療保健センターを開始する。2000年から2005年までHFWのハイチ支部として活動後、2006年からは、団体名をInitiative Against Hungerとして、NPOこころのビタミン研究所の全面的支援を得て活動を続けている。2008年10月、こころのビタミン研究所の招きで来日。

◆佐藤 文則氏 プロフィール
佐藤 文則(さとう ふみのり)氏。フォトジャーナリスト。
1954年生まれ。明治大学卒業後、1979年に渡米し、サンフランシスコ・シティ・カレッジで写真を学ぶ。1988年からハイチの取材を開始。これまでに20回以上、ハイチを訪問。現在、フォトエージェンシー「アジアワークス」に所属し、米国・東南アジア諸国を中心に活動する。「タイム」「ニューズウィーク」「世界」「朝日グラフ」などに作品を多数発表している。
著書に「ハイチ目覚めたカリブの黒人共和国」「ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち」「慟哭のハイチ」(以上凱風社)「ハイチ圧制を生き抜く人々」(岩波書店)など。
2010年2月、大地震後のハイチを取材。

◆こころのビタミン研究所とは
こころのビタミン研究所は、「すべての人がこころの相談相手を持つ」ことをビジョンとするNPO法人です。途上国の物質的飢餓、そして自殺者が毎年3万人以上を超える日本のような先進国の精神的飢餓を共になくし、すべての人が平和で幸せな生活を送ることができるようになることを目的に、具体的には「こころの勉強会」「こころの相談」「海外支援」を3本柱として活動を展開しています。

◆Initiative Against Hungerとは
Initiative Against Hunger(IAH飢餓撲滅運動)は、センティル・ラゲル氏によって設立されたハイチの現地NGOです。IAHは1995年から首都ポルトープランスにある、ハイチ最大のスラム「シテ・ソレイユ」の人々の命と健康を守るため医療保健センターを運営していましたが、治安の悪化のため、2007年からは近郊のプティ・パスカル・カゾー地区にセンターを移転し、活動を継続してきました。
このセンターには毎週約150人の貧しい人々が受診に来ており、わずか75円の初診料だけで、病気の診療や怪我の治療などを無料で提供しています。これまでに多くの住民がマラリア、結核、腸チフス、赤痢などの治療を受けました。特に子供たちへの予防接種、栄養改善のための食糧支援、妊産婦への指導に力を入れており、エイズ防止のための指導やコンドーム配布も行っています。


■団体概要
団体名 :特定非営利活動法人こころのビタミン研究所
住所  :東京都港区三田3-1-5 第一奈半利川ビル3階
代表理事:栗原 弘美
     副理事 鷹野 えみ子
事務局長:中野 隆一
設立  :2001年11月27日 内閣府より特定非営利活動法人格取得
事業内容:・各地でのこころの勉強会
     ・こころの相談(電話相談、面談相談)
     ・発展途上国への支援
     (バングラデシュカリガンジ地区に多目的センターの建設運営支援)
     ・ハイチでの保健センター支援
     ・インド孤児院支援
     ・その他海外支援(カナダ・台湾の先住民支援)
URL   : http://www.cocoro-v.org/

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