鍵井靖章 新刊写真集『unknown』 9月25日(月)発行

地球上で最も美しい青。 絵画のような水中の絶景を、世界中から集めた写真集

日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区虎ノ門)は、鍵井靖章著『unknown(アンノウン)』を2017年9月25日(月)に発行します。    

 本書は、独特の色彩と気持ちのよい構図で人気の水中写真家、鍵井靖章(かぎいやすあき)の最新作。世界中の海から、絵画のように美しい写真193点を集めました。

 20年以上、世界各地の海の写真を発表してきた著者が、今回選んだテーマは、見たことのない「未知の海」。それを、「青と光」「小さなデザイン」「憧れのビッグブルー」「おとぎの国へ」「礁原の宇宙」というテイストの異なる5つの切り口で構成しています。

 鮮烈な海の碧に、銀河のように煌めく魚たちの群れ。咲き乱れるサンゴやイソバナの花畑。静寂のサンゴ礁など、どれも自然がつくる極限の美を感じさせ、「地球にこんな場所があったのか」と驚かされます。

 232ページ、写真193点の大ボリュームで魅せる、本当の海の姿。巻末では、著者が特に思い入れのある7つの海を紹介。ゆっくりとページをめくり、著者が、どんな海で、何を見たのか、どんなことを感じたのかを、同じように体験できる。海に潜っている気持ちになれる。そして、地球の未知なる鼓動を感じることのできる一冊です。


unknown

2017年9月25日発行/定価3,200円+税/232ページ/ソフトカバー

サイズ:A4変横(天地208mm×左右281mm)/オールカラー

鍵井靖章著/日経ナショナル ジオグラフィック社

写真・文 鍵井靖章(かぎい やすあき)

1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事する。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。

自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。3.11以降は、岩手県の海を定期的に記録している。「wreath(リース)」(日経ナショナルジオグラフィック社)、「海中散歩」「夢色の海」(共にPIE International)、「ダンゴウオ-海の底から見た震災と再生-」(新潮社)、など著書多数。2013年、2015年に「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」優秀賞を受賞。


著者・鍵井靖章より 

 これまで私は、海の優しいところを見つけて写真を撮り、発表してきました。写真集を手に取ってくれる人たちの日常に、少しの癒しをプレゼントしたかったからです。しかし今回は、その先の世界を紹介します。

 海の中では、優しさや癒しだけではない、いろんな景色や出来事に出会えます。それは、地球上で最も美しい青や、秘密にしていた極彩の色。そこには、人間よりはるかに大きな生き物が闊歩する雄大な絶景があり、世界の片隅にひそむ小さな模様がたたずみ、この世のものとも思えない神秘的な光が軌跡を描いています。まだみんなが知らない海中の景色です。そんな魅惑の世界を多くの人たちに紹介したいと、ずっと思っていました。

 ページをめくるたびに、いろんな感情がわき上がってくると思います。ぜひドキドキしてほしいし、最後には自分がどこにいるのかわからなくなるくらいの非日常を感じてほしい。そんな願いを込めて、この写真集「unknown」を作りました。


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