“いけばなの高校生大会”開催 地区大会第一回目の関東大会優勝校は 神奈川県立麻生総合高等学校チーム「麻総1」!
「全国高校生花いけバトル実行委員会」(会長:浜田恵造・香川県知事)は、高校生を対象とした全国大会「第一回全国高校生花いけバトル 栗林公園杯2017」を2017年6月3日に開催し、関東大会の優勝校はチーム「麻総1」(アサソウワン)に決定した。
「全国高校生花いけバトル」は国内の高等学校に在学中の生徒を対象に、華道部、フラワーアレンジメント部などに加え、部活動に属していない生徒も参加可能な、流派を問わない大会としては日本初の、いけばな(花いけ)の競技大会で、2名1組でチームを編成し、即興で花をいけ、対戦チームとバトルを展開。花をいけるための制限時間はわずか5分間。対戦後は観客と専門家によるジャッジを行い、観客を魅了させたバトラーが勝者となる。
母体である「花いけバトル」は2011年にスタートし、2016年には年間30回以上開催される人気イベントへと成長し、これまでバトラーはフラワーデザイナー、華道家ら花き業界のスペシャリストが中心だったが、次世代を担う高校生が花に触れ、花で感動する瞬間を共有し、日本の花文化をいまの時代にふさわしい形で共に育みたいとの思いで、今年度、「全国高校生花いけバトル」が初開催された。
関東大会は「全国高校生花いけバトル」地区大会の先頭を切っての開催となり、この日から、決勝大会が行われる香川県への切符を手にするための戦いが幕を上げた。当日は晴天にも恵まれ、会場となった横浜山手西洋館・横浜市イギリス館の庭には大勢の観客が集まり、高校生の真剣なバトルに熱い視線を送っていた。
この日用意された花材は、横浜の花であるバラを中心に神奈川県下で生産された色とりどりのたくさんの花たち。また花器も県内高校の陶芸部からの提供となり、高校生の作った花器で、高校生がその開催地域で栽培された花を中心にいけるというのも「全国高校生花いけバトル」の大きな魅力の一つである。
また、その花の美しさとは反面、高校生たちはわずか5分の限られた時間の中、スピード感と躍動感ある動きで、素早くダイナミックに花をいけていく。格闘技同様にゴングに始まりゴングで終わる、花の詳細な名前や情報の実況解説もあり、花に詳しくなくとも大いに盛り上がることが出来る。
決勝戦のみ、先鋒・次鋒からなる2回ジャッジの構成になり、先鋒戦では僅差でチーム「麻総1」がリード。次鋒戦はそれを追いかける神奈川県立横浜桜陽高等学校華道部の市原がドウダンツツジやピンクのカスミソウなどを使いダイナミックにいけ、リードしている麻総1の的場は色とりどりのバラを中心に、思い切って大胆にいけていった。
作品が完成されると、両校に観客からも惜しみない賞賛の拍手が送られたが、結果は85ポイント 対 69ポイント。神奈川県立麻生総合高等学校 麻総1(アサソウワン)が見事優勝に輝き、香川県で行われる決勝大会へのチケットを手に入れた。
優勝した坂本さんは
「あまり自信はなかったが、いけたいものをいけようと思いながら思い切ってやった。」
一方、的場さんも
「直感で入れたいものをいけようと思い必死に頑張った、まさか優勝できたのは信じられない」
とバトル後、興奮しながら涙ながらに語った。
8月19日(土)20日(日)に香川県で開催される決勝大会では、全国から地区大会を勝ち抜いたバトラーが集結し、更に熱いバトルが繰り広げられる。
優勝は神奈川県立麻生総合高等学校 麻総1(アサソウワン)
的場姫香 坂本千乃
準優勝は神奈川県立横浜桜陽高等学校 横浜桜陽高校華道部
市原由華 森叶向
「全国高校生花いけバトル」は国内の高等学校に在学中の生徒を対象に、華道部、フラワーアレンジメント部などに加え、部活動に属していない生徒も参加可能な、流派を問わない大会としては日本初の、いけばな(花いけ)の競技大会で、2名1組でチームを編成し、即興で花をいけ、対戦チームとバトルを展開。花をいけるための制限時間はわずか5分間。対戦後は観客と専門家によるジャッジを行い、観客を魅了させたバトラーが勝者となる。
母体である「花いけバトル」は2011年にスタートし、2016年には年間30回以上開催される人気イベントへと成長し、これまでバトラーはフラワーデザイナー、華道家ら花き業界のスペシャリストが中心だったが、次世代を担う高校生が花に触れ、花で感動する瞬間を共有し、日本の花文化をいまの時代にふさわしい形で共に育みたいとの思いで、今年度、「全国高校生花いけバトル」が初開催された。
関東大会は「全国高校生花いけバトル」地区大会の先頭を切っての開催となり、この日から、決勝大会が行われる香川県への切符を手にするための戦いが幕を上げた。当日は晴天にも恵まれ、会場となった横浜山手西洋館・横浜市イギリス館の庭には大勢の観客が集まり、高校生の真剣なバトルに熱い視線を送っていた。
この日用意された花材は、横浜の花であるバラを中心に神奈川県下で生産された色とりどりのたくさんの花たち。また花器も県内高校の陶芸部からの提供となり、高校生の作った花器で、高校生がその開催地域で栽培された花を中心にいけるというのも「全国高校生花いけバトル」の大きな魅力の一つである。
また、その花の美しさとは反面、高校生たちはわずか5分の限られた時間の中、スピード感と躍動感ある動きで、素早くダイナミックに花をいけていく。格闘技同様にゴングに始まりゴングで終わる、花の詳細な名前や情報の実況解説もあり、花に詳しくなくとも大いに盛り上がることが出来る。
決勝戦のみ、先鋒・次鋒からなる2回ジャッジの構成になり、先鋒戦では僅差でチーム「麻総1」がリード。次鋒戦はそれを追いかける神奈川県立横浜桜陽高等学校華道部の市原がドウダンツツジやピンクのカスミソウなどを使いダイナミックにいけ、リードしている麻総1の的場は色とりどりのバラを中心に、思い切って大胆にいけていった。
作品が完成されると、両校に観客からも惜しみない賞賛の拍手が送られたが、結果は85ポイント 対 69ポイント。神奈川県立麻生総合高等学校 麻総1(アサソウワン)が見事優勝に輝き、香川県で行われる決勝大会へのチケットを手に入れた。
優勝した坂本さんは
「あまり自信はなかったが、いけたいものをいけようと思いながら思い切ってやった。」
一方、的場さんも
「直感で入れたいものをいけようと思い必死に頑張った、まさか優勝できたのは信じられない」
とバトル後、興奮しながら涙ながらに語った。
8月19日(土)20日(日)に香川県で開催される決勝大会では、全国から地区大会を勝ち抜いたバトラーが集結し、更に熱いバトルが繰り広げられる。
優勝は神奈川県立麻生総合高等学校 麻総1(アサソウワン)
的場姫香 坂本千乃
準優勝は神奈川県立横浜桜陽高等学校 横浜桜陽高校華道部
市原由華 森叶向
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