モンタビスタが新たな開発環境、MontaVista DevRocketをリリース

報道関係者各位
プレスリリース                     2003年11月12日
               モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社

   モンタビスタが新たな開発環境、MontaVista DevRocketをリリース
    ~Eclipseテクノロジ ベースの先進のグラフィカル開発環境~

2003年11月11日(現地時間)米カリフォルニア州サニーベール発―
革新的な組込みソリューションを展開するMontaVista Software Inc.(以下、
モンタビスタ)は、新たな先進の開発環境となるMontaVista(R) DevRocket(TM)
を発表しました。MontaVista DevRocketは、本日発表したMontaVista Linux
Professional Edition 3.1を構成する重要な要素です。

MontaVista DevRocket 1.0は、システム ソフトウェアとアプリケーションの
開発を容易にするべく設計された、完全に統合されたグラフィカルな開発環境
です。EclipseテクノロジをベースとしたMontaVista DevRocketは、Windows、
Solaris、Linuxなどの主要な開発ホスト プラットフォームで、共通のルック・
アンド・フィールを提供します。MontaVista DevRocketは、最新のEclipse2.1
をベースとしています。お客様やISV がEclipseコミュニティの貢献で実現した
サード・パーティの開発環境や、Eclipse がサポートする多数のツールを利用
してEclipseプラットフォームの利点を最大限に活用することを支援します。

開発者は、C /C++でプログラミングし、MontaVista DevRocketを利用して多数
のプロジェクト タスクを自動化し、開発工程の短縮化を図ることが可能です。
さらに、コンパイル、編集、デバッグなどの基本的な開発機能を統合し、使い
勝手の良い共通のウィザード形式で、組込み開発プロセスを自動化します。こ
のウィザードを利用することで、複雑で長期にわたるタスクが簡素化され、開
発者はプロジェクトにかける貴重な時間を、製品の差別化や商品化への時間短
縮などに集中的に割り当てることが可能になります。また、個々のプロジェク
トのニーズに合わせてコンテンツを選択、拡張し、対象となるプラットフォー
ム イメージを設計、構築することができます。さらに、アプリケーション サ
イズの適正化、システム イベントのトレース、分析、メモリ リークの特定、
修正も可能です。

「MontaVista Linuxは、幅広い業界において世界中のリーダー企業に採用され、
それをベースに製品が構築されています。」と、モンタビスタのプロダクトマー
ケティング担当ダイレクタであるグレン サイラーは述べています。
「MontaVista DevRocketは、組込みLinuxの有用性と柔軟性をさらに拡張し、
使い勝手を向上させ、そして、お客様が製品化までの時間を短縮し開発コスト
の競争力を維持することを支援します。」

「先進かつ使い勝手の良い開発環境は、急速に拡大する開発市場で成功する上
で大変重要です。」と、モンタビスタのエンジニアリング部門バイス・プレジ
デントであるケビン モーガンは述べています。「Eclipseテクノロジは、次世
代のIDEソリューション向けの業界標準となりました。他に類を見ない
MontaVista Linuxの統合とパワフルなツール群の拡張が共に実現し、
MontaVista DevRocketは、組込みソフトウェア開発者の生産性を向上させます。」

リリース
MontaVista DevRocketは、MontaVista Linux Professional Edition 3.1の一
部として2003年第4四半期(4Q)にリリース予定です。プロダクト サブスクリプ
ション契約により、MontaVista Linuxカーネル、ユーティリィティ、開発ツー
ル、ソフトウェア・アップデート、アプリケーションパッケージ、MontaVista
Zone(お客様向けポータルサイト)へのアクセス権、包括的な技術サポートと
Linuxハンズオン・トレーニングコースが提供されます。

Eclipseテクノロジについて
Eclipseは、Linux、Solaris、Windowsを含む多数の開発ホスト上で稼動する
Javaベースのオープン スタンダード開発環境です。Eclipse テクノロジを利
用することで、開発者は、プロジェクトにおいて開発ホストに関係なく、同じ
ツールセットの共有が可能になります。このオープンな開発環境のメリットは、
異なるベンダーが提供するツールがシームレスに稼動し、各プロジェクトの要
求に応える最適なツールを開発者が選択できる点にあります。モンタビスタの
CEO兼プレジデント、ジェイムス レディは、eclipse.orgの役員として組織に
貢献し、また、モンタビスタのEclipseへのコミットメントをさらに促進しま
す。Eclipseとopen source communityの詳細は、 http://www.eclipse.org/
をご参照ください。

モンタビスタソフトウエアについて
MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、
インテリジェントな接続機器や関連するインフラストラクチャ向けのシステム
ソフトウェア市場をリードするグローバル・サプライヤーです。モンタビスタ
はGNU/Linuxベースのオープン・ソース・ソフトウェア・ソリューションを提
供することで組込みソリューションの革新を推し進めます。リアルタイム オ
ペレーティング・システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)によっ
て1999年に設立され、MontaVista Linux製品シリーズとして通信インフラから
コンスーマ機器分野を対象としたアプリケーション向けに求められる幅広い開
発者のニーズに対応します。
MontaVista LinuxはProfessional、Consumer Electronics、Carrier Gradeの
複数のエディションと、パワフルなJava開発環境やグラフィックス開発機能を
提供するアドオン製品も提供しています。

モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc.の
100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、
およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。

米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy
Ventures、US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.、IBM、
Intel Capital、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha
Corporationなどの主要投資企業より出資を受けた株式非公開企業です。
MontaVista Softwareの詳細情報は、同社のWebサイト
( http://www.mvista.com/ (英語)、 http://www.montavista.co.jp/ (日本語))
をご覧ください。

LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。
MontaVistaとDevRocketはMontaVista Software, Inc.の商標または登録商標です。
その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービスマークです。


【問い合わせ先】
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
マーケティング部:安田 佳世子
TEL: 03-5469-8840 FAX: 03-5469-8801
Email: kayoko_yasuda@montavista.co.jp


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