「アルコール系除菌剤での拭き取り」を行った結果、インフルエン...

「アルコール系除菌剤での拭き取り」を行った結果、 インフルエンザウイルスが99.99%以上死滅!!

―アルコール系除菌剤によるインフルエンザウイルス除去試験― インフル対策の新習慣「手洗い・うがい・アルコール除菌」のススメ

11月25日、厚生労働省により流行シーズン入りが発表されたインフルエンザへの対策としてアルコール系除菌剤の使用を啓蒙するために、アルコール系除菌剤によるインフルエンザウイルス除去試験を実施しました。
今回行った試験では、インフルエンザウイルスを付着させたステンレス板を用意。そのステンレス板を(1)水を含ませたティッシュと(2)アルコール系除菌剤を含ませたティッシュのそれぞれで拭き取り、インフルエンザ ウイルスが除去できているかを検証しました。

ウイルス染色画像
ウイルス染色画像

試験の結果、ステンレス板のインフルエンザウイルスは(1)水を含ませたティッシュ、(2)アルコール系除菌剤を含ませたティッシュの両方で、一定数の除去が認められました。
しかし、(1)水を含ませたティッシュでは、その ティッシュにインフルエンザウイルスが多く検出され、ウイルスがステンレス板からティッシュへ移動しただけ ということが認識できました。それに対し、(2)アルコール系除菌剤を含ませたティッシュに付いたインフルエンザウイルスは99.99%以上死滅していることが確認できました。

本試験を監修いただいた今津嘉宏先生(芝大門いまづクリニック院長)は、「『水拭き』では、拭き取った先の ティッシュにウイルスが移動しただけで対策として不十分。ティッシュにウイルスが移動してしまうと、色々な場所を繰り返し拭いた場合、ウイルスが広がってしまう危険性があります。『アルコール系除菌剤での拭き取り』は、 拭いた部分、拭き取りに使用したティッシュともにウイルスが残らず、インフルエンザの接触感染対策として有用であると言えます。」とコメントしています(本調査に関する今津先生のコメントの詳細は、後述をご参照ください)。


<アルコール系除菌剤によるインフルエンザウイルス除去試験結果のポイント>

■ 「水拭き」・「アルコール系除菌剤での拭き取り」ともに、ステンレス板のインフルエンザウイルスは同等程度除去
■ しかし、「水拭き」ではウイルスがティッシュへ移動しただけ
■ それに対し、「アルコール系除菌剤での拭き取り」に使用したティッシュに付着したインフルエンザウイルスが99.99%以上死滅!

<試験概要>

試験期間:2016 年10 月18 日~11 月10 日
試験機関:般財団法人 北里環境科学センター
〒252-0329 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
内容:ステンレス板(試験片)に付着させたウイルスをティッシュに滅菌水道水またはアルコール系除菌剤をつけて拭き取りを行った。
目的:「アルコール系除菌剤」で拭き取りを行うことによって、ステンレス板に付着したインフルエンザウイルスを除去できるか検討した。
試験品:1)アルコール系除菌剤
2) 対照
滅菌水道水
3) 担体
ステンレス板(15 mm×150 mm)
4) ティッシュ
市販ティッシュ
供試ウイルス:A 型インフルエンザウイルス
作用時間:ステンレス板上のウイルス・一方向に一回拭き取り後、室温で30 秒間静置した。
ティッシュに拭き取ったウイルス・一方向に一回拭き取り後、室温で10 分間静置した。


<アルコール系除菌剤によるインフルエンザウイルス除去試験結果>

インフルエンザウイルスを付着させたステンレス板を用意。
そのステンレス板を(1)水を含ませたティッシュと(2)アルコール系除菌剤を含ませたティッシュで拭き取り、インフルエンザウイルスが除去できているかを観察・測定したところ、「水拭き」ではウイルスがステンレス板からティッシュへ移動しただけであるのに対して、「アルコール系除菌剤での拭き取り」に使用したティッシュからは、インフルエンザウイルスが99.99%以上死滅していた。
https://www.atpress.ne.jp/releases/117892/img_117892_2.png

<北里環境科学センター 研究員のコメント>

拭き取り後にティッシュに付着したウイルスの除去効果を評価したところ、「水拭き」と比較して、「アルコール系除菌剤での拭き取り」では99.99%以上のウイルスが除去されました。
拭き取りによる「アルコール系除菌剤」のウイルス除去効果を十分に発揮させるには、ティッシュに染み込ませるアルコール系除菌剤の量や、拭き方を工夫すると効果が期待できると思われます。また、有機物質(汚れ)によって消毒効果が影響を受ける可能性があるため、ご注意ください。


<本試験結果に対する医師のコメント>

芝大門いまづクリニック院長・今津嘉宏(いまづよしひろ)先生

■今回の試験結果を受けて
「アルコール系除菌剤での拭き取り」は「水拭き」に比べて明らかに効果的にウイルスを除去できることがわかり、改めてその重要性を感じました。
アルコール系除菌剤での拭き掃除は、拭いた部分はもちろん、拭き取りに使用したものにもウイルスが残らないため、色々な場所を繰り返し拭いてもウイルスを拡げる心配がありません。
また、今回の試験では、拭き取りに使用したティッシュのインフルエンザウイルスが99.99%以上死滅していることから、接触感染の心配がなく誰でも簡単にできるインフルエンザ対策として非常に有用であると言えるでしょう。

■インフルエンザ対策について
昨今、マスク着用のマナーが浸透するなど、一般的に「飛沫感染」に対する意識は高まっているものの、「接触感染」「空気感染」についてはまだまだ予防意識が不十分です。
ウイルスの付着した場所を触って感染する「接触感染」や、床に落ちたウイルスが風などで舞い上がり、それを吸い込んで感染する「空気感染」を予防するためには、こまめに拭き掃除をすることで物理的にウイルスを除去し、感染拡大を防ぐことが重要です。

■インフルエンザウイルスが溜まりやすい場所
インフルエンザ感染の予防・対策として、ウイルスが溜まりやすい場所を知り、こまめに除去することが必要です。
ウイルスが溜まりやすい場所は「人の手が触れる場所」「水分・湿気が多い場所」「静電気が発生しやすい場所」。これからの季節、「手洗い」「うがい」に加えて「アルコール系除菌剤での拭き掃除」を習慣化し、インフルエンザの予防・対策をしましょう。


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