<スマートバリュー×Pyrenee> ADAS機能を搭載したモビリティ向けIoTサービスの 開発に向けた業務提携のお知らせ

株式会社スマートバリュー(本社:大阪市西区、代表取締役社長:渋谷 順)と、株式会社Pyrenee(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:三野 龍太、以下 ピレニー)は、ピレニーがすすめるデバイス開発に関して、ADAS機能(注1)を有したモビリティIoTサービスの開発に向け、業務提携することになりましたので、お知らせいたします。

図1:Pyrenee Drive
図1:Pyrenee Drive

1.両社の強み
株式会社スマートバリューは、2008年から祖業より発展させたモビリティ向けテレマティクスサービスを展開し、2015年にM2M/IoTサービス「CiEMS 3G」の提供を開始し、市場で高い評価を得て、業績を伸ばしています。また2016年8月より、これまでのノウハウを元に、「CiEMS 3G」で活用してきたプラットフォームを、モビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」(注2)として提供開始、11月には、サービスサイトを公開し、クルマのビッグデータをリアルタイムで配信しています。

ピレニーは、デザイン思考と画像認識技術に優れたスタートアップ企業で、現在、車間距離を計測し衝突を予測したり、車線逸脱時などに運転者へリアルタイムに注意喚起を行うADAS機能を搭載したモビリティ向けIoTデバイス「Pyrenee Drive」(図1)を開発しています。国内最大のハードウェアコンテストである“GUGEN2015”において優秀賞を受賞するなどの受賞歴を豊富に持ち、市場で高い評価を得ています。


【Pyrenee Drive 特長】
ダッシュボードに載せるだけで、安全運転支援を受けることができるヘッドアップディスプレイタイプの車載デバイス。
搭載のセンサーとカメラにより、常時車の走行状態をモニタリング、独自の画像認識技術により、他車や歩行者の動きを把握し衝突の危険を察知すると音と画面表示でドライバーに注意喚起し衝突回避を促します。また、車間距離、車間時間、車線逸脱なども感知し、危険な場合にドライバーに注意喚起します。
スマートフォンとの連携機能も有し、ナビなどのスマホ画面を表示することもできるため、ナビゲーションシステムとして利用することも可能。

図1:Pyrenee Drive
https://www.atpress.ne.jp/releases/117656/img_117656_1.jpeg

(※)2016年12月14日現在の開発予定の内容であり、発売時は仕様が変更となる可能性がございます。


2.業務提携の狙い
株式会社スマートバリューは、現在展開しているM2M/IoTサービス「CiEMS 3G」に使用するデバイスのラインアップにピレニーが開発、販売する車載機「Pyrenee Drive」を加えることで、商品展開力の強化を図ります。(図2)
従来の運転データの取得やクラウド側でのデータ分析だけではなく、ADAS機能によるリアルタイムの安全運転支援により、更に効果的な交通事故削減を実現します。
昨今、高齢者による交通事故が社会問題化していますが、その多くは認知・判断の遅れと言われており、ADAS機能を有したデバイスを有効活用することで、効果的に削減できると考えています。
本事業提携により、両社はそれぞれが持つハードウェア、ソフトウェアでの強みを融合させ、日本国内外、法人個人を問わず、社会課題である交通事故の削減に有効な新しいモビリティ向けIoTサービスの開発を推進してまいります。


3.今後の展開
両社は、今後の技術開発力の高度化を背景に、AIやディープラーニングを駆使し、映像データから自動的に映っている物体を検知したり、状況を把握したりすることで、運転の危険度だけではなく、渋滞状況や道路標識、道路の劣化具合など、将来的に自動運転技術を実現するために有用と思われる情報の収集も実現してまいります。
技術開発のステージに応じて、ブロックチェーン技術を組み合わせることで、収集されるデータの信頼性の高度化を図り、運転動態のビッグデータビジネスにおいて、デファクト企業となるべく、ともに邁進してまいります。

図2:協業図
https://www.atpress.ne.jp/releases/117656/img_117656_2.png


(注1)ADAS(先進運転支援システム)機能
事故などの可能性を事前に検知し回避するシステムを言います。車載機、レーダーなど各種センサーから入力される大量の情報を、リアルタイムかつ正確に処理を行う処理性能の向上に伴い、障害物の検知、ドライバー状態の認識、危険予測や危険回避判断といった新しい機能を実現できうるものとされている機能です。

(注2)「クルマツナグプラットフォーム」
動態管理用のサービスおよびアプリケーションを構築しやすくするためのプラットフォーム。
※詳しくは下記ページをご覧ください。
https://www.ciems.jp/iot_platform/index.php


【会社概要】
会社名 : 株式会社スマートバリュー
所在地 : 大阪府大阪市西区靱本町2-3-2 なにわ筋本町MIDビル4階
代表者 : 代表取締役社長 渋谷 順
事業内容: クラウドソリューション事業・モバイル事業
URL   : http://www.smartvalue.ad.jp/

会社名 : 株式会社Pyrenee
所在地 : 東京都世田谷区
代表者 : 代表取締役社長 三野 龍太
URL   : http://pyrenee.net/

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