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京都綾部工場の多岐にわたる環境活動が評価 京セラが7年連続で「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受彰

技術開発・製品化部門の「エネファームtype S」と合わせ、ダブル受彰

 京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、京都綾部工場(京都府綾部市)において、環境省が実施する「平成28年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の「対策活動実践・普及部門」を受彰しましたので、お知らせいたします。
 同表彰は、環境省が地球温暖化対策を推進する一環として、平成10年から毎年、地球温暖化防止月間にあたる12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人や団体をたたえるものです。当社は、平成22年度から今回で7年連続の受彰となり、7年連続は同表彰がはじまって以来、初めてとなります。
 京都綾部工場は、地元行政である京都府綾部市の推薦により、エントリーを行い、工場屋根への太陽光発電システムの設置、省エネ性に優れた高効率機器や廃熱回収装置の積極的な導入のほか、近隣の小学校で実施する環境問題やエネルギーをテーマにした「環境出前授業」などの地域貢献活動が、総合的に評価されました。
 なお、同表彰の「技術開発・製品化部門」では、大阪ガス株式会社、アイシン精機株式会社、株式会社ノーリツとともに共同開発を行い、大阪ガスが2016年4月に発売した家庭用固体酸化物形燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームtype S」が受彰しました。当社は、同システムの心臓部にあたるセルスタックの開発を担当しました。
京セラグループは、今後も環境に配慮した製品を提供するとともに、地域社会の発展と地球環境の保護に貢献する活動を積極的に推進してまいります。

「対策活動実践・普及部門」 京都綾部工場
■ 主な活動内容
1.省エネ対策の推進
京都綾部工場では、空調用途として、省エネ性に優れた高効率ターボ冷凍機の導入をはじめ、工場屋根への太陽光発電システム(パネル:約7,400枚、発電容量:約1.6 MW)の設置、コンプレッサーの廃熱利用、ポンプや送風機の回転数を負荷に応じて制御するインバータの設置など、徹底した省エネ対策を実施しています。
年間のCO2削減量】
・高効率ターボ冷凍機の導入:約2,530トン
・太陽光発電システムの設置:約860トン
・コンプレッサーの廃熱利用:約120トン
・回転数を制御するインバータの設置:約100トン

2.社員への環境啓発活動
毎年6月から9月を「夏のエコチャレンジ」月間と位置付け、社員一人ひとりが、職場での実践事項を宣言する「私の環境宣言」、製造現場での「省エネパトロール」などの活動を展開しています。また、定期的にエコドライブ講習会を開催し、社員の環境意識向上に努めています。

3.地域社会における環境貢献活動
社内で認定を受けた社員が講師となり、近隣の小学校で環境問題やエネルギーをテーマとした「環境出前授業」(2015年実績:5校228名)を実施しています。オリジナルの実験キットや玩具を教材に、クイズなども盛り込みながら子どもたちが楽しく学べる内容としています。また、定期的に工場周辺の地域貢献清掃なども行っています。

■ これまでの受彰履歴
平成22年度 高出力太陽電池モジュール /「技術開発・製品化部門」
平成23年度 滋賀蒲生工場・滋賀八日市工場 /「対策活動実践部門」
平成24年度 福島棚倉工場 /「対策活動実践部門」
平成25年度 鹿児島川内工場 /「対策活動実践・普及部門」
平成26年度 鹿児島国分工場/ 「対策活動実践・普及部門」
平成27年度 滋賀野洲工場 / 「対策活動実践・普及部門」

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