育ててつながる、野菜づくりサイト「iplant」をオープン 日本初、リアルとバーチャルが連動して、野菜が育つコミュニティサイト

    http://iplant.jp/

    サービス
    2009年6月24日 10:30

    株式会社とれいす(本社:東京都港区、代表取締役社長:春山 佳久、以下:当社)は、野菜づくりを通したコミュニケーションで、人とのつながりをつくるサービス「iplant」をスタートいたしました。

    iplant TOPイメージ

    育ててつながる、野菜づくりサイト「iplant」
    http://iplant.jp/


    iplantは、本物のミニ野菜を育てながら、それと連動して生長していく「バーチャル野菜」をサイト上で育てていくサービスです。メインとなる機能は2つあります。

    1つは、日記、メッセージのやりとり、コミュニティでの交流などのSNSの基本機能です。
    「Myファーム」という自分だけの農園をサイト上に持ち、そこで好きな野菜を育てながら、たくさんのファーマー(ユーザー)とコミュニケーションを取ることができます。
    もう1つは、iplantで遊ぶための栽培キットや野菜のたね、その他「もっと楽しい野菜づくり」のためのグッズを買うことができるECサイトの機能です。

    手軽に野菜づくりを楽しむことができる、簡易栽培キット。
    ゲーム感覚でバーチャルな生き物を育てることができる疑似体験型サイト。
    様々な手段で、たくさんの人々とコミュニケーションができるSNS。

    いずれも、それ単体ではありふれたサービス・商品ですが、それぞれの面白さを活かして融合することで、新しい野菜づくりのかたちをつくることができました。

    iplantは、日本初の、リアルとバーチャルが連動した野菜づくりサイトです。


    ■ iplantでやりたいこと
    「みんなでいっしょに、もっと楽しい野菜づくりを」というテーマのもと、たくさんの人に野菜づくりを楽しんでもらい、農業や食への関心を高めてもらうこと。


    ■ 野菜づくりにおける情報共有の意味
    野菜に限らず、植物を上手に育てることは簡単なことではありません。気軽にベランダ菜園をはじめても、野菜をつくっている仲間が周りにいない。だから、困っていることがあっても相談できず、うまく育てることができなくて嫌になってしまう。そんな人は少なくないようです。もちろん、それは栽培キットでの野菜づくりにも言えることです。

    野菜づくりを始めてみようと思った方が、できるだけ安心して楽しく野菜づくりが続けられる環境、野菜づくりをどんどん好きになり、そこから農業や食への関心を高めていける環境。
    それが、栽培キット(アイプラントキット)やたねを買うだけで気軽にスタートでき、かつそれを通した活発なコミュニケーションが生まれる野菜づくりができるコミュニティサイト、iplantだと私たちは考えました。


    ■ 本物の野菜と、バーチャル野菜の連動の仕組み
    土を入れた鉢やプランターに、野菜のたねをまく。ここまでは、今まであった栽培キットと同じですが、野菜のたねに「たねID」というIDが付いているのがiplantの特徴的な点です。このIDをサイトの自分の畑(Myファーム)で入力することで、バーチャル野菜のたねを蒔くことができます。

    たねまきを終えたら、野菜のお世話がはじまります。水をあげる、発芽するなど、本物の野菜に何らかのイベントが発生した場合には、サイト上で「成長記録」をつけていきます。本物の野菜が発芽したら、「成長記録」にも「発芽した」と記録します。そうすることで、バーチャル野菜もサイト上の畑(Myファーム)に芽を出します。
    こうして、本物の野菜が育っていく様子を「成長記録」につけながら、2つの野菜を育てていきます。

    アイプラントとは
    http://iplant.jp/info/iplant/index.html


    ■ Seed for Child こどもたちに、野菜づくりのわくわくを
    ・Seed for Childとは
    アイプラントキットを購入して、こどもたちに野菜のたねをプレゼントする活動です。
    キットを購入すると、あなたにはキットが、こどもたちには野菜のたねが届きます。
    キット1つにつき、たねをプレゼントできるこどもは1人です。
    こどもたちの笑顔を想像すると、野菜づくりはもっと楽しくなっていきます。

    ・ありがとう、お届けします。
    あなたの元に、たねをプレゼントしたこどもたちからの、ありがとうのメッセージが届きます。
    メッセージの回収、お届けはすべて当社で行います。こどもたちからの、ありがとう。ちょっと照れくさいですが、なんだかいい気持ちになります。

    ・つながりが、育っていきます。
    キットを買って、たねをプレゼントすると、もう1つ野菜を植えることができます。
    歩道のわきで、公園や駅前の花だんで、こどもたちとあなたの野菜が育っていきます。
    野菜のお世話は、すべて当社で行います。つながりのしるしが、街を緑にしていきます。



    ■ 株式会社とれいす概要
    当社は、農業×ITをテーマに農業と食文化を活性化するための事業を行っております。

    ◇ 当社のミッション
    ・農業や食の情報を整理することで、生産者の売上向上、生活者がもっと食を楽しむことができる社会づくりに貢献すること。
    ・こどもに農に触れる機会を提供し、植物の栽培を通して自律、成長を促すことで、これからの日本を元気にしていくこと。

    また、農業と食文化の活性化のためには、3つの農と食の情報の整理が必要だと考えます。
    1. 生産者情報
    2. 消費ニーズ情報
    3. 土壌情報

    これらの情報を整理し、日本の農業と食文化を活性化していきます。

    会社名: 株式会社とれいす (Trace Inc,) ※2008年度NEC社会起業塾認定企業
    本社 : 〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-35 ラティス芝浦407号室
    代表者: 代表取締役社長 春山 佳久
    設立 : 2008年8月8日
    資本金: ¥50,000,000
    URL  : http://www.trace.co.jp/


    ※ NEC社会起業塾とは
    NPO法人ETIC.とNECが協働で開催し、教育や福祉など社会的課題に取り組む若手社会起業家を支援するプログラム(2002年~)です。
    参加メンバーは、約半年間に渡り、NEC他、実績のある企業との協働や、実践経験のあるNECの専門家社員やベンチャー企業経営者にアドバイスを受けながら、社会的価値の追求だけでなく、持続発展可能な事業としての成果を上げていくことを目指します。

    これまで29団体が卒業し、卒業生には、NPO法人フローレンス(※ハーバード・ビジネス・スクール・クラブ・オブ・ジャパンより「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」を最年少で受賞、ニューズウィーク「世界を変える100人の社会起業家」に選出)や、NPO法人かものはしプロジェクト(※国際青年会議所 世界大会にてTOYP賞『世界で最も傑出した若者賞』を受賞、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー(リーダー部門)を最年少で受賞)等がいます。
    http://www.nec.co.jp/community/ja/edu/npo.html