監視カメラ用映像・電源複合ケーブルの品種を増強  5C同軸の外径に3C相当の映像線と電源線を複合

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    2016年9月29日 11:00
     三陽電工株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:寺崎 博之)は、2016年10月3日(月)より監視カメラ用の映像・電源複合ケーブル「SAN-Secure(R)」(サン・セキュア)シリーズに現場作業向けの「SDSC-3075-T」を追加いたします。  本製品は5C同軸ケーブルと同様の仕上がり外径に3C相当の映像伝送用ケーブルとDC電源線を複合。敷設工事現場での管路内追い引きと切断、コネクタ現場取付の作業性を高めた「現場作業向けサン・セキュア」です。 ■開発背景  2016年6月に発売した「サン・セキュアSDSC-1575」(映像線1.5C相当)は、主に両端コネクタ付きケーブル形状で販売し、監視カメラ製造・販売業者様を中心にご好評をいただいておりました。しかし、細径化に重点をおいたSDSC-1575に対し、工事業者様から「工事現場で敷設長に合わせた切断を行いたい」、「細い管路内に追い引きするためコネクタは現場付けしたい」、「映像用コネクタの現場付けを使い慣れた3C同軸のサイズで行いたい」といったご要望をいただいておりました。 ■製品特長  今回発売する「SDSC-3075-T」は、5C同軸ケーブルと同様の仕上がり外径9.0mmに3C相当の映像線と電源線を複合。現場作業に関するご要望に完全にお応えするとともに、サン・セキュア・シリーズの特長である映像・電源複合の細径軽量ツーインワン・ケーブルも実現。またアナログ、AHD、HD-TVI、HD-CVIでの100mまでの映像伝送とUTC機能の動作も確認しています。本製品は主にコネクタなしのケーブル形状で監視カメラ施工工事業者様、工事用電線販売商社様に向けて販売を予定しておりますが、ご指定をいただければ両端、片端コネクタ付き形状での出荷も可能です。 ■SDSC-3075-T 標準仕様 <映像用ケーブル部(A)> 伝送インピーダンス:75Ω(*1) 中心導体     :0.18mm2(7/0.18) 外径       :0.54mm 外部導体     :すずメッキ軟銅線 ビニルシース外径 :3.1mm <DC電源線部(B)> 導体     :1.25mm2(50/0.18) ビニル絶縁外径:2.4mm 導体抵抗値  :15.5Ω/km <複合ケーブル> 仕上がり外径   :9.0mm 標準減衰量(10MHz):4.8dB/100m(*2) <端末加工(*3)> 両端/片端BNC、DC-P/DC-Jコネクタ付 ※アナログ、AHD、HD-TVI、HD-CVIについては100mまでの映像伝送とUTC機能の動作を確認しています。HD-SDIと100mを超える長距離伝送については当社技術までお問い合わせください。 ■「サン・セキュアSDSC-3075-T」と断面図 https://www.atpress.ne.jp/releases/112954/img_112954_1.jpg https://www.atpress.ne.jp/releases/112954/img_112954_2.jpg ■販売見込  当社は既存のタイプとあわせたサン・セキュア商品群での年間売上を初年度1,000万円、3年後以内に4,000万円と見込んでおります。 ■会社概要 商号   : 三陽電工株式会社 本社所在地: 東京都北区十条仲原1丁目1番8号 電話   : 03-3908-5191(代表) FAX    : 03-3908-5192 URL    : http://www.sanyo-denko.co.jp 設立年月日: 1948年12月22日 資本金  : 10,400,000円 代表者  : 代表取締役社長 寺崎 博之(*4) 沿革   : 1946年、個人経営により三陽電線工業所を創設。        1948年に三陽電線工業株式会社と改称、法人組織となる。        1973年に現在の社名に改称。埼玉県戸田市、浦和市に工場を持つ。        通信、計測、医療など特殊電線の設計・製造実績5,000種以上。 *1:75Ω±10% *2:実測値 *3:コネクタ付/ケーブルのみ両方で販売    DC-P/DC-Jのサイズはご注文時に確認 *4:寺崎 博之の「崎」の字は、「たつざき」です