株式会社デンケンが『三相交流発生装置MDAC‐5A』を開発

単相AC100Vから三相の電圧・電流を発生させるMDACシリーズの新商品 コンパクト・軽量で海外対応を実現

 半導体製造向けの検査装置、ICハンドラー等の開発・販売を行う株式会社デンケン(本社:大分県由布市、代表取締役:石井 四郎)は、配電盤、計器、トランスデューサーその他機器の校正及びループチェックを簡単に行える三相交流発生装置『MDAC‐5A』を新たに開発しました。

 株式会社デンケンでは、2002年2月から販売開始したポータブル三相交流発生装置『MDAC‐4』に続き、1993年9月『MDAC‐5』発売開始、2001年1月『MDAC‐6』発売開始とシリーズ機種を開発しており、電圧・電流・位相・周波数などを任意に可変可能な装置で、高圧受配電盤や各種三相交流の試験工程で調整、検査、試験用電源として使われ、大手電機メーカー、中小盤メーカーの製品出荷検査、現地調整用試験用電源として好評を頂いています。

 この度、株式会社デンケンでは、お客様からのご要望に基づき、よりコンパクトで軽量化した後継上位機種として『MDAC‐5A』を開発したものです。
 『MDAC‐5A』は、配電盤などの試験工程の時間短縮を実現するほか、装置重量も22Kgと軽量化、コンパクト化をはかり、取扱いも容易で操作性に優れた設計コンセプトとなっております。また、電源もAC100V/200V仕様で海外仕向けが可能となり、適用領域の広がりも期待されています。

 『MDAC‐5A』は、2009年5月27日(水)~5月29日(金)、東京国際展示場西1・2ホールで開催の『2009電設工業展』(小間番号:1‐24)に出展のうえ、10月から販売を開始します。
販売価格は1台120万円で、初年度50台~60台の販売を見込んでいます。


【会社概要】
社名    : 株式会社デンケン
本社所在地 : 〒879-5513 大分県由布市挾間町高崎97番地1
設立    : 1976年(昭和51年)6月
代表者   : 代表取締役 石井 四郎
従業員数  : 422名(2008年4月15日現在、契約社員含む)
払込資本金 : 7,520万円(授権資本 1億2,000万円)
主要事業内容: 電子応用機器の研究・開発
        半導体製造装置、メカトロ機器の開発・製造
        各種FA自動測定試験装置
        光造形システムの開発・製造、3次元モデリングサービス
        ホール管理用コンピュータ開発・製造
        駐輪場総合管理システムの開発・製造
        試験用電源の開発・製造
        IC/LSI組立/測定/検査受託サービス
        汎用パッケージ/セラミック試作受託サービス
        不良解析/各種信頼性試験受託サービス
        人材派遣/請負業務サービス
        家庭用医療用具の製造販売
URL     : http://www.denken-eng.co.jp/

カテゴリ:
商品
ジャンル:
技術・テクノロジー
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