「蓄電池制御の高度利用研究開発」が 新エネルギー技術革新事業の 助成先として採択されました

    ~太陽光発電への蓄電池活用を後押し~

    企業動向
    2016年8月10日 12:00

    株式会社Looop(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:中村 創一郎、以下 Looop)が、アリョール株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本 喜昭、以下 アリョール)と共同申請したテーマ「蓄電池制御の高度利用研究開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下 NEDO)の公募事業「新エネルギーベンチャー技術革新事業」に採択されました。

    蓄電池制御シミュレーションの一例


    【新エネルギーベンチャー技術革新事業について】
    新エネルギーベンチャー技術革新事業とは、NEDOがベンチャービジネスの活性化と、新エネルギーの自立的な発展を加速するために、太陽光発電、バイオマス、燃料電池・蓄電池、風力その他未利用エネルギーの4分野・19テーマについて委託・助成先を決定したものです。
    Looopとアリョールが共同申請した「蓄電池制御の高度利用研究開発」は、このうち燃料電池・蓄電池分野の、フェーズC「実用化研究開発」として採択されました。

    <新エネルギーベンチャー技術革新事業に関するNEDOのプレスリリース>
    http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100607.html


    【「蓄電池制御の高度利用研究開発」とは】
    (1) 研究開発の背景
    太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及促進および有効活用のために、不安定性をカバーする手段として蓄電池の必要性が高まっています。蓄電池普及のためには、初期導入費用を下げるとともに、経済効果を上げて費用対効果を高くする必要があります。
    一方、2019年に約50万軒の住宅PVのFIT買取期間が終了し、売電より自家消費を増やす目的の蓄電池需要が見込まれます。加えて、「Looopでんき」で電力小売事業を展開している当社だからこそ柔軟な料金プランを追加するなどして、トータルで各家庭の経済性を高めることが狙いです。

    (2) 研究開発の目的と概略
    既存の住宅用蓄電池製品は高価で、利用者の負担が大きいため普及のハードルになっています。研究開発に先立って実施したシミュレーションでは太陽光発電と組み合わせ、高度な制御をすることにより費用対効果を高めることができるという結果が出ています。今回は実機検証により評価して、既存製品と差別化した製品を開発することを目標とします。


    【研究開発後の製品化見通し】
    Looopでは、本研究開発を経て2017年には蓄電池システムの販売開始を目指しています。


    ■会社概要
    商号  : 株式会社Looop
    代表者 : 代表取締役社長 CEO 中村 創一郎
    所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-4
    設立  : 2011年4月
    事業内容: 太陽光発電システムの開発・販売・設置・管理
          自社太陽光発電所の設置・管理
          自然エネルギーを使用した商品の企画・開発・販売
          損害保険代理店事業
          (取扱保険会社:三井住友海上火災保険株式会社)
          電力小売業
          電力小売に関わる各種業務委託業
    資本金 : 499,000,000円
    URL   : http://looop.co.jp

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