Colt とKoscom、韓国と海外金融市場間の超低遅延ネットワークを提供

Coltテクノロジーサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長、アジアCRO兼アジア代表:日置健二、以下「Colt」)とKoscom(本社:韓国ソウル、会長 兼 CEO:Chung Yun Dae)は、グローバル証券ネットワークで戦略的パートナーシップに合意したことを発表しました。この戦略的提携にもとづき、韓国の市場参加者と世界の主要株式およびデリバティブ取引所とを超低遅延で結ぶネットワークを提供します。

Koscomは、同社が韓国内で展開する金融証券向けネットワーク(Stock-Net)とColtのグローバル・ネットワークを相互接続し、高品質、超低遅延なネットワークを提供します。この長期的な協業により、両社は韓国国内およびグローバル規模でのネットワーク、取引所コロケーションのフットプリント、販売・運用体制を相互活用します。今後は韓国の市場参加者向けに、Coltの金融エクストラネット(「Colt PrizmNet」)やKoscomの証券ブローカ・ハブ(「STP-Hub」)を含む、包括的な金融向けITおよびマーケットデータソリューションの開発を行ってまいります。

また、ミッション・クリティカル・アプリケーションに対して、英語、日本語、韓国語など多国言語で様々なサポートが提供されます。取引量において世界有数の規模を誇る韓国取引所(KRX)で取引するにあたり、韓国国内のブローカや海外の投資家は、信頼性が高く、コスト効果に優れた接続サービスを利用できるようになります。

Coltテクノロジーサービス株式会社執行役員 アジアプロダクトマネジメント本部長 星野真人は、次のように述べています。「この提携はColtとKoscomにとって重要なマイルストーンとなります。2012年に釜山プロキシミティ・データセンターを開設して以来、両社は密接な関係を構築してきました。Koscomとこのような提携を行っているのはColtだけであり、今後両社にとって互いに成長する可能性が拡がります。また、韓国取引市場のエコシステムでの取引を考える投資家にとっても大きなチャンスとなります。」

Koscomの営業本部長のJae Wook Eom氏は、次のように述べています。「このグローバル証券ネットワーク提携により、韓国の国内証券会社および先物取引業者は、高品質でコスト効果の高いインフラを利用し、日本、東南アジア、米国、ヨーロッパを含め世界の取引所に金融サービスを提供できるようになります。同時に、海外投資家は韓国でビジネスをスタートさせるにあたり、コストを抑えることが可能となります。これにより韓国取引市場のグローバル化が促進されます。」

Koscomについて
Koscomは、1977年に韓国財政部と韓国取引所により、韓国金融市場向けITサービス提供を目的に設立されました。設立以来、韓国の金融向けITプロバイダーの市場リーダーとして、最先端ITソリューションにより、韓国金融市場の発展に貢献しています。ソリューションは、韓国取引所向け取引システム、金融機関およびマーケットデータ向けの総合的な企業システム、BCP/DRを含むITインフラ・サービスなど多岐にわたります。最近では、Koscomは、各国の金融市場の革新的な開発や金融ITバックボーン構築など韓国外の顧客とのビジネスによりグローバル事業の拡大を図っています。
詳細はKoscomの企業サイト http://english.koscom.co.kr をご覧ください。

Colt について
Coltは情報集約的なビジネス向けオンデマンドのネットワークおよびコミュニケーションサービスを、ヨーロッパ、アジア、北米にわたって展開しています。1992年に設立されたColtは現在5000人を超える社員を21ヵ国に擁し、顧客には銀行及び金融グループのトップ25社のうち18社、グローバルメディアおよび通信事業者のトップ25社のうち19社(Forbes 2000リスト、2014年)が名を連ねています。加えてColtは50以上の取引所およびヨーロッパの主要13銀行との取引実績を有しています。
Coltは選び抜かれた技術、サービス、ビジネスに裏打ちされた信頼性の高いビジネス・グレードのサービスを提供しており、様々なミッションクリティカルなシーンで選択されています。

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