Pepperを活用した認知リハビリテーション研究を実施

エクスウェア株式会社 島根支社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:滝本 賀年、以下 エクスウェア)は、ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボットPepperとウェアラブル端末を活用した、認知症のリハビリテーションと介護業務の負担軽減に関する研究を、国立大学法人島根大学と医療法人エスポアール出雲クリニックと共同で実施します。

MOMOラボしまねとPepper
MOMOラボしまねとPepper

■背景
最近、メディアではよく認知症の高齢者のことが取り上げられますが、今後高齢者の増加により、認知機能の低下した高齢者や予備軍ともいえる高齢者が増えることは想像できます。また、厚生労働省の新オレンジプランでは「2025(平成37)年 約700万人(約5人に1人)*1」という推定もあるなか、将来の医療全般に対する社会保障費の増加と看護人材の確保が懸念されています。
そこで、エクスウェアでは人型ロボットPepperとウェアラブル端末を活用し、リハビリテーションプログラムの効率的な提供と、デイケア業務の負担軽減を実現し、先進的なヘルスケアビジネスモデルの実現を目指します。


■研究概要
本研究では、国立大学法人島根大学の工学的見地と、医療法人エスポアール出雲クリニックの医学的見地、そして、エクスウェアのシステム開発ノウハウを合わせて、高次脳機能障害デイケア「きらり」が提供するリハビリテーションに応用する形で実証実験とフィードバックを行い、成果の検証とビジネスモデルの構築を行います。
成果としては、以下の3点が期待できます。

1.人型ロボットPepperを活用した新たなリハビリテーション手法の確立
2.ウェアラブル端末を活用したリアルタイムな状況把握によるきめ細かで適切なリハビリテーション
3.ITとロボットが業務の一部を担うことによる、介護業務の負荷軽減

本研究は、「平成28年度島根発ヘルスケアビジネス先進モデル構築支援事業」として採択されており、2016年7月から研究と実証実験を開始し、2017年2月の結果報告を行います。


*1 内閣官房「認知症施策推進関係閣僚会合 議事次第 資料1」(2016年4月27日)
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_taisaku/dai1/siryou1.pdf

MOMOラボしまね(エクスウェア島根支社)
http://momolabshimane.jp/

エクスウェア ロボティクス事業
http://www.xware.co.jp/service/robotics/index.html


■会社概要
社名  :エクスウェア株式会社( http://www.xware.co.jp/ )
代表者 :代表取締役社長 滝本 賀年(たきもと かずとし)
本社  :東京都品川区北品川1-11-1 寿ビル4階
島根支社:島根県松江市朝日町498 松江センタービル7階
設立  :1995年3月28日
資本金 :1,000万円
事業内容:
1.エンタープライズ基盤事業
  (高信頼性システム基盤の設計、開発)
2.システム開発アウトソーシング事業
  (Webシステムから基幹システムまで全般)
3.MOMONGA スマートソリューション事業
  ( http://www.it-momonga.com )


*ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、自社が独自に実施しているものです。

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