関電システムソリューションズ、自社データセンターの運用保守統...

関電システムソリューションズ、 自社データセンターの運用保守統制基盤に エンカレッジ・テクノロジの 特権ID&証跡管理ソリューションを採用

~電力自由化や高まるセキュリティ対策の必要性を考慮し 運用保守業務の安全性向上の取り組みを強化~

システム運用のリスク管理ソリューションを提供するエンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:石井 進也、以下、「当社」)は、関電システムソリューションズ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山元 康裕、以下、「KS-SOL」)が、自社データセンターにおける運用保守業務の統制を強化する仕組みとして、当社の特権ID(※1)管理製品「ESS AdminControl」および証跡管理製品「ESS REC」を採用したことを発表いたします。

URL: http://www.et-x.jp/


KS-SOLでは、従来、大阪市内という好立地に加え免振設備やグループ会社の供給網を生かした盤石な電力設備、強固な物理セキュリティなどを備えた最新鋭の都市型データセンターを活用し、ハウジングやクラウドサービスといった事業を展開しています。
昨今、情報漏えいなどセキュリティ課題への取り組みの重要性が高まっていることに加え、KS-SOLでは2016年4月から開始された電力自由化に伴い、電力系SIerとしての実績・ノウハウを凝縮した電力顧客情報管理システム「NISHIKI」を新規参入事業者向けにクラウドとしても提供することになり、さらなるセキュリティ向上を図ることになりました。

データセンターやクラウドサービスの運用保守業務においては、システムに対してあらゆる権限を有する特権IDを使用することが業務上避けられないため、その濫用・誤用によるシステムへの影響や機密情報の意図しない流出がリスクとして高いことから、これらのリスクを低減できる対応策を検討、いくつかの対応案を比較した結果、2016年3月に当社の「ESS REC」および「ESS AdminControl」をご採用いただきました。

KS-SOLが当社製品を採用した主な理由は、以下の通りです。
●仮想デスクトップ環境(VDI)からさらに中継サーバーを経由したアクセスであっても、システム操作を動画で記録できるため、操作内容を確実に担保できること(ESS REC)
●管理対象システムにエージェントプログラム等、システムに影響を与えるような変更が必要ないこと(ESS REC、ESS AdminControl)

また当社の製品は、KS-SOLの別のプロジェクトで採用実績があり、安定して稼動しているという点も選定した大きな理由の一つでした。

この運用保守統制基盤システムは、2016年9月に導入を完了させ、本格運用を開始する予定です。当社では、KS-SOLにおける自社データセンターの安全性向上に向けて、さらなるご支援を行ってまいります。


【当社について】
2002年に創業。金融、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール6年連続市場シェア1位(※2)を確保している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは、累計で約480社の企業で採用されています。

社名  : エンカレッジ・テクノロジ株式会社
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 石井 進也
本社  : 東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F
URL   : http://www.et-x.jp/
資本金 : 5億738万円(2016年3月末)
事業内容: コンピュータシステムソフトウェアの開発、保守ならびに販売
      コンピュータ運用管理に関するコンサルティング
      コンピュータ運用管理に関するBPOサービス


(※1) システムに対して高い権限を持つ特権IDの濫用は、システム障害や情報漏えいなど致命的なインシデントを引き起こす可能性を含んでおります。そのため、特権IDの濫用は、システムリスク管理における重要なリスク要素のひとつとして特に優先して取り組む必要があります。また、特権IDは複数の作業者間で共有される場合も多く、作業の監視や作業内容の確認時に誰が特権IDを使用したのか特定する必要があります。

(※2) 出典:情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2010、同2011、2012、2013、2014、2015
【内部漏えい防止ソリューション編】株式会社ミック経済研究所


【参考資料】
今回、KS-SOLで採用された2製品は、当社の運用統制ソリューション「ESS SmartIT Operation」を構成する製品群の中で、特権ID管理とその操作内容の記録を担うコンポーネントです。
同製品群は、約480社に採用されています(2016年3月末現在)

■ESS AdminControlとは
 ESS AdminControlは特権IDの濫用や未承認での使用をエージェントレスで防止・発見する製品で、以下のような特長があります。

●作業者へパスワードを隠ぺいしたままで特権ID貸出を実現。さらに特権IDのパスワードは定期的に自動でランダム化を実行。パスワードの漏えいによる特権IDの誤用・濫用のリスクを大幅に低減
●共有型の特権IDを使用した場合でも、使用者を特定できる専用クライアントツール
●管理対象のサーバーに影響を与えないエージェントレスアーキテクチャー
●特権ID使用時の承認プロセスを職務分掌に沿って確実に実施する専用のワークフロー
●未承認の特権ID使用など、不正アクセスを容易に点検・監査できるレポーティング機能

詳細情報: http://www.et-x.jp/product/eac/

■ESS RECとは
 ESS RECはシステム操作をユーザーの視点で克明に記録する証跡管理ツールのデファクトスタンダードで、以下のような特長があります。

●システム運用中の作業内容を動画とテキストで克明に記録
従来のテキスト形式の情報だけでは網羅できないWindowsの操作画面やUNIX/LinuxのGUI画面を利用した作業も動画形式で確実に記録し、より精度の高い点検・監査を実現
●操作中のミスや不正に対する、リアルタイムのアラート送信や画面ロック機能
●より効率的な点検・監査を実現するため、俯瞰的な点検から気になる作業の詳細な確認までをシームレスに実現するESS REC専用の再生ツールや記録データの分析レポート
●多様なシステム環境において一貫した証跡管理を実現するため、WindowsやUNIX/Linuxなどマルチプラットフォームをサポート。シンクライアント、仮想化環境にも柔軟に対応

詳細情報: http://www.et-x.jp/product/ess_rec/


【サービス内容に関するお問い合わせ】
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
ソリューション営業部
TEL : 03-3527-2624
FAX : 03-3660-5822
Email: etx-contact@et-x.jp

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