Free Wi-Fiの位置情報を広告配信に活用 ~Free Wi-Fi「FON」の道の駅設置50箇所突破~

    サービス
    2016年6月22日 16:00

     マーベリック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:美留町 督、以下 マーベリック)は、株式会社ワイヤレスゲート(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:池田 武弘、以下 ワイヤレスゲート)、株式会社XS(本社:大阪府大阪市、代表取締役:柴田 敬介、以下 XS)と、道の駅に設置されたFree Wi-Fi「FON」を利用した位置情報連動型広告サービスを共同で提供することで合意いたしました。

    概要


    ■概要
     2016年6月22日に、ワイヤレスゲートによる道の駅Free Wi-Fi「FON」設置が50箇所を突破したことを受け、Wi-Fiのアクセスポイントを「Michiguru Fon」と表示し、XSの運営する道の駅情報サイト「みちグル」を通じた情報発信がスタートいたしました。
    道の駅を訪れた方が「Michiguru Fon」に接続すると、ご当地グルメなどの道の駅に関するさまざまな情報を見ることができたり、現地で買えなかった食材をお取り寄せページから購入することができます。
     マーベリックは、このシステムを利用しユーザーのWi-Fiによる位置情報を取り込んだ広告配信システムを開発、ユーザーのリアルタイムな位置情報を活用した広告の配信が可能となります。


    ■Free Wi-Fiのインバウンド需要と位置情報連動広告について
     総務省の発表によると、無料公衆無線LAN環境は海外旅客の「旅行中最も困ったこと」において23.9%、「旅行中困ったこと(複数回答)」において、36.7%を占めています。(出典:総務省 情報流通行政局「Wi-Fi設備についての現状と課題」)
     アジア圏内において、日本はFree Wi-Fi使用率は顕著に低く、2020年に向けて今後Wi-Fi環境の構築が早急に求められています。

     また、Web上の広告最適化がDSP(*1)やRTB(*2)の仕組みによって一般化する中で、「広告配信時にユーザーのいる位置」が注目を集めています。
     今回「道の駅」という場所に着目することで、地域密着型の広告配信が可能となり、ユーザーのいる場所と広告内容が結びつき、ユーザーの興味をより強くひくことができます。オンライン上の広告領域に、地域性を持ち込むことでO2O(*3)広告事業としての可能性も秘めています。

     今後マーベリックは、ワイヤレスゲートとXSの3社が有するノウハウやツールを結集し、道の駅「FON」の年内100箇所への設置を目指すと共に、来訪者へパーソナライズされた広告の価値を高めて参ります。


    【マーベリック株式会社について】
     マーベリックは、広告配信プラットフォーム(DSP)事業を展開しており、DSPの開発・販売、RTBインフラやDMP(*4)の構築支援を行う企業です。また、新たな取り組みとして、ビッグデータ解析技術を活用し、O2Oを推進するエリアマーケティングの新システムの開発を担います。

    本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル3F
    代表者  : 代表取締役社長 美留町 督
    事業内容 : DSPの開発・販売、RTBインフラの導入支援など
    創業   : 2013年
    URL    : http://www.mvrck.co.jp/


    【株式会社ワイヤレスゲートについて】
    ・本社所在地:東京都品川区東品川2-2-20 天王洲郵船ビル5F
    ・代表者  :代表取締役CEO 池田 武弘
    ・事業内容 :ワイヤレスブロードバンド事業・ワイヤレスプラットフォーム事業・Wi-Fiインフラ事業
    2016年6月8日発表 東洋経済オンライン調べ、一人あたりの売上高ランキングにて7位選出。
    (出典:東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/121502 )
    http://www.wirelessgate.co.jp/


    【株式会社XSについて】
    ・本社所在地:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーC 7F GVH
    ・代表者  :代表取締役 柴田 敬介
    ・事業内容 :道の駅情報サイト「みちグル」運営
    http://xs-jp.com/


    (*1)DSP (Demand Side Platform)
     複数の広告枠の配信最適化および、効果検証などの一元管理を目的に開発された広告主向けのシステムを指します。

    (*2)RTB (Real Time Bidding)
     広告の表示毎に閲覧ユーザーや広告掲載面、1ユーザーあたりの表示回数などの情報を分析して、最適と判断できる場合のみオークション方式で入札と配信が可能となる仕組みです。

    (*3)O2O (On-line to Off-line)
     オンラインとオフラインの購買活動が連携し合い、オンラインでの活動が実店舗などでの購買・来店に影響を及ぼすようなマーケティング活動を指します。

    (*4)DMP (Data Management Platform)
     各種Webサイトのアクセスデータ・広告配信・顧客・その他の外部サプライヤーのデータを管理し、広告配信や分析調査等のデータ活用チャネルと連携するデータ統合管理システムを指します。


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