群馬県の歴史に残る養蚕業と歴史を支えた日本酒 オリンピックデ...

群馬県の歴史に残る養蚕業と歴史を支えた日本酒  オリンピックデーの6月23日に販売開始  ~日本と群馬県の発展の願いを込めて~

高井株式会社(運営:高井株式会社、代表取締役社長:高井 作右衛門、所在地:群馬県藤岡市)は、6月23日のオリンピックデーに群馬県の歴史に残る養蚕業と歴史を支えた日本酒を、日本と群馬県の発展の願いを込めて販売開始します。

高井 作右衛門
高井 作右衛門

■日本酒ブームの裏で減少する蔵人
現在の日本では日本酒ブームが起きていると言われております。しかし、日本各地の蔵元は一部を除き、景気が良くないとされる場所も多くあります。以前より日本酒の注目度は上がり、雑誌や各メディアでは連日あらゆる日本酒が紹介され、それに合わせて日本酒の消費量が上がっていると思いきや、日本酒の消費量は減少傾向にあります。成人人口1人当たりの酒類消費量の推移を見ると、平成14年には93.9Lで平成25年には82.8Lであり、比較すると1人当たりの消費では11.1Lの減少がみられます。成人人口の推移を見ると、平成元年の成人人口は8,920万人で平成25年には10,378万人ですので成人人口と反比例して酒の消費量が減少しております。
日本らしさの象徴である「日本酒」は出荷量が減少するとそれだけ全国の蔵人が減少するということになり、廃業やリストラを余儀なくされるケースもあります。


■日本らしさ、群馬県らしさの象徴である日本酒
群馬県藤岡市の日本酒メーカー「高井株式会社」は群馬県にて享保14年(1729年)に創業いたしました。日本酒の最盛期には4,000石高を誇っておりましたが、現在では1,000石高まで減少しております。本当であれば廃業も辞さない石高ですが、「蔵の面積はそのままにこの群馬の地で生き続けることで群馬県のために貢献しよう」との想いでまだまだ息をし続けています。現在では生産量も落とし品質重視で生産を行っており、群馬県の富岡製糸場や高山社跡などが世界遺産登録され、その感謝を日本の皆様へ、また世界の皆様へも伝えたい想いで酒を造り続けております。
東京オリンピックが決まり、高井株式会社ならびに群馬県と縁の深い養蚕業の遺産登録、そして日本人の原点である和食のユネスコ無形文化遺産の登録を目の当たりにし、群馬県の歴史と共に群馬県を日本全国に広めるべく商品を開発いたしました。
おもてなしラベルは「漫画サンデー」「週刊漫画TIMES」「週刊漫画ゴラク」などでマンガを書いている高瀬 斉という漫画家に書いていただきました。高瀬氏は料理をテーマとした作品が多く食中酒として飲んでもらいたい想いと新潟生まれの生粋の酒好きで日本酒を知り尽くしているところからパッケージデザインを任せました。おもてなしラベルにより日本酒業界の繁栄と消費の拡大を願っております。


■群馬の歴史から紡がれる巖の旨み
群馬県の御荷鉾山から流れ出す清流(不動の滝)と、多くの緑に囲まれた山紫水明な地に高井株式会社はあります。仕込み水は地元にある古代鮎川の水である軟水を使用し、熟成により豊かな幅を持たせております。
原料の酒米は意地でも国産米を使用し日本のため、群馬のためになるように日々技術を磨いております。また、なるべく原酒の状態で濾過をせず、ゆっくりと時間をかけて寝かせることでまろやかな味わいとなっております。酸味が効いている味の中で独特の苦みも感じることができます。
創業当時は群馬県藤岡市の在払米(村段階の年貢米)を通して酒の製造を行っておりました。日本酒は伝統的な日本の食中酒として、当時から受け入れられており、巖は日本の食事(和食)に最も合う日本酒としてなるべく原酒の状態で濾過をせず、ゆっくりと寝かせることにより、ほのかな酸味と和食の味を引き立てるほのかな苦みも感じることができ、料理の旨みを引き出します。


■商品の特徴
1.群馬らしさを象徴するおもてなし、世界遺産認定記念ラベル
2.日本酒ブームの裏で減少する蔵人の雇用を守る
3.日本の和食の味を引き出すまろやかで酸味のある味


■商品概要
製品名:巖(イワオ)おもてなし(東京オリンピックラベル)・世界遺産(絹ラベル)
内容量:各720ml、1,800ml、各大吟醸、各純米吟醸、各本醸造


■「高井株式会社」について
1729年に創業し現在、創業287年を超える。群馬県藤岡市の「日本酒」専業メーカー。
群馬県は養蚕業の世界遺産登録の地とされ、群馬県(上野国)の絹織物文化である「荒船風穴(下仁田町)」「但馬弥平旧宅(伊勢崎市)」「高山社跡(藤岡市)」「富岡製糸場(富岡市)」と、この地に近代的な養蚕技術を持ち込んだ「高山 長五郎氏」が世界遺産認定として認定され、日本の歴史にとって重要なスポットとなっている。

■近江商人(日野)の元祖である著名な高井家(高井 作右衛門)
今まであまりメディアに出ていなかった高井株式会社ですが、高井家は滋賀県蒲生郡日野町の近江商人の出身です。初代の作右衛門は18歳の時に、近江特産の麻布を入れたかごを持ち中山道を美濃路・木曽路・上州路を経由し上州高崎まで売り歩いておりました。
帰りは高崎の産物を仕入れ、売りながら近江へ戻るという往復(のこぎり商法)の行商を行いながら、享保14年(1729年)初代が31歳の時に、高崎市の隣の藤岡市で酒造業を始めました。
この地を選んだ理由としては行商を行う中で藤岡市の笛木町にある水沼家に出入りをするようになり、笛木町を拠点として星野 兵四郎の土地を借り、酒造を設けた店舗を開設したところから、この地が拠点となりました。
この商品は直売店、お電話、FAXのみでご購入いただけます。


■企業概要
法人名 : 高井株式会社
屋号  : 高井株式会社
所在地 : 群馬県藤岡市鮎川138
代表者 : 代表取締役社長 高井 作右衛門
設立  : 1729年
事業内容: 清酒の製造販売
店舗  : 高井株式会社(群馬県藤岡市鮎川138)
URL   : http://www.gunma-sake.or.jp/iwao/

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