“箔”の美を凝縮した本物志向の日本らしい扇子『金沢箔扇子』6月1日(水)発売～古来の歌集や屏風絵の技法を現代に応用～

2016.05.31 11:30

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　株式会社箔一(本社：石川県金沢市森戸、代表取締役社長：浅野達也)は、扇子の新商品となる日本らしさ、金沢箔の美しさを極めた『金沢箔扇子』を2016年6月1日(水)より販売します。

金沢箔扇子

【開発の背景】
　箔一では、夏の伝統的な工芸品として、主に2シリーズの扇子を販売しておりました。一つは『柿渋脇漆扇子』、もう一つは『和紙扇子』です。いずれも素材は全て日本製にこだわり、近年のクールビズのアイテムとして、例年ご好評をいただいておりました。そのような中、本物志向の日本らしい扇子にこだわるお客様が増え、日本らしさ、金沢箔の美しさを極めた今回の『金沢箔扇子』を開発、発売することとなりました。

【金沢箔扇子について】
　この度発売する『金沢箔扇子』は、箔を大胆に使い、箔の美しさを最大限に引き出した新しい扇子です。“扇面”“扇骨”“組み立て”まで職人の手作りにこだわりました。特に扇面の開発に1年を費やし、「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を用いて、一点一点、膠(にかわ)と礬水(どうさ)で貼り付けました。この技法は、古来の歌集や、短冊、屏風絵などに用いられた和紙の装飾や日本画の技法を応用しております。特に伝統的な技法の中でも、「箔」を大きく貼った扇子はごわつきがでるなどの問題があり大変難しく、手掛ける職人が減少傾向にありました。今回昔ながらの技法を伝承しつつ、箔をモダンにアレンジした新しい挑戦となります。また、箔の自然に割れる表情や、薄さ、柔らかさなどの特性を活かし、一点一点表情が異なる扇子に仕上げました。用いた金沢箔の種類としては“本金箔”はもちろん、箔一オリジナルの“古代箔”や、“色彩箔”を用い、箔の色合いも楽しめる品となっております。装飾品であった屏風絵や歌集の美しさを持ち歩き、お手元でご愛用いただくことで、味わいを増す扇子です。
　今回の新商品『金沢箔扇子』の投入により、扇子全体の売上年間5,000万円を目指します。

【商品概要】
■価格：12,500円(税別)

■ラインナップ：
金沢箔扇子　箔美　月夜(本金箔)
金沢箔扇子　箔美　森深
金沢箔扇子　箔美　有明(本金箔)
金沢箔扇子　箔美　古代箔　パール
金沢箔扇子　箔美　古代箔　緑
金沢箔扇子　箔美　おぼろ　シルバー
金沢箔扇子　箔美　おぼろ　青
金沢箔扇子　ちらし美　天の川
金沢箔扇子　ちらし美　銀河
金沢箔扇子　ちぎり美　春風(本金箔)
金沢箔扇子　ちぎり美　秋風(本金箔)
金沢箔扇子　ちぎり美　刷毛目(本金箔)
計12種

▼箔を一枚大胆にあしらったデザイン「金沢箔扇子　箔美　月夜」
https://www.atpress.ne.jp/releases/103891/img_103891_3.jpg
▼全面にグラデーションが美しい箔を配したデザイン「金沢箔扇子　箔美　森深」
https://www.atpress.ne.jp/releases/103891/img_103891_4.jpg
▼手でちぎった箔をランダムに配置「金沢箔扇子　ちぎり美　刷毛目」
https://www.atpress.ne.jp/releases/103891/img_103891_5.jpg
▼金、銀の野毛やちぎり箔を配したデザイン「金沢箔扇子　ちらし美　銀河」
https://www.atpress.ne.jp/releases/103891/img_103891_6.jpg

■素材：和紙、竹、金沢箔

■サイズ：W25×D220×H10mm

■発売日：2016年6月1日(水)
　　　　　一部店舗で5月6日より先行発売

■販売店：全国の百貨店、和装雑貨店、箔一各直営店舗、オンラインショップ
( http://hakuichi.jp )