近畿大学 生物理工学部 公開講座「芋エネルギーが日本を救う!」「トゲネズミみつけ隊~世界一レアな生き物を守れ!南西諸島探索記~」

    2018年8月21日 14:00

    近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)は、平成30年(2018年)9月2日(日)、近畿大学和歌山キャンパスにて、「平成30年度 第5回 近畿大学生物理工学部 公開講座(BOST Science Café)」を開催します。

    【講座の内容】
    (1)「芋エネルギーが日本を救う!」13:40~14:30
    講師:生物理工学部生物工学科 教授 鈴木高広
    災害の発生頻度が増えているのは、海水温が上昇し氷河が融けて地殻変動が活発化しているからです。温暖化を止めるには芋エネルギーの実用化が必要です。

    (2)「トゲネズミみつけ隊~世界一レアな生き物を守れ!南西諸島探索記~」14:35~15:25
    講師:生物理工学部遺伝子工学科 教授 三谷匡
    トゲネズミは哺乳類で性を決めるY染色体をもたず、その性決定の仕組みは未だ謎につつまれています。本講座ではトゲネズミを守る取り組みを通して私たちの社会と生物多様性について考えます。

    【本件の概要】
    ■日  時:平成30年(2018年)9月2日(日)13:30~16:10(13:00開場・受付開始)
    ■場  所:近畿大学生物理工学部 3階アリーナ(和歌山県紀の川市西三谷930)
          (JR 阪和線「紀伊駅」・JR和歌山線「粉河駅」からバスで約25分)
    ■共  催:近畿大学生物理工学部、紀の川市市民講座
    ■後  援:和歌山県教育委員会、紀の川市教育委員会、岩出市教育委員会
    ■対  象:一般の方、中高生(定員500人、入場無料、申込先着順)
    ■申込方法:(1)講座開催日、住所、氏名、電話番号、参加人数を明記の上、郵送、FAX、E-mailのいずれかで下記へお申込み
          (2)生物理工学部 WEBサイトhttps://www.kindai.ac.jp/bost/からお申込み
    ■お問合せ:近畿大学生物理工学部 公開講座係
          TEL(0736)77-3888 FAX(0736)77-6336
          E-mail:bost-kou@waka.kindai.ac.jp

    【開催の背景】
    近畿大学生物理工学部は、「人間」「医療」「食」「生活」「環境」「福祉」をテーマとして、理学・農学・工学・医学を融合させた先進的で多彩な教育と研究を行っています。ここで得られた成果を広く一般の方々にご理解いただきたく、平成11年度(1999年度)から公開講座を行っています。
    生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいており、受講者数は3万人を超えています。今年度も各地の教育委員会のご後援のもと、4府県(和歌山、兵庫、奈良、大阪)の7都市で開催します。

    【講師プロフィール】
    生物理工学部 生物工学科 教授 鈴木 高広(すずき たかひろ)
    学   位:博士(農学)
    専門分野 :食品化学、応用微生物学
    研究テーマ:エネルギーと食糧自給率、温室効果ガス削減、休耕地活用やTPP農業対策のために芋の空間栽培とバイオマス発電を研究しています。福島除染復興支援、化粧品のナノリスクの研究も行っています。

    生物理工学部 遺伝子工学科 教授 三谷 匡(みたに たすく)
    学   位:農学博士
    専門分野 :非線形科学、生体情報工学
    研究テーマ:クローン動物や幹細胞について研究しています。特に、分化した細胞をリセット(初期化)する仕組みや幹細胞を未分化で維持する仕組みについてです。大学発ベンチャーの取締役も務めています。

    【関連リンク】
    生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広(スズキ タカヒロ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/146-suzuki-takahiro.html

    生物理工学部遺伝子工学科 教授 三谷 匡(ミタニ タスク)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/489-mitani-tasuku.html

    昨年の公開講座の様子
    昨年の公開講座の様子

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