「もし余命3ヶ月と言われたら、あなたならどうしますか。」~6月28日(土)根津で【デストーク】イベント開催~

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    2025年6月28日 23:10
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    日本デス活協会代表で公認心理師の吉田英史は2025年6月28日(土)に伝承館「直会」(所在地:東京都文京区根津2-34-24)で実施される【デストーク】イベントに登壇します。デス活は、お菓子を食べながらカジュアルに「死」について語り、「生きる」を考える活動です。
    デス活HP:https://www.deathkatsu.com/

    ■【デストーク】イベント概要

    日時:6月28日(土)

    会場:伝承館「直会」 (住所:文京区根津2-34-24)

    参加費:2,000円(ドリンク1杯付き)現地払いのみ

    第1部 15:00~15:30 「メメント・モリー」に関するトーク

    吉田氏が聞き手となり、Maiko氏から「死を常に意識すべし(メメント・モリー)」という古代ローマの思想について伺います。

    第2部 15:30~16:00 聴講者参加型のワークショップ

    「もし余命3ヶ月と言われたら、あなたならどうするか?」をテーマに、当日聴きに来てくださった皆さんにも、その場でいくつかのグループに分かれていただき、グループワークを行う予定です。

    ■登壇者

    Maiko
    Maiko

    【プロフィール】

    古代ローマの韻文を専門とする文学者。主に首都圏をベースに様々な教育機関で、古代ローマの文学や社会、ギリシャ・ローマ神話に関する授業を行っている。「メメント・モリー」は自身の人生のモットー。旅と猫と、チョコミント(味も色も!)をこよなく愛する自由人。

    【Maiko氏 コメント】

    「メメント・モリー」という考え方は、「死(終焉)」を意識することによって「生(今)」を大切にして精一杯生きよう、という考え方で、今で言うところの「マインドフルネス」に通じる思想です。現代社会においては「死」を語ることがある種のタブーとされ、「話しづらい/話してはいけないこと」として扱われる風潮があるように思われます。タブー視することで「死」から切り離されてしまった私たちが「死」を身近に感じる機会は、古代の人々に比べると非常に少ないと言えるでしょう。しかし「死」は最終的に誰にでも必ず平等に訪れるものであり、本来「自身の死」について、常日頃から目を背けることなく冷静かつ客観的に考え、あらかじめ準備をしておくことは望ましいことだと言えます。今回のワークショップでは、現代の私たちよりもずっと死を身近なものとして感じざるを得なかった環境に生きた古代ローマの人々が、「死」というものをいかに前向きに捉え、今を生きるための道標としてきたかということに着目します。この思想に触れることによって、参加者の皆さんご自身もまた「死」に思いを馳せ、これから先の一瞬一瞬を大切に生きるためのきっかけを提供できれば、と考えています。

    吉田英史
    吉田英史

    【プロフィール】

    公認心理師として地域や学校等の公的機関で対話する場をつくる活動に従事。また「なみだ先生」という肩書で泣いてストレス解消する活動「涙活(るいかつ)」を提唱し、各地で涙活する場もつくっている。元高校教員(情報科・英語科教員免許所持)。日本デス活協会代表。

    【吉田氏 コメント】

    私は「デス活」という名称で、お茶やコーヒーを飲んだり、お菓子を食べたりしながら、気軽にカジュアルに死について語る活動を各所でやっています。日常生活で死について語る機会はそれほど多くありません。しかし家族や身近な人が病気を宣告される、突然亡くなるなど予期せぬタイミングで死に直面することは少なくないでしょう。自分自身にも事故や病気などで死が突然訪れることもあるでしょう。このような事柄は誰であってもつらいことだと思います。ただ一般的には「死=タブー」とされているので、気軽に語ることが難しいし、そんな場所もありません。もし死についてカジュアルに語れる場があれば、もっと死を意識することができる。その結果として、生き方やライフスタイルを見つめ直すことにつながるのではないか、というのが「デス活」をやる一つの社会的意義になっていると感じています。今回、古代ローマの人々の考えに通底していた「メメント・モリー」という考え方を文学者のMaikoさんに詳しくお聞きし、その後参加者の皆さんで「メメント・モリー」という言葉を基軸にして対話していくということを考えています。

    ■過去のデス活実施の様子やインタビュー記事

    ・死についてカジュアルに語り合う「デス活」 鎌倉でワークショップ(2024年9月17日鎌倉経済新聞より)
    https://kamakura.keizai.biz/headline/536/

    ・死を語ることは「生きる」を考えることにつながる。死を“カジュアル”に語る場「デス活」とは?(2025年1月16日日本財団ジャーナルより)
    https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2025/107807/social_issues

    ・死にカジュアルに向き合う 「デス活」(2025年4月7日 毎日より)
    https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20250404/pol/00m/010/005000c

    ・死について話す「デス活」 なにが起きるか(2025年5月7日 毎日新聞より)
    https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20250506/pol/00m/010/004000c

    ・死と涙 「デス活」「涙活」 みな話したい、泣きたい(2025年5月12日  毎日新聞より)
    https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20250509/pol/00m/010/010000c

    ・【デス活】死をカジュアルに語り合う場?様々な人が参加するリスクは?(2025年6月13日  アベプラより)
    https://www.youtube.com/watch?v=UCn3qsSTloI

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