ユビキタス社、IoTサービスの早期実現を可能にする「IoT開...

ユビキタス社、IoTサービスの早期実現を可能にする 「IoT開発キット」を5月20日より提供開始

~IoTサービス開発用のデバイス、組込みソフト、 クラウドプラットフォーム、Webアプリケーションを セットで提供~

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐野 勝大、以下 ユビキタス社)は、IoTサービスの開発をより短期間で実現するための「IoT開発キット」の提供を2016年5月20日(金)より開始します。 

「IoT開発キット」提供イメージ
「IoT開発キット」提供イメージ

株式会社ユビキタス
http://www.ubiquitous.co.jp/
IoT開発キット 製品詳細
http://www.ubiquitous.co.jp/products/clo/dalchymia/#kit/


近年、モバイル・ブロードバンドなどのインターネットインフラと、スマートフォン等の高機能なデバイスの急速な普及を背景に、クラウドやビッグデータを活用したサービスが加速度的な広がりを見せています。
特に注目されているのが、自動車、家電機器、日用品、建物、医療機器、農業関連機器等あらゆる「モノ」にセンサや通信機能を搭載して行われるIoTサービスです。国内IoT市場規模は、年平均成長率が32.8%、2014年度の1,733億円から2019年度には7,159億円に達する(※1)と予測され、いずれの業界でもコスト改善や製品・サービスの付加価値向上、競合との差別化に役立つとされるIoTサービスの迅速な開発が求められています。

「IoT開発キット」は、IoTサービスの検討から商用化までの期間を短縮するために、組込みソフトウェア、クラウドプラットフォーム、Webアプリケーションをセットで提供する開発キットです。IoTサービスの構築に必要となるデバイスのネットワーク接続用ライブラリを含む基本的な製品やソフトウェアが揃っているため、迅速に試作や検討ができ、低コストで効率的な開発に役立ちます。


「IoT開発キット」提供イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/98174/img_98174_1.jpg
※赤枠内:IoT開発キットに含まれるサービスおよびソフトウェア


なお、5月20日の提供開始に先立ち、2016年5月11日(水)~13日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第5回 IoT/M2M展【春】」ユビキタスブース(小間番号:西3-35)内で「IoT開発キット」を紹介する予定です。
(「第5回 IoT/M2M展【春】」ホームページ: http://www.m2m-expo.jp/ )

ユビキタス社は、今後もさらに多くのパートナー企業との連携を進めるとともにIoT開発を進める企業に役立つ技術力や製品を強化、拡充し、IoT分野における積極的な事業展開を図ってまいります。


■「IoT開発キット」製品概要
「IoT開発キット」は、IoT機器を開発するためのOSとネットワークプロトコルスタックが一体化したSDK「Ubiquitous Network Framework」(評価版)、IoTクラウドプラットフォーム「dalchymia」(評価利用版)、それらに対応するデバイスの機器管理や遠隔制御、取得データの可視化を行うサンプルWebアプリケーションで構成されています。
センサやゲートウェイ機器等の動作確認済み対応デバイスと組み合わせて利用することで、すぐにIoTサービスの試作、検討ができます。
今後も対応デバイスを順次追加し、IoTサービスの検討・試作の幅がさらに広がるようサポートしてまいります。
(製品詳細: http://www.ubiquitous.co.jp/products/clo/dalchymia/#kit/ )

<特長>
・IoTサービスの検討から商用化までの期間を短縮するためのトータルパッケージで提供
・1ヶ月(30日間)、商用ベースのソフトウェア・サービスを安価に試用可能
・検討・試作開発した製品とサービスを無駄にせず商用化フェーズに移行可能

<利用期間と価格>
販売価格       :1セット 98,000円(税別)
利用期間       :1ヶ月(30日間)
利用期間延長オプション:3ヶ月(90日間) 198,000円(税別)

<製品構成>
・dalchymia(評価利用版 ※2)
認証、データ収集・蓄積・可視化、デバイス管理・制御といったIoTで必要不可欠な機能をWeb APIとして提供するIoTクラウドプラットフォーム

・Ubiquitous Network Framework(評価版 ※2、※3)
マルチスレッド対応カーネル「Ubiquitous Kernel」、各種ネットワークプロトコルスタックとdalchymiaのWeb APIを利用可能にする通信ライブラリで構成された組込み機器向けのSDK

・dalchymia接続ライブラリ
デバイスとdalchymiaを接続するためのライブラリ

・サンプルWebアプリケーション
kintone(※4)上で動作するデバイス管理・制御、取得データの可視化を行うサンプルWebアプリケーション

・Node-RED(※5)用dalchymia連携ノード
ノンプログラミングで簡単にdalchymiaからのデバイス情報取得、データの入出力を行えるNode-RED用ノード

・クイックスタートガイド
IoT開発キットと対応デバイスの基本的な使い方が記載されているクイックスタートガイド

<動作確認済み対応デバイス>
種別  :センサデバイス
製品名 :SensorTag
メーカー:日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
通信方式:Bluetooth Low Energy

種別  :センサデバイス
製品名 :Kibo
メーカー:株式会社マクニカ
通信方式:無線LAN

種別  :開発ボード
製品名 :STM3220G-EVAL
メーカー:STマイクロエレクトロニクス株式会社
通信方式:有線LAN

種別  :ゲートウェイ
製品名 :Armadillo-IoT
メーカー:株式会社アットマークテクノ
通信方式:無線/有線LAN、3G/LTE

種別  :無線LAN対応SDカード
製品名 :FlashAir W-03
メーカー:株式会社東芝
通信方式:無線LAN

※上記デバイスは、開発キットに含まれていません。別途、購入が必要です。
(購入先情報: http://www.ubiquitous.co.jp/products/clo/dalchymia/#kit/ )


※1:2016年1月20日 株式会社MM総研「IoT(Internet of Things)の国内市場規模調査」
( http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120160120500 )
※2:1ヶ月(30日間)の利用期間限定版。オプションで利用期間延長が可能です。
※3:フリーコンパイラの「GNU Compiler Collection(GCC)」とIARシステムズ株式会社の業界最高水準のコンパイラをベースとした商用の統合開発環境「IAR Embedded Workbench」にて生成された2つのバイナリを提供します。
(IAR Embedded Workbench ホームページ: https://www.iar.com/jp/iar-embedded-workbench/ )
※4:サイボウズ株式会社のクラウド型ビジネスアプリ作成プラットフォーム。サービス利用には、別途サイボウズ株式会社との契約が必要です。<30日間 無料お試し版有り>
(kintone ホームページ: https://kintone.cybozu.com/jp/ )
※5:ハードウェアデバイス/APIおよびオンラインサービスを接続するためのアプリケーションをノンプログラミングで簡単に作成できるオープンソースのアプリケーション開発ツールです。
(Node-RED ホームページ: http://nodered.org/ )


※「dalchymia(ダルキュミア)」は、株式会社ユビキタスの登録商標です。
※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


■株式会社ユビキタス(証券コード:3858)について
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術、IoT(Internet of Things)時代に向けたクラウドプラットフォームなどの多数のソフトウェアとサービスを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

本社所在地 : 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL    : http://www.ubiquitous.co.jp/


■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
■株式会社ユビキタス 事業本部 コネクティビティ事業部 事業企画部
担当 : 橋本
TEL  : 03-5908-3451
E-Mail: sales_info@ubiquitous.co.jp

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