「調達戦略改善機会発掘サービス」の開始と先着10社様限定無料キャンペーンの実施について

    企業動向
    2008年11月12日 09:30
    企業向けに調達・購買ソリューションやコンサルティングを手掛ける株式会社 戦略調達(本社:東京都港区、代表取締役社長:中ノ森 清訓)は、最先端の調達・購買ソリューションである対話型電子見積を活用した新サービス「調達戦略改善機会発掘サービス」を開発、その提供を開始します。 お客様は、このサービスを活用することにより、 1.最善の仕様や取引条件、取引先、価格で取引するための改善機会を発掘 2.更なるコスト低減を図るための開発購買の具体的課題を発掘 3.サービスの拡張オプションを利用すれば、更なる調達戦略の検討ツールとしてその日から活用 4.集中購買や共同購買の効果、M&Aの調達・購買・物流におけるシナジーの検証にも効果 など、対話型電子見積が持つ調達戦略シミュレーション機能の圧倒的なパワーを、非常にリスクの少ない形で体感して頂けます。 本サービスの提供に合わせて、先着10社様限定の無料キャンペーンを実施し、弊社では、初年度(2009年12月末時点)で、キャンペーン対象の10社を含めて50社への提供を計画しています。 ■本サービス開始の背景 原油や金属など素材価格の乱高下やサプライヤの偽装など、調達環境はますます厳しくなっています。 企業の調達・購買、物流での取引先の決定においては、価格だけでなく、品質・安定供給・リスク管理など、様々な要素を検討する必要があり、対話型電子見積のような取引先の選定結果を容易にシミュレーションできるソリューションが登場するまでは、現在の取引が最善のモノ・サービス、サプライヤ、価格であることを確認・説明する方法がありませんでした。 調達・購買や物流における取引先の決定の特徴は、品目や提案が増えると、検討しなければならない選定シナリオが爆発的に膨らむことにあります。 例えば、取引先3社を対象に10品目の見積や提案を取得した場合、複数社との取引も考えられ、7^10(*1)で約282百万通りの可能性があります。加えて、複数品目に亘る二つのボリュームディスカウントが出された時には、7^10×4で約11億通りの可能性があります。そのため、担当者の経験や勘に頼る、取引先からの提案を受け付けないといったこれまでの方法では、多くの取りこぼしが生じています。 (*1)3社をそれぞれA、B、Cとした場合、1社と取引するとした場合の3通り、AB、AC、BCの2社と取引 するとした場合の3通り、3社全てと取引するとした場合の1通りがあり、全てを合わせた7通りと10品目の見積、提案との組合せを計算 本サービスでは、対話型電子見積のあらゆる品目・サプライヤ・提案の組合せを確認し、トータルコストが最小となるものを瞬時に回答する機能を活用し、そうした取りこぼしがどこで生じているのかや、開発購買による中長期的な改善機会を見出します。 ■本サービスの特徴 本サービスは、以下の4つのステップで構成され、特に、量産品における汎用的な原材料・部品、MRO、販促関連の印刷・制作物、トラック輸送、海運、空運などの物流サービスにおける取引の改善機会の発掘に有効です。 ステップ1:取引先との交渉・選定過程のモデル化 本サービスでは、米国CombineNet社が開発した戦略調達支援ソリューション「対話型電子見積」を活用して、お客様の取引先との交渉ならびに選定過程を弊社にてモデル化します。お客様は、取得した見積と選定結果を弊社所定のフォーマットで提供して頂くことと、見積と合わせて提出された提案と、選定にあたって考慮した戦略や制約をご説明頂くのみです。 ステップ2:お客様の選定結果を再現 このモデル上で、お客様の選定結果を再現します。これとステップ3のお客様の調達戦略に基づく選定結果や、ステップ4のぎりぎりまでコスト低減を図った時の選定結果とを比較し、調達戦略の改善機会を発掘します。 ステップ3:お客様の調達戦略に基づきトータルコストが最小となる取引先の選定結果をレポート 対話型電子見積の組み合わせ演算処理技術を用いて、お客様の調達戦略や制約を反映したシナリオの下、あらゆるサプライヤと品目の組み合わせをシミュレートし、トータルコストが最小となるサプライヤと品目の組み合わせをレポートします。本来であれば、これはステップ2の結果と一致しますが、調達・購買や物流における取引の決定では、検討すべき組み合わせが膨大になるため、その決定を思い込みや経験、勘に頼って行いますとズレが生じ、そこに改善機会があります。 例えば、取引先3社を対象に複数品目の見積や提案を取得した場合、5品目で7^5で約17,000通り、10品目で7^10で約282百万通りの可能性があります。 加えて、複数品目に亘るボリュームディスカウントの提案があった時には、それを適用した場合と適用しなかった場合の2通りがあり、7^10×2で約565万通り、二つのボリュームディスカウントの時には、提案1と提案2を個々に適用した時、それら両方を適用した時、何れも適用しなかった時の4通りの提案が考えられ、7^10×4で約11億通りの可能性があります。そのため、従来のように、担当者の経験や勘に頼る、提案を受け付けないといった方法では、多くの取りこぼしが生じています。 ステップ4:ぎりぎりまでコスト低減を図った時の取引先の選定結果をレポート このステップでは、取引先からの見積・提案を基に、ぎりぎりまでコスト低減を図った時の取引先の選定結果をレポートします。この選定結果は、お客様の戦略、仕様、事業上の要請や制約などから、現在の選定結果とは大きく異なります。このレポートにより、戦略、仕様、事業上の要望や制約のどの部分がコスト低減の 障害になっているかが明らかになり、開発購買による改善機会を掴むことができます。開発購買は、多くの企業がどこから手をつけて良いか分からずに困っており、本サービスはそうした状況の打破にも役立ちます。 ■価格および納期 ・サービス提供価格:210万円(税込み) ・納品時期:データならびに選定プロセス確認後、2週間を目処 ・オプション(無償キャンペーンの対象社様でもご利用頂けます) ―年間475万円/年(税込み)のライセンス契約により、更なる調達戦略の検討ツールとして、自社で自由に活用。対話型電子見積はSaaS型のサービスですので、インターネットにアクセスできる環境さえあれば、契約頂くその日からご利用頂けます。 ―追加の調達シナリオの検討などを弊社で実施することも可能です。 ■先着10社様限定無料キャンペーン 本サービスの提供に合わせて、先着10社様限定の無料キャンペーンを実施します。 キャンペーン対象社様は、210万円のサービス提供価格が無料となります。 キャンペーンは、2008年11月12日より開始します。 【会社概要】 会社名 :株式会社 戦略調達 代表者 :代表取締役社長 中ノ森 清訓 所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階 設立  :2007年12月 事業内容:お客様の「最善の調達・購買」を実現すべく、中国、米国、欧州、中南米をカバーするグローバルソーシングネットワークと、戦略調達・最適購買を支援するソリューション群、コンサルティングノウハウを基盤に、広く調達・購買・SCM関連サービスを提供しています。 <主要事業> 1.コンバインネット 対話型電子見積の日本、韓国における総代理事業 2.調達・購買・物流パートナー選定業務に関わるコンサルティング、組織設計、プロセスの改革および改善、調達・購買ソリューションの導入 3.戦略調達業務代行・アウトソーシング URL: http://www.samuraisourcing.com/
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    株式会社 戦略調達

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