GODプロデュース SIZUKU初のアコースティックワンマンライブ「軌跡と奇跡のハーモニー」が大盛況で終演
ゲストのGODとの息もぴったり!笑いと涙と感動の一夜に
当日は冷たい雨が降る中にもかかわらず、会場は満席。約1ヵ月前のチケット完売後もキャンセルがほとんど出ないほどの大盛況となりました。


本ライブはSIZUKUが自ら企画したもので、会場選びから演出、セットリストまで、全て本人主導で行われました。GARBA HALLは西洋風のノスタルジックな雰囲気で、まるでクジラのお腹にいるようなデザインホールです。



テーマはタイトルの通り「軌跡と奇跡」。SIZUKUの人生を音楽とトーク、映像でたどる構成で、当時の映像や写真も交えながら、幼少期から現在までの歩みをリアルに感じられ、SIZUKUの人となりがよくわかる内容でした。
まずは10月13日まで開催されていた大阪・関西万博ネパール館のテーマソング「In The World In Nepal」で始まり、生まれた頃のヒット曲から「個人授業」を披露。小学4年生の時に吹奏楽部に入部し、クラリネットを頑張り、コンサートマスターになり、その後、全国大会に出場し文部大臣賞を受賞、アマチュアトップコンサートに出演し宝塚大劇場で演奏した経験などを話すと、会場からは「おおっ~!」と歓声が上がっていました。そのクラリネットで「星に願いを」を演奏し、素敵な音色を披露しました。中学2年生になり、音楽の先生に音大受験を薦められ、音大入学を目指し、音大に入学するも、その競争心の高さに心が折れ、この先どうすればいいのか?と悩んでいた事も明かし、その当時のヒット曲「ぼくたちの失敗」ではウクレレとSIZUKUの繊細なウィスパーボイスに観客は息をのむほど静まり返りました。


ここでゲストのGODがマイざぶとんを持って登場!関西弁での漫才のようなトークが炸裂。伊丹出身のSIZUKUと尼崎出身のGODの息の合った掛け合いに、会場は笑いの渦に包まれました。


SIZUKUがどのようにしてGODと出会い、どうして共に活動を始めたのかがよくわかるエピソードが披露されました。そのきっかけとなった曲「TOMORROW」をSIZUKUが、ゆかりの場所にちなんだ「雨の御堂筋」をGOD&SIZUKUで披露すると、客席では「GODも歌うんだ!」と驚いている人もいました。

2002年にはアメリカからレイ・パーカーJr.やシェリル・リンを日本に招いて、外国人バックバンドと一緒に世界平和を願ってGODが作詞・作曲した「PEACE OF THE WORLD」コンサートを行い、本番前に意思疎通の難しさから、GODとバンドメンバーが取っ組み合いのけんかになった事、SIZUKUの愛猫「ルカ」が扁平上皮癌になり余命宣告され、せめて私の誕生日までは生きて私と一緒にお祝いしてねと願うSIZUKUに、余命いくばくもないルカがその願いを叶え、誕生日を無事お祝いし、日付が変わった途端に虹の橋を渡ったというエピソードが披露され、その実話をGODが歌にしてSIZUKUにプレセントした曲「LUKAと私のForever Story」が披露されました。この曲はSIZUKUにとっては特別な曲で、この曲を歌うとルカを思い出して歌えないという理由で、ルカの死から2年以上経過してやっと作品として出来上がったもので、そのSIZUKUの思い入れの強さからか、多くの観客が涙をぬぐいました。
その後も、節目にスポットを当てたトーク、SIZUKUのソロ、GOD&SIZUKUでの曲などを披露し、特別ゲストとして世界的ギタリストであり、GOD、SIZUKUとの3人ユニット「三神」のギタリスト高谷秀司が登場。SIZUKUのオリジナル曲「もう帰らない夏」を三神バージョンで披露しました。


終盤では、SIZUKUをサポートしてくれているGODファミリーの夏風巫和人、AILA、期君路参(石井ひとみ、齊藤義久、伊東和哉、嶋津美紀)、藤倉親宏、MANAが紹介され、SIZUKUのCDやポスター、グッズ、Mars Babyのぬいぐるみなどが当たる抽選会で会場は熱気に包まれました。





その後、SIZUKUは感謝の気持ちを込めた挨拶をし、ラストは、SIZUKU最大のヒット曲「心の中のエンジェル」(ワーナーミュージックグループADAより配信中)をウクレレで披露。【レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞】2023年7月度5位に輝いた名曲を力強く歌い上げ、ライブは感動のフィナーレを迎えました。
終演後、観客からは「SIZUKUさんの歌声にとても癒されました」「SIZUKUさんの歌で癒され、トークで笑い、免疫力爆上でした」「GODさんのMCが面白過ぎました」「GODさんの低音が素敵でした。歌が上手いです」「二人の掛け合い、ずっと見ていたいほど楽しかった」「歌声とウクレレの一体感がよかった」「SIZUKUさんとGODさんの歌のブレンドが最高でした」「ルカちゃんのお話と歌に涙が止まらなくなりました」「今後は定期的にライブを開催して欲しいです」「心のむくみがとれた感覚です」「クラリネットも演奏できるなんて、びっくりしました」などの言葉を貰い、
SIZUKUは
「想像以上にたくさんの方が感動してくださって、本当にうれしいです。今までのトラウマを克服できた気がします。次回、そして第3回と続けられるように頑張ります!」
GODは
「俺が歌うことを知らない人が多かったけど、今回で知ってもらえてよかった。SIZUKUと一緒に歌うのは本当に楽しい。また開催したいね」
二人は笑顔で語りました。


















