2026年 年頭所感
Coltテクノロジーサービス株式会社 代表取締役兼アジア営業担当バイス・プレジデント 大江 克哉(おおえ・かつや)
新年明けましておめでとうございます。
旧年中はお客様、パートナー企業様を始めとする皆様に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年は、日本において憲政史上初の女性首相が誕生したことに加え、より世界各地での地政学的脅威が高まった年、とも言えます。また、地球の温暖化も益々進む中、Sustainabilityへの取り組みが待ったなしといった状況です。
そのような中、弊社としては2023年より進めてきた西日本への自社ネットワーク拡張が一つの区切りを迎え、今年1月より正式に販売開始出来ることとなりました。東京―大阪間のネットワークに関しては、既存の北ルート、南ルートに加え、新たな第3ルートを開発中の他、大阪―福岡間は600km超の長距離ネットワークを展開、福岡・広島・岡山の3都市におけるメトロネットワーク構築、関西以西において、22拠点の新設を通じて地域インフラを強化している他、福岡をAI導入の主要拠点と想定しており、次フェーズでは海底バックホールへの接続も予定しております。
また、昨年10月には、NTT東日本様、NTT西日本様の「Interconnected WAN」を活用、
日本全国へのサービス提供開始を発表させて頂いており、これまで以上に日本全国の企業様、また日本に進出される外資系企業様や、日本から海外へのネットワークを一気通貫でつなげたい企業様へのご支援体制がより強固なものになりつつあります。
グローバル市場においては、日本のみならず、AI向けエッジ・データセンターの需要拡大による通信量の増大、Q-Day*接近に伴う量子暗号化技術の取得、活用の必然性、また業務の自動化、効率化を進める上でのNaaSを初めとしたXaaSの進展に深く関心を持っております。
*: 量子コンピュータが現在の公開鍵暗号方式(RSAなど)を解読できるほど強力になり、既存のセキュリティシステムが破られる日。
特に量子暗号化技術に関しては、昨年3月に東芝様を始めとした各社と耐量子計算機暗号の実証実験を実施した他、昨年6月にはHoneywell, Nokiaと低軌道衛星を活用した耐量子計算機暗号技術の試験運用に向けて提携し、Honeywell社とは今年も実証実験を続ける予定です。
弊社としてはこれらの量子暗号化技術を、まず弊社のバックボーンで実用化することを目指しており、同技術の弊社専用線サービス(Wave)への実装は昨年終わっております。これを基に、今年前半にはお客様向けのサービスにも活用したいと考えております。
また、NaaSに関しては、Coltが行った調査によると、1,500人のCIOのうち58%がAI需要の増加に伴いNaaS機能の利用を拡大していると回答しています。2026年以降、NaaSはAI時代の要求に応えるべく進化し、従来のデジタル体験を支える役割を超えていく他、次世代のNaaSは、インテリジェントで自動化され、成果重視型となり、AI駆動型企業にリアルタイム性能、適応性、自律性を提供すると考えております。
弊社もこれから、より良い技術とサービスを確かな信頼の元にお届けできるネットワーク・サービス・プロバイダになりたいと考えております。その為社員一同益々努力してまいりますので、皆様の変わらぬご支援、ご指導、ご鞭撻の程心よりお願い申し上げます。
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Coltについて:
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。
優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。
1992年の創業以来、Coltはお客様への深いコミットメントにより、’City of London (Telecommunications)‘の伝統と共に成長し、ロンドン市に根ざした企業から、40カ国以上で事業を展開するグローバル企業へと成長を遂げ、世界中に6,000人以上の従業員と80以上のオフィスを擁する企業へと発展しました。
Coltの顧客は、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、北米最大のビジネス拠点にまたがる230都市32,000の商用ビル、50以上のメトロポリタン・エリア・ネットワーク、275以上のPoP(アクセスポイント)を接続する広範なデジタル・インフラストラクチャから恩恵を得ています。
株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。
Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供に注力し、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人類、及び地球への責任を以て支援します。
詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。

















